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    Lei

    @PkjLei

    妄想や幻覚を捏造たっぷりで書いてます

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    Lei

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    ヴァロで2強のほえる兄弟に爆萌えしたときに見た学パロ幻覚
    とても短い

    阿吽「シュウ~!今日あそこ行こうよ」
    「いいね。久しぶりにやろう」
    兄弟だけしか分からない会話に近くにいたアイクは頭に?を浮かべた。
    「あそこってどこ?僕もついていってもいい?」
    「もちろんだよ!でもあれ2人でしか出来ないはず…」
    「交代でやればいいでしょ」
    なんだかよく分からないが2人でやるものらしい。放課後校門で待ち合わせねと言われ了承する。全くもって何をするのか説明がないが、まぁミスタだけでなくシュウもいるのだからそんな変な事ではないだろうと思うことにした。
    そしてやってきた放課後の時間。ルカは部活、ヴォックスは家庭の用事で残念ながら一緒に行くことは出来ず、3人で行くことになった。2人が向かっていった先は駅前のゲームセンターだった。5人で遊びに来たことはあるが、一体ここで2人は何をするのというのだろうか。
    「とりあえず1回ね」
    「うん。アイク、次俺と交代しようね~」
    2人が前に立ったのはガンシューティングゲーム。協力プレイが出来るらしく、荷物を置いて腕まくりをした2人が画面の前に立つ。シュウがコインをいれ、画面が明るくなる。スーと息を吐いたミスタが画面に向かって銃を構える。真剣な2人の目に、ゴクリと唾を飲み込む。そこからはあっという間だった。
    画面のいたるところからワラワラと現れるゾンビ達。それは的確にヘッドショットしていく2人。ゾンビが近づいて殴ろうとするが、ダメージを負う前に殺されていく。2人は言葉も交わさず、阿吽の呼吸で敵を殺戮していく。それぞれのリロードのタイミングでカバーに入っているのを見た時には、OMGとつぶやいてしまった。開いた口がふさがらないとはこのことだろう。2人がこのタイプのゲームをするのは初めて見たし、まさかこれほどまでに上手いとは思っていなかった。画面いっぱいに浮かぶCLEARの文字。2人の雰囲気が一気に柔らかくなる。
    「いえーい!」
    ハイタッチして喜び合う2人はいつもの様子だが、正直それどころではない。
    「どうしたのアイク。鳩が豆鉄砲を食ったような顔して?」
    きょとんとした顔で見つめてくる。2人ともなんでそんなに普通なの?え、僕が知らなかっただけでこれが普通なの?
    「2人とも上手すぎるでしょ!初めてみたんだけど!」
    興奮のままに聞けば、幼い頃からちょくちょく2人でこのタイプのゲームをやっていたらしい。それにしたって上手すぎるだろう。アイクもやろうよと言われたが、2人のプレイを見た後ではやる気になれない。
    「2人の凄すぎるのを見た後に僕にやれって?恥かくだけでしょ」
    「フォローする!分かんないことも教えるから!」
    「そうだよ。だから一緒にやろ?」
    わんこのような顔をした2人に頼まれてしまえば、断ることもできない。シュウと交代して、ミスタとプレイする。横からシュウがアドバイスをしてくれる。ダメージを少し食らうが、ほとんどの敵をミスタが屠っていくので僕はフォローするだけだった。ただどんどんと倒れていく敵を見るのはやはり気持ちがいいし、気分が高揚していく。画面にCLEARが現れた時には、すっかりこのゲームにはまってしまったのが分かった。
    「アイク、ナイス~!」
    「アイク上手!」
    ミスタがぎゅーと抱きついてきて、シュウとはハイタッチをする。
    「2人がサポートしてくれたからね」
    そういえば2人はえへへと嬉しそうに笑う。
    「それより!他にも色々やろうよ。僕プロジェクトディーバやりたい」
    「いいね。ミスタもやろ」
    「OK!」
    荷物をまとめて移動する。楽しい放課後はこれからだ。
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    Lei

    DOODLE🦊の方が一枚上手な🦁🦊
    傾国ミスタ・リアスという男は自己評価が低い。様々な才能に溢れているのに、仲間たちやリスナーからの褒め言葉をちっとも受け取ろうとしないそんな男だ。しかし厄介なことにミスタは、ミスタ・リアスという外見が性的な意味で惹きつけるということだけは理解しているのであった。
    天使の輪が光つややかなミルクティーブロンドの髪に、白く真珠のように透き通った肌、空をそのまま落とし込んだような瞳、つんとした綺麗な形の唇は艶々と魅惑的である。彼はこの外見が人々を魅了することは理解している。それを活用することが特にうまい。それが本当に厄介なのだ。今自分が置かれている状況がいい例だ。
    「ねぇ、ルカ?俺と良いことしようよ」
    どこでミスタのスイッチが入ったのかは分からないが、今自分はミスタに誘惑されていた。ツーっとミスタの細く長い指が怪しく俺の太ももをなぞる。こそばゆい感触に背筋がぞくぞくするが、顔に出ないように必死に堪える。何をするんだと非難を込めて睨んでも、ミスタはただ微笑むだけだ。そして今の彼のほほえみはそれだけで、男をうんと頷かせてしまうくらいの力があった。だがしかし、ここで頷けばマフィアのボスとして、1人の男としての沽券に関わる。嫌だと首を振れば、駄々をこねる子供をなだめすかすような目で見られた。
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    Lei

    DOODLE🖊が死んだ後の👹の話(👹🖊)
    またいつか出会うまでアイクが死んでから何もする気が起きなかった。2人で暮らしていた家は、片づけもせずそのままの状態だった。アイクはいないのに、アイクのいた痕跡だけが残る家は寂しくて静かだった。そんな2人が暮らした家で、1人で何もせずに過ごす。リビングのソファーでただ座って1日過ごす。埃がつもりはじめているのは分かっていたけれど指一本動かす気にはなれなかった。このままではいけないことくらい、400年以上も生きた自分には分かっていた。しかし愛するものを失った衝撃は、自分を惰性でしか生きられなくした。

    そんな消えない喪失感を抱えたまま過ごしていたある日のこと、死んだはずのアイクから手紙が届いた。ピンポーンと呼び鈴が鳴り、アイク・イーヴランド様からのお手紙ですという配達員の声にソファから慌てて立ち上がった。そうやって受け取った封筒の中には綺麗だけど少し癖のあるアイクの字で“ちゃんとご飯を食べなさい”と書いてある一筆箋が入っていた。最初は意味が分からなかった。だけどアイクが言うならしょうがないなと思って、久しぶりに料理をした。食材を買いに、近くのスーパーに買い物に行った。そうして作ったのはアイクが好きだったハンバーガー。パンは出来合いの物だが、パティはちゃんと作った。アイクが死んでから、人外であることをいいことに食事を取っていなかった。久しぶりの食事は美味しかったが、それでも一緒に食べる相手がいないことに胸が痛んだ。
    1996

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