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    さくま

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    さくま

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    このあとの展開(R-18パート)どうしよう?

    と、なったので3つの選択肢を用意しました。
    選ばれた選択肢を書くつもりです!
    というぶん投げです。

    ちなみに、ハエの実験などのくだりは、数年前に「ホンマで〇か!?TV」にて見た記憶があります……。確かこんな実験内容と実験結果だったはず……。浮気にメリットはあるか、一途は本当にいいのか、とか。

    #ドラロナ
    drarona

    ロナルドが退治人の仕事を終わらせ、事務所兼自宅へと帰ってきた。

    「ただいま、メビヤツ」

    入口にいるメビヤツを撫でてから帽子を預ける。
    メビヤツの顔を見てから、視線を前にやると机の上にデメキンの水槽が置いてある。

    「うおっ!?デメキン!」

    ロナルドは顔を赤くさせる。
    ドラルクとのえっちの約束3ヶ条の1つに、デメキンを事務所側に移動させることとある。
    つまりデメキンがここにいるということは、ドラルクはロナルドとえっちをする気でいるということだ。
    ドラルクがロナルドとえっちをしたいと思ってくれていることが素直に嬉しい。

    デメキンに一言二言挨拶をし、期待に顔が染まっているのを感じながら、自宅へと通じるドアを開ける。

    「ただいま、……ドラ公?」
    「おかえり!ロナルドくん」
    「誰!?」

    当然ドラルクがいると思っていたが、ロナルドの帰りを待っていたのは可愛らしい姿をした女の子だった。声まで可愛い。
    女の子はロナルドの反応を見て、満面の笑みを見せる。

    「どらどらちゃんだよー。可愛いでしょ!君の恋人の、えっちなお姉さんだよー」
    「もしかしてドラ公!?」
    「そうだよー、ロナルドくん。ちょっと興味深いことを知って、試してみたいと思ってね。さあ、試してみよう?レッツ・どらどら〜!」

    仕草まで可愛い女の子、もとい珍しく変身に成功したらしいドラルクだと分かる。
    今度は何を企んでいるんだ……。素直にえっちが出来ると喜んでしまった気持ちを返せ。
    そんな思いからロナルドは目の前にいるドラルクを軽く殴る。

    「痛いっ」
    「わっ、悪い」

    いつもはよく死ぬドラルクが死なずに痛がった。
    すぐ暴力に訴えるのはよくない。
    けど、どんな魔法を使ったんだ。あまりにもザコすぎるドラルクが死なないなんて。
    ロナルドが上手く言葉を紡げないでいると、ドラルクがロナルドの言いたいことを分かったように言う。

    「お祖父様に薬を頼んだんだよ。上手に変身ができて、死ににくくなる薬をくれませんかって」
    「二次創作定番のお祖父様」「君が言うとキャラ崩壊に繋がるんだよ」

    思わずメタ発言をしてしまった。
    ロナルドは深くため息をつく。

    「それで、興味深いことって何だよ」
    「私も聞きかじったことをふと思い出しただけだから、情報元のことを忘れてしまって本当かどうかを確かめる術がないことを念頭に置いて聞いてほしい。
    ロナルドくん、実はね……」

    まじめな顔つきで話を切り出そうとするドラルクに嫌な予感がする。
    変わったえっちをしようと計画しているときのドラルクは前置きがやけに長い。
    可愛い女の子に変身している時点で、変わったえっちをしようとしているのは分かりきったことだが。

    「人間ってハーレムだと長生きするし、精子の量が増えるみたいなんだよ」
    「……は?」
    「つまり、自分の子孫を残そうと本能が高まるらしいんだ。でもそれは人間に限った話で、実験はハエだったんだけど。ハーレムをつくったオスのハエ1匹。オスとメス1匹ずつ。それぞれ別にして実験すると、ハーレムのハエは明らかに短命だったらしい。
    人間は一途を美徳としているが、何人もえっちをする人がいる人の方が精子の量は減らず、生涯ただ1人を貫いた人は精子の量が減っていくらしいんだ」

    どんな研究だ、それは。
    なぜ人間とハエを比べるんだ。
    そもそも本当にあった研究なのか。

    「それを踏まえて言うね。
    ロナルドくん好みの年上のえっちなお姉さんだぞ。私とえっちしない?」
    「何でその姿なんだよ!いつものドラ公でいいじゃねぇか!」

    ロナルドくん、人の話を聞いてたか?
    浮気はさせられないが、いつもと違った姿だと脳が別人と錯覚して、精子の量が増えないかとドラルクは思ったのだが。

    「それはいつもの私で満足しているということだよね?」
    「うっ……。ま、まぁ、はじめて、は、確かにちょっとびっくりしたけど……。でも、あの、毎日したいな、と思う程度には、ドラ公との、……えっち、は、好きだよ……」

