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    ki_m426

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    ki_m426

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    お題箱より、遅くてすみません。
    転生して兄弟じゃない二人で兄だけ記憶がある+アイドルパロ
    です。完成までは今しばらくお待ちください。

    #杏千
    apricotChien

    来世は他人だった 見間違いではなかった。髪は短いし、ファッションもパーカーにジーンズと些か過去のイメージと異なるものではあったが、その姿は確かに千寿郎そのものだった。歌う青年の傍ら、俯き気味にアコースティックギターを鳴らす。オリジナルの楽曲なのだろうか、聴いたことがないそれはどこかロック調で、本当はエレキギターを掻き鳴らしたいのではないかと思った。
     出張先、いつもと違う街、いつもと違う駅。偶然に偶然が重なって訪れたこの駅前に、前世で俺の弟だったあの子がいた。



    「あっ、お久しぶりです」
     左手を軽く振れば、千寿郎も応えるように小さく手を振ってくれる。俺は二人の前に置かれたギターケースに二千円を入れると、少し離れたところから演奏を見守った。
     千寿郎は一人っ子だった。関東で生まれ、西の方の大学へ進学し今は一人暮らしをしている。大学で出会った後藤という男とバンドを組み、時々大学の最寄駅で演奏をしているのだという。後藤くんは確か隠だった筈。まさか二人がここで再会しているとは思わなかったが、二人とも前世の記憶など無いようだった。
     ギターは父の影響だと話していた。本当はロックが好きだけど電源を確保してまで演奏するのは恥ずかしいこと、いつかライブハウスでワンマンライブをするのが夢だということ、そして、俺のことは一切覚えていないこと。
     この半年、出張の時はもちろん、休暇を取った日や土日など可能な限りここへ足を運んだ。もちろん会えない日も多かった。それでも、この街のどこかに千寿郎がいる。それだけでここへ来る価値があった。
     演奏が終わり、二人が頭を下げる。前にいた女子高生たちが二人に近寄り、楽しげに会話をしていた。対応しているのはほとんど後藤くんで、千寿郎は困ったような笑顔を浮かべるばかりだった。それでも何人かは千寿郎にも話しかけており、困りながらもどうにか受け答えしているようだった。
     女子高生たちが後藤と話し始めたその隙、千寿郎は俺の方へ駆け寄ってくる。杏寿郎さんと呼ばれるのはどうしても慣れない。
    「新曲だったな」
    「はい! 後藤くんが作ったんですが、いい曲ですよね」
    「千寿郎くんの演奏も良かったぞ」
     手放しで褒めれば千寿郎も満更ではなさそうだった。そうして右手に持っていたCDを「よかったら」と差し出す。
    「ああ、ありがとう。いくらだろうか」
    「あっ! えっと、その……これは、いいんです」
     ナイショですよ、あの子たちは買ってくれてるので。杏寿郎さんは特別です。
     そう小声で言うと、千寿郎は目を細めて笑う。静かに、と示すように立ち上げた人差し指を唇に触れさせていた。ギターを操る指は細くしなやかで、それでも弦を抑え続けた指先だけは男性のそれらしく硬そうに見える。記憶の姿よりずっとずっと成長した千寿郎は細身ではあるがしっかりと男性で、それでいて笑った顔は百年前、いわゆる前世のそれと同じだった。
    「そういえば少し、伸びたんです。どうですか? 似合いますか?」
     そう言うと千寿郎は肩まで伸びた髪を指先で遊ばせる。髪を伸ばしたらと遠回しに勧めたのは他でもない、俺だった。路上ライブに足を運んで何度目かの時、偶然観客のいない夜だった。いつも通りギターケースにチップを入れて演奏を聞いてると、曲が終わったタイミングで後藤くんが俺に話しかけてきた。随分似ているが、千寿郎と兄弟ですか、と。
     思えばそこから距離が縮まった。よっぽど兄弟だと言いたかったが、前世の記憶があるのが俺だけだという以上下手なことは言えない。よく似ているなと笑い、君も俺みたいに髪を伸ばしてみないかと誘った。その時名前も聞いた。千寿郎だと言われた時は卒倒しそうになったし、俺の名前が杏寿郎だと知った後藤くんは「ほんとに兄弟なんじゃないの」と疑っていた。
     兄弟だったらよっぽど良かった。しかし残念ながら、今生の俺たちは血の繋がらない他人だった。
    「もう少し伸ばしたら杏寿郎さんみたいに結ぼうと思ってるんです……あっ、少し待っててください」
     帰るぞと後藤くんが千寿郎を呼ぶ。いつの間にか女子高生たちもいなくなっていた。時刻を見れば21時をとっくに過ぎている。彼女たちが補導されることも何かに巻き込まれることもなく無事帰宅することを祈った。
     俺も帰るかと駅の方に目をやる。今日は偶然仕事が早く終わり、翌日休みだったこともあり思い付きでここまで来ていた。当然宿は用意していなかったし、この駅から自宅までの最終電車は行ってしまった。
    「ああ、千寿郎くん。俺はもう帰ろうと思っていたんだが……」
    「あっ、そうなんですね! ご飯とか、と思ったのですが……」
     食事と言われ、俺は反射的に「構わない」と笑う。断る理由がなかった。そうすれば千寿郎もぱあと表情を明るくし、後藤くんに手招きしていた。
    「後藤くん、杏寿郎さんいいって!」
    「千寿郎だけで行ってこいよ、俺は明日早いから帰る」
    「タクシー代出すぞ、よかったらおいで」
    「大丈夫です! ありがとうございます」
     本音が半分。もう半分は、千寿郎と二人きりになりたかった。知ってか知らずか、後藤くんは駅の方へ向かい、俺に「また今度、俺も一緒に行かせてください」と笑った。そうして駅の喧騒から離れたこの場所に、二人取り残される。
    「さあ、なにが食べたいんだ」
     そう聞けば、千寿郎は「割り勘ですよ」といたずらっぽく笑った。



