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    ginzi_O5

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    ginzi_O5

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    フォロワーさんの素敵ネタ
    『博が死んでおしまいの作戦を立てたら』
    のお話
    ※炎博死ネタ

    #炎博
    yanbo
    #死ネタ
    newsOfADeath

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    related works

    fuuumi_new

    MOURNING夏油傑×五条悟 死ネタです。
    9月の初め頃、宿儺戦で悟に負けるフラグが立ってきた時に保険で書いたやつです。だって!最強だから負けるわけない……確かにここで悟が勝ったら味気無さすぎるかもだけど、戦線離脱六眼が使えなくなるくらいで死にはせん…だって最強だよ?って思ってます。でもターミナルって生死の狭間表現有り得るので諦めてない。可能性はまだある……生きて。万が一の万が一の話でした。
    序章「悟、本当にお疲れ。頑張ったね」
    目の前にいる傑が顔を綻ばせた。
    あの日と同じ言葉を同じ表情で。
    「あ……すぐ、る」
    だけど、知っていた。ここが現実なのか妄想なのか、それくらい。だってこれは夢の中で何百回、何万回と想像した光景で……
    「悟、こっちへおいで」
    傑はそう言って両手を広げる。目の前にいるのは最後に見た袈裟を着た傑じゃなくて、高専の、あの3年間の傑だった。少しの違和感を感じながらも、吸い寄せられるように傑の方へと歩みを進めれば懐かしい温もりに包まれた。
    「傑」
    「なに?」
    「コレ現実?」
    「そうか違うかで聞かれたら、そう、だよ」
    「そうか……俺、ははっ。そっか」
    傑の言葉に目を閉じれば一気に記憶が蘇る。生前の記憶、ってやつ。
    2709

    recommended works

    nbsk_pk

    DOODLE博が三徹後に炎に夜のお誘いしに行ったら完全にコミュニケーション失敗したけど主目的は果たせた話。狐狸に煙草を吹きつければ真実の姿を現す風習はテラにもあるんだろうか
    煙草は恋の仲立ち[炎博♂]「君の吸ってるその煙草のメーカー、倒産したらしい」
     黒々としたバイザーのその奥は相変わらず何を考えているのかわからないぽかりとした空洞で、だがその口から唐突に一般的な世間話のような言葉が飛び出してきたものだから、エンカクはついうっかりと相手に続きの言葉を発する隙を与えてしまったのだった。
    「もともと狭い範囲にしか流通していなくて、値段の安価さから固定客はそれなりにいるものの原材料の供給が不安定だった。そこに親会社の経営悪化が響いて、先月正式に撤退が発表されてたよ」
    「あそこにはこれしかなかった。特に意味はない」
     黄ばんだ白い箱に角の生えた頭蓋骨。カズデルに流通する物資は他の地域では見かけないものが多かったらしく、製薬会社の一員として各地を回りながら見慣れた品々が見当たらぬことに当初は戸惑いをおぼえることも多かった。そんな日々の中でも数少ない以前からの嗜好品のひとつがこの煙草であったのだが、彼の言葉を信じるならば嗜好品のひとつだったと過去形で語らねばならないのだろう。とはいえ彼に告げた通り、エンカクは別段煙草の種類にこだわりを持っているわけではなかった。ただ単純に選択という手間を省いていただけで、さらにいえば愛煙家というほどのものでもなかった。まさか彼の目には自分が煙草に執着するような人間であると映っていたとでもいうのだろうか。自分の思いつきにおかしみをおぼえ、つい唇の端を歪めてしまったところ、彼は相変わらず茫洋とした真黒の眼差しをこちらへと向けた。
    1578

    nbsk_pk

    DOODLE花垣さんの最高素敵イラストを見てくれ!!!!!!
     警戒を怠るな、なんて安易に言ってくれる。

     寝顔なんて大体の人間が間抜けな表情を晒すものだ。いくら見上げるほどの長身に引き締まった体躯、股下が少なく見積もっても五キロあるサルカズ傭兵だったとしても例外ではない。半眼のままぐらりぐらりとソファに身体を預ける男を横目に、ドクターはつとめて平静そのものの表情を必死に取り繕った。というのも横に腰かける男がここまでの醜態を晒している理由の大部分はドクターにあるため、うっかり忍び笑いひとつもらせばたちどころにドクターの首は胴体と永遠にさよならするはめになるだろうからである。
     思い返すのも嫌になるくらい酷い戦いだった。天候は悪く足元はぬかるみ、視界はきかない。そんな中でも何とか追加の負傷者を出さずに拠点まで戻って来れたのはドクターの腕でも何でもなく、今回の作戦のメンバーの練度の高さと運である。その中でもひときわ目立つ働きを見せたのが横でひっくり返っているエンカクである。傭兵としてくぐった場数が違うのだと鼻で笑われたが、なるほどそれを言うだけの実力を見せつけられれば文句など出てくる余地もない。現代の戦場においては映画やおとぎ話とは違ってたったひとりの活躍で盤面がひっくり返ることなどまずありえない。だが彼の鬼神もかくやという活躍を見てしまえばうっかり夢物語を信じてしまいそうになる。いