Recent Search
    You can send more Emoji when you create an account.
    Sign Up, Sign In

    nanachanu

    @nanachanu

    Luxiem parody main

    ☆quiet follow Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 10

    nanachanu

    ☆quiet follow

    1人で舞い上がって馬鹿みたいだ
    お前がいない
    ただ傍に居てくれたらそれだけでよかった

    診断メーカーより。全部入れました。


    不幸ではないけど、最後は自由に想像してね。
    Vox視点だよ。

    #FoxAkuma
    #Akumasutra

    後悔小さな雨粒が屋根に響く深夜。冷めた熱を求めた手は空を切った。少し前まで愛し合っていたはずの彼はもういない。1人で舞い上がって馬鹿みたいだ。

    これまでにも些細な喧嘩は経験してきた。私が彼以外の人間に手を出すことや出されること。どうにかできることをしなかったのは私の方だ。彼は繊細な心を持っている純粋な少年であって、何度も崩れかけた仮面を被っていただけだった。それに気がつく機会は何度もあったはずだ。

    言わなければ良いことを、余計な一言を言ってしまった。
    「お前も俺以外と関わってみたらいいじゃないか」

    外で厄介なことがあったせいで口調も荒くなり、彼の目を見て言わなかった。その後の彼の顔にはほとんど形のない仮面が辛うじて張り付いていたが、私には何も言えなかった。

    雫を浮かべたふたつの宝石は輝きを失い、感情が失われたかのようだった。せめてあの時手を掴んでいれば。声を掛けていれば。

    だがそれももう遅い。

    お前がいない。その事実は鉛のように重く重く伸し掛かっている。

    あの子には恐らく私しか居なかったのだ。少しの勇気をだして話しかけてくれた、感情を伝えてくれた。それに応える唯一の存在に裏切られた彼はもう私の元に帰ってこないのだろう。心の底から愛していただとか、お前がいなくては駄目だとか、あの子にははっきりと伝えるべきだった。

    言わなくても伝わるという考えは甘えでしか無かった。



    I love you.Mysta.
    ただ傍に居てくれたらそれだけで良かった。

    届かぬ声は虚空へと飛んだ。



    ───────────────────────────

    はぴえん大好きなのでこの後は想像に任せます。

    帰ってきたMystaに謝罪をして1人しか愛さなくなるVox。
    Shuに甘えて兄弟のように幸せになるMysta.
    Lucaと過ごして楽しさだけを感じるMysta.
    Ikeと話して乗り越え、成長するMysta.

    わたしは1番最初が好きです。
    Tap to full screen .Repost is prohibited
    💖💖💖💖💖💖💖💖💖💖💖❤💗💖💘🇪😭😇
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    related works

    recommended works

    猫瀬17mEq

    PROGRESS👹🦊 曲パロ
    傘村トータさんの 君を好きなことがバレた
    のパロをベースに肉付けした創作物になります
    The love I found is you / 愛が何かと問われれば 無駄にでかい手のひら、温かいベッドと食卓、それから少し弱気なときのお前。俺が誰かに「愛とは何か?」と聞かれたらそう答えると思う。なんて、そんな事を呑気に考えながら、見慣れない車窓の外をぼんやりと眺める。

     遡って数時間。ヴォックスを好きなことがバレた。だからどこか遠くへ行こうと思って、ここ2年程で慣れ親しんだ家から必要最低限のものだけひっつかんで飛び出してきた。まあ、バレたところできっとあいつは大して気にしないだろうけど、俺からしたら大問題だった。絶対に知られちゃいけないことも世の中にはあるってわけだ。探偵の俺はそれを探すのが仕事なわけだけど、そういう話はまた別な話って事で。な?

     お互い“そういう関係”として好きだとか、特別な存在だからとか、そんな事はなく、ただ生まれ故郷は違えど近い所に住んでいるなら一緒に住んだ方が身の回りをサポートしあえるだろう、とかそういった理由で住み始めたんだったな。朝が来たら俺より早く起きていて朝ごはんを作ってくれていて、落ち込んだ夜には俺が落ち着くまで何時間でも大きい手で俺の顔を包んで「大丈夫だから」と言い聞かせて抱きしめてくれてたっけ。2人で朝まで飲んでくっだらない事で手叩いて大笑いした夜もあったよな。これからは俺がいないベッドで1人目覚めて、俺のいない1日を過ごして、そのうちそんな日のも慣れて、俺なんかいなくてもいいんだって、気づけばいいんだ。
    602