     ガヤガヤと騒がしい店内、利点は煙草の匂いがしないことだろうか。千寿郎は店に入る前俺にタバコを吸うか尋ね、吸わないと答えれば「良かった」と笑う。どうしても好きになれないと話すので俺もだと同意すれば、それにも嬉しそうだった。
     均一価格のメニュー、二本目のねぎまを頬張っていると「もっと飲みますか」とタッチパネルが差し出された。
    「いや、まだあるからいい」
    「そうですか? じゃあ俺は、もう少しだけ」
     千寿郎は完全に酔っ払っていた。見た目では必死に平静を装っているが、どこか蕩けた目は眠たそうにぱちぱちと瞬き、汚れてもいないテーブルをお手拭きで定期的に拭いている。
    「酒が好きなのか」
    「いや、えっと……そうでもないです」
     じゃあどうして、酒にあまりいい印象はないんじゃないか。そこまで考え、この子前世の記憶は無いんだと思い出す。
    「杏寿郎さんと……ご飯に行けて、おれ、すっごい、嬉しいんです」
     注文内容をちらりと見る。緑茶ハイに唐揚げ。よく食べるなと思うのと同時に、どうすれば飲むのをやめさせられるかと思った。
    「俺も嬉しいぞ」
    「違う、違くて……多分、俺の嬉しいと、杏寿郎さんの嬉しいは違うんです」
     そのまま千寿郎は違う違うと呟きながら机に突っ伏してしまった。タイミング悪く緑茶ハイが運ばれてきたが千寿郎が起きる気配はなく、少し面倒くさそうな顔をする店員に頭を下げ、アルコールを受け取った。



    「千寿郎くん、転ばないように」
    「大丈夫ですよ、大丈夫です」
     そう言うと千寿郎はくるりとその場で回り、俺の方へにこりと笑う。それが可愛らしくて、あの子も鬼のいない世界で成長したら同じように朗らかに笑ってくれただろうかと思う。
     終電まであと15分。どうにか駅に辿り着き、あとは見送るだけだった。改札を潜らせ、向こう側からほらと促していると、千寿郎は不思議そうに振り返った。
    「杏寿郎さん、帰らないんですか?」
    「ん? ああ、今日は宿をとってないから近くのネットカフェにでも泊まろうと思ってるんだ」
     今日ここへ訪れたのは急な直帰が決まったからだった。翌日は休み、なら行ってみようと仕事が終わり次第新幹線に飛び乗った。いつも演奏している時間ギリギリとなってしまい、今の今まで宿のことを考えていなかった。
     俺の言葉を受け、千寿郎の足が止まる。呆けたような顔で俺を見つめ、しばし思案するとぱあっと顔を明るくし手招きしてくる。
    「じゃあ俺の家に泊まってください! 早く!」
    「え、いや、それは……千寿郎くん、終電が……」
    「杏寿郎さん一緒じゃないなら俺もネットカフェ泊まります!」
     完全に酔っ払っている千寿郎はそうしてはにかんだ。可愛らしいのだが、時間が時間。電光掲示板横の時計は終電まで残り6分となっていた。あと6分で千寿郎を説得できるか迷い、恐らく無理だろうと俺も改札を潜る。
    「千寿郎くん、ただ……」
    「帰りましょう、杏寿郎さん」
     俺が来たのがよほど嬉しいのか、へらりと笑うとホームへ早足で向かう。もう成人している筈なのに子供のようなその姿に、記憶の中にいるあの日の弟の姿が重なった。



