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    もっこぽいぽい

    @misdogasuki

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    もっこぽいぽい

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    新刊ほんのチラっと。
    このターンにコイトくんは出てきません。
    尾が出てきてこんにちは。
    オフィスの絡み楽しいね!

    #月鯉
    Tsukishima/Koito

    新刊進捗朝食の定番はデスクで食べるコンビニおにぎり三つ。今日はそこへ加えて値段の割に内容量が少なく、甘ったるいビタミンとタウリンのドリンクを追加で流し込む。気休めで買ったものだが、後味の悪さが余計に虚しさを誘う。
    「お疲れですか」
     五名ずつ島のように配置されたデスクの斜め向こうからおはようございます、の後の一言をくれた後輩の尾形が心配とは裏腹な好奇の視線を向けてきた。個性的な面々が多いこの会社の中でもこの男は際立っている。
    「はは〜ぁ。係長殿も、隅に置けませんなぁ」
    「そんなんじゃない」
     セクハラって言葉知ってるか、と言えば、「失礼しました」と口先だけで謝ってきた。
    「……このところ、夢見が悪くてな」
     ゴシゴシと顔を擦る両手の下から呻くように漏らす。
     これ以上、痛くもない腹を探られるのも心外だった。この男に話したところで聞き流されるだろうとは思っていた。今朝の出来事でやや参っていたのだろう。つい、口から出てしまっていた。
    「夢、ですか」
     存外、生真面目な声色で聞き返されて、多少の後めたさが募る。
    「いや、たいしたことじゃない」
     言い終わらないうちに、「係長、今夜空いてますか」と食い気味に尋ねてきた。声色が、揶揄うものとは違う。
    「なんだ、突然」
    「試してみて欲しいことがありまして」
     
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    DONE小話

    籠囲マキについて
    名前:名無し id=

    俺が小学生の頃、霊感少女に助けられたことある。

    そいつはクラスの中でも背が一番高くてちょっと浮いてたけど、運動もできて割と人気な方だった。正直俺はそいつが嫌いだった。俺の唯一自慢できる事がクラスで一番足が速いってなだけなんだけど、そいつもめっちゃ足が速くて毎回抜かれるんじゃないか必死だった。

    本題に戻るけどあのとき俺の周りがおかしかった。最初は教室の壁の下に窓みたいなのあって廊下見えるじゃんテスト中とかぼーっとして見てると暗い影みたいな足があるいていった。
    そのうち授業中に余ったプリントを入れる箱とか、壁に貼ってあった掲示物が落ちたりした。誰も触ってないし居なかったのに。
    そう言うのが一週間以上続いて、誰にも言えなかった。それに引っ越しが決まっていて、こういう変なことは学校でしか起きなかったからあと一週間耐えることにした。でもどんどん酷くなってた。
    その日は教卓が横にひっくり返ってた。前後だったら薄いし、なにかの拍子にって思うけど横ってなんだよって。

    その時の俺は怖いっていうか、もう疲れててクラス中がビビってるとか全然きづけなかった。

    で、その 2211