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    さくま

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    さくま

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    #ドラロナ
    drarona

    昨夜も“仲良し”したドラロナガチャリ。
    ドアノブが回り、玄関の扉が開く。

    ドラルクが目を覚ますよりも先に出かけていたロナルドが帰ってきた。
    退治人の衣装を着ていることから、早めに仕事へと出かけていたようだ。

    「おかえり、ロナルド君」
    「おう、ただいま」

    ロナルドがドラルクの横を通り過ぎる際、微かだが汗と紛れてふわっと違う匂いがした。

    これはまさか……。

    「ドラ公ー。今日の飯は……」
    「ねえ、ロナルド君」

    退治人の衣装を脱いでいる途中のロナルドに、ドラルクは後ろから抱きつくような体勢になり、耳元で囁くように話す。

    「昨夜も、気持ち良かった?」
    「はぁっ?!」

    ドラルクの言葉に、ロナルドは顔だけでなく耳や首までも真っ赤に染めた。

    「今日一日中、この匂いさせてたの?
    私たちが昨日の夜、“仲良し”した証拠の匂い」

    ロナルドのズボンへとドラルクの手が伸びる。

    「ロナルド君と、私の、精液が、混ざり合った匂い」

    まるで昨夜の出来事の延長線のようなドラルクの声と仕草に、ロナルドは期待の意を込めてごくっと唾を飲む込む。

    それをドラルクが見逃すはずもなく。

    「ねえ、ロナルド君。
    昨日のこと思い出して勃ってきちゃった?」

    ロナルドの膨らみかけたズボンの輪郭を確かめるように触る。

    「責任取ってあげるから、いまからまた“仲良し”する?」

    吸血鬼退治人の仕事も予想以上に早く終わった。
    そしてロナルドの期待に応えようとしてくれたドラルクの誘いを無下にはできなかった。
    最も、きっかけをつくったのはドラルクだったが。

    「……………………する」

    ロナルドの消え入りそうな小さな声に、ドラルクは満足気に口角を上げた。
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    tsugu_tsugu1123

    MAIKING逆転ドラロナの甘いだけの話を書きたいなぁと思って・・・。ページ数すげーーーー少ないかもしれませんができたら本にしたい・・・書き上げられればの話ですが(弱気)年齢制限ありにするかなしにするかまだ迷っている。
    タイトルは以前やった診断メーカー様より。
    https://twitter.com/tsugu_tsugu1123/status/1382685882910662662?s=19
    はちみつよりも少し甘い 吹き抜ける夜風に目を細めて、ロナルドは乱れた銀髪を撫で付けた。
     眼下に広がるビルの谷間に視線を這わせ、「どこだ……?」と、呟く。
     夜と同じ色の漆黒のマントを風にはためかせながら地上を見渡し、目を凝らした。月明かりも人工の明かりも届かない暗闇に向かって、その隅々まで見逃すまいと気配を探っていると、ある路地の奥に蠢く影を見つけ、青い瞳がきらりと輝く。
     「いた!」
     一声叫ぶと同時にトン、と軽くビルの屋上を蹴って宙に身を投げ出す。ひゅうひゅうと風を切り裂いて落下しながら、四肢にざわざわと銀色の獣毛が生え、肉体の形が変形して行く。口元の牙はますます大きく尖り、頭には獣の耳が生え、腰からにょっきりと尻尾がつき出す。地面に降りるまでの一瞬の間に、ロナルドは一匹の狼に変身していた。
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