     最寄駅に着いてからの千寿郎の足取りは意外にもしっかりとしていた。途中コンビニに立ち寄り、下着や歯ブラシ等を揃え千寿郎の家に向かう。
     千寿郎の家は通学をメインに考えたのか、比較的大学の近くだった。駅からの道には学生が住んでいるのだろうアパートが点在していたが、さすがに深夜一時を過ぎているからか、起きている人の気配は少ない。しん、と不自然にも覚えるような静かさの中、俺と千寿郎の足跡ばかりが響く。
    「ここです、狭いですけど……」
     それは小さなマンションの三階だった。階段を登り、鍵を開ければドアは思っていたよりも大きな音を立てた。千寿郎の部屋はこざっぱりとしていて、男子大学生の部屋にしては清潔感があった。
    「綺麗だな」
    「はい、前から掃除は好きなんです」
     思わず竹箒を視線で探してしまった。千寿郎は靴を脱ぐと「先にお風呂使ってください」と俺を促す。寝る場所だけでいいと辞退しようとしたが千寿郎が譲らず、結局はその言葉に甘えてしまった。
     ユニットバス、シャワーカーテンの向こう側から千寿郎の気配を感じる。それは歩く音だったり、布の擦れる音だったり。このまま集中していたら聞こえるはずのない息遣いまで聞こえてきてしまいそうだと、俺は小さくため息をついた。
     前の世で、俺は千寿郎のことが好きだった。それは弟に抱いていい感情ではなく、生涯誰にも打ち明けたことのない俺だけの秘密だった。今生で生を受け、ふとした時に過去の記憶を取り戻した。しかしそれは過去といっても今から百年も昔、いわゆる前世の記憶だった。
     前世の記憶を取り戻したとはいえ、あの頃を共に生きた人には会えていなかった。ただ記憶があるだけだった。だからこそあれほどまで焦がれた弟に再び会えるとは思っていなかった。
     そして今、俺は前世で弟だった千寿郎によく似た、同じ名を持つ少年の家にいる。弟に好意を持っていたし、やましい想像をしてしまったこともあった。ただそれはそれ、これはこれである。俺はシャワーを止めるとシャワーカーテンの隙間から千寿郎くんが用意してくれたバスタオルで体を拭く。俺がシャワーを終えたのを気配で察したのか「服を置いておきました」とドア越しに声が聞こえた。小さいかもしれませんがと付け加えられた言葉通り、俺には少し小さかったが、十分だった。



    「杏寿郎さん、ひとりっ子なんですね」
     ベッドで寝てくださいと言われ、それはさすがにできないと断った。それでも千寿郎くんは引かなくて、やはり物凄い酔っ払っているのだろうかと心配になるくらい強情だった。もしくは、俺が心のどこかでそうあって欲しいと期待してしまったからか。かくして俺と千寿郎くんはシングルベッドでぎゅうぎゅうになりながら二人並んで寝ていた。
    「ああ、ずっと弟が欲しいと思ってた」
    「弟ですか……」
     肩と肩とが触れ合う距離、そんなことを小声でぽつぽつと話す。千寿郎くんが時折身を捩るのでやはり床で寝ようかと言うが、その度に大丈夫と言われてしまっていた。
    「杏寿郎さんの弟、羨ましいです」
    「そうか?」
     君だったんだよ、とは言えなかった。この子は千寿郎であり、千寿郎ではない。本物の千寿郎は百年前のあの子だけだから。それでも、目の前のこの子もきっと千寿郎だった。この子は俺のように未練を残さず、今を生きているだけなのだろう。
    「千寿郎くん」
    「はい」
    「千寿郎くんと兄弟になりたいな」
     俺も酒が入っているからか、気付けばそう口走っていた。千寿郎くんが息を呑む声が聞こえ、ちらりと見れば目を丸くして俺を見ていた。変なことを言ってしまったと背中に冷たい汗が流れたが、千寿郎くんはすぐにぱあっと笑うと「俺もです」と答えた。
    「兄弟……なら、お兄ちゃんと呼ばなきゃですかね」
    「お兄ちゃんか……俺は兄上がいいな」
    「ふふ、随分古風ですね」
     兄上、あにうえ、と。何度か呟き眠りについた。記憶の中のあの子より幾分低い声で、随分と可愛らしい寝顔だと思う。百年前のあの子より幸せに暮らしてきたんだろうと、そう思える寝顔だった。
    「しかし、まあ、これは……」
     ぽつりと漏らすと千寿郎がもぞもぞと動く。慌てて口を閉じ、はだけた布団をかけ直してやった。そうすればまた深い眠りに落ちてくれるが、その代わりなのかこちらへずるずると擦り寄ってくる。愛した弟の顔をして、無防備のまま近寄ってきて。今夜は随分長くなりそうだと思った。