    恥ずかしそうに視線を逸らしながら言うロナルドは本当に可愛い。
    そうかそうか。私とのえっちに満足しているのか。

    「畏怖〜!いま私の畏怖欲と恋人としての達成感や満足感が満たされている!」
    ロナルドくんは本当に可愛いね!私のことをよく理解して嬉しい言葉を言ってくれる」

    顔を逸らしてはいるが、「可愛い」という言葉にロナルドが喜んでいることが分かる。
    ロナルドはドラルクから「可愛い」と言われることが好きだ。

    「でもこれとそれとは話は別で。やっぱりこの私とえっちしよ?」
    「いや……」
    「何で!?」

    おかしい。流されルドくんが、なかなか流されない。
    私からの可愛い可愛い発言を聞いても流されないなんておかしい。
    流されルドくんは、ちょろルドくんじゃなかったの。

    「だってそもそも見た目が慣れねぇし」
    「おぎゃぴー氏のキャラデザだぞ!?」
    「知らねぇよ!!」
    「もう!こうなったら、えい!!」

    なかなか首を縦に振らないロナルドに、ドラルクはイライラする。
    どんな姿であろうと、ドラルクはドラルクであるのに。
    ドラルクはロナルドの手を取り、気持ち程度にふくらんだやわらかい胸に押しつける。

    「なっ……!?」

    ロナルドは真っ赤な顔になり、無意識に胸を揉む。
    初めて触るやわらかい感触に、ぴくりとペニスが反応する。
    それにドラルクが気づかないはずが無く。

    「可愛い〜!ロナルドくん、がんばって寄せてあげてつくっているのも良いって言ってたもんね!お姉さんにおっぱい揉ませて欲しいし、胸を手のひらに押しつけられたいって!どう?お姉さんのおっぱいだよ〜。嬉しい?」

    分かりやすくご機嫌のドラルクに、これ以上ないほどロナルドは真っ赤になる。

    「あの、ドラルク……!お、俺、多分お前に挿れられない……!」
    「え」

    急になに言い出すんだ。
    これはドラロナであって、ロナドラではないのだよ、ロナルドくん。
    おっと、またメタ発言をしてしまった。失敬。

    「好みじゃないって言ってるわけじゃないんだ!ただ、あの、緊張して、挿れようとした瞬間、多分萎える……。だから!」

    ロナルドの発言に、ドラルクは察する。
    なるほど、ロナルドくんがこの姿の私とえっちをしたがらないのは、女の子の身体に上手く挿れられないんじゃないかと不安がっているわけだ。
    言いたいことは分かった。でも。

    おもしろくないなぁ……。
    ドラルクは少し機嫌が悪くなり、声が冷ややかになる。

    「何言ってるの、ロナルドくん。君はこの姿の私に、えっちなお姉さんである私に、組み敷かれて、私の手によってイかされて、良いようにされて、いつもみたいにとろとろになっちゃうんだ。君はもう一生童貞だよ。挿れさせるものか。女の子の味を覚えられたらたまったもんじゃない」
    「そ、それってつまり……。俺におもちゃをつっこむってこと……?!」
    「……………………はい?」

    どうしてそうなった。
    どうしてそこでおもちゃが登場するんだ。

    「だってお前に挿れないんだったら、俺につっこむってことだよな?でも今のお前、可愛い女の子だし。すると俺につっこむのなんておもちゃぐらいしか無いよな?でも俺、ど、ドラルクの、……が、挿れ慣れて安心するから、おもちゃは嫌だ……」

    ロナルドは天然だ。
    ドラルクが全く予想していなかった言葉を狙っていないのに言う。
    しかもこれで顔が良いんだから、気が気じゃない。
    ドラルクは長く長く、息を吐く。

    このハイパー可愛いどらどらちゃんにちんちんがついていると言ったらどんな反応をするんだろう?
    ふんわりスカートで良かった。
    もしいつものようなズボンなら、きっとすぐに硬く反応していることがバレていたに違いない。
    それにここまでおもちゃは嫌だと言われても、今後結腸責めをしたいから開発のためにエネマグラを買っている。
    そしてジェントル違反だと分かっているが、完全に人払いした状態で、ロナルドくんにおもちゃを挿れたまま夜道を歩かせたいと思って、数種類買っているし。
    一瞬でも、私だとしても女の子を抱くことを想像したから、当初の計画と趣旨が変わってしまうが、おしおきえっちでもいいかもしれない。
    さぁ、どうすべきか、この若造……。

    ▹おもちゃを挿れる
    ▹女の子でつっこむ
    ▹元の姿でおしおきえっち(怒っているフリ)

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