     あの日から、千寿郎の様子が少しおかしかった。嫌われているわけではなく、むしろあからさまに好意を向けられるようになった。懐かれたといってもいいのかもしれない。今までも懐かれてはいると思っていたが、これほどではなかった。
     千寿郎の家に泊まった日、今更ではあるがメッセージアプリのアカウントを交換した。あの駅で演奏する予定の日を尋ね、金曜日の夜なんかは出向くようにしていた。千寿郎は家に泊まればいいと毎回言い、それ自体は嬉しかったのだがまたあの長い夜が来るのかとか思うと首を縦に振れなかった。
     この日は演奏の終盤に間に合い、その後三人で食事に行った。後藤くんは終電の二本前で帰り、居酒屋には俺と千寿郎だけが残される。もう一軒行きたいと千寿郎が言うので、俺はスマートフォンで飯屋を探す。すると、近くに雰囲気のいい店があるらしくそこへ行こうと誘った。千寿郎は少し酔っているようで、肩同士が触れそうになるほど近付いてきたり、離れたり。そんなことを繰り返していた。俺は肩にかけた千寿郎のギターを担ぎ直すとふらつく千寿郎を呼び止る。
    「千寿郎くん、帰らないか? 家まで送るぞ」
    「大丈夫です、おれ、杏寿郎さんと飲みたい……」
     そこまで言って千寿郎が固まってしまう。なにをそれほど凝視しているのかと視線を追えば、ピンク色のネオンが目に付いた。そこから横にずらせばソープの文字が見える。ああ、そういう裏通りだったのか。店の評判だけで歩いてきてしまっていたからかまったく気付かなかった。
    「……杏寿郎さん、あの」
    「とにかく、もう帰ろう。休めばすぐに良くなる」
    「休むんですか? 今からですか?」
    「なにを言っているんだ?」
     千寿郎は青くなったり赤くなったり、それほど具合が悪いのかと心配になる。俺は辺りを見渡しどこか座れる場所がないか探していると、千寿郎はふらふらとすぐ側にあるラブホテルの入り口へ吸い込まれていく。
    「千寿郎くん……? 千寿郎くん! 待ちなさい」
     驚きのあまり少し声を張ってしまったが、遠くに見えるカップルが振り向きかけ慌てて口をつぐんだ。さすがに戸惑ったが、千寿郎のギターを預かっている以上放っておくこともできず、仕方なく俺も千寿郎が入ったラブホテルへ足を向ける。中へ入ると、千寿郎は発行する無機質なパネルを前に呆然としていた。それでも中は入ってきた俺に気付くとあわてて部屋を選択し、足早にエレベーターへ進む。
    「千寿郎くん」
     エレベーターに乗り込んでも千寿郎くんはなにも言わなかった。通常より薄暗いそこは紫がかった照明に照らされる、安っぽい演出だった。そんな下世話なものに千寿郎が照らされるのが嫌だった。今すぐここから連れ出すことは簡単だったが、千寿郎の次の行動が読めない以上下手な動きができなかった。
     ルームナンバーの点滅する部屋に入ると、今までの薄暗さが嘘のようにぱっと明るくなる。入り口と室内とを隔てるドアを開ければ、白を基調とした内装が見えた。ダブルサイズのベッドは枕元の壁に大きな鏡が備え付けられている。小さな箱にはコンドームが入っているのだろうか。こんな、セックスをするためだけの部屋にどうして千寿郎といるのだろうか。ざわざわとした感情は百年以上前から想いを寄せていた弟とのシチュエーションに興奮してのそれか、それとも下世話なものに囲まれた弟を憂いてか。俺にはわからなかった。
    「杏寿郎さん、杏寿郎さん」
    「ああ、いや、まてまて待ちなさい」
     肩にかけたままだったギターが床に落ち、がちゃんと音をたてた。
     千寿郎はようやく口を開いたかと思うと俺の首に腕を回す。そのままずるずると後退し、膝裏がベットに当たると思いきり後ろへ倒れ込んだ。ギターに気を取られていた俺は反応が遅れ、千寿郎のされるがままとなる。出来たのは千寿郎を押し潰さぬよう膝でどうにか体重を支えた程度だろう。
     まずい。そう思った。千寿郎は潤んだ目で俺を見上げ、上気した頬はなにかを勘違いしてしまいそうだった。
    「杏寿郎さん、杏寿郎さん……」
    「千寿郎、くん」
    「おれ、杏寿郎さんがお兄さんだったら、ほんとにいいなと思うんです」
     千寿郎の腕が背中は回る。しっとりとした低い声で呟かれたそれは告白のようで、違うようにも聞こえた。
    「千寿郎……千寿郎?」
     背に回った手がずるりと落ちる。そのままベッドへ体重を預けた千寿郎は、すうすうと気持ちよさそうな寝息を立てていた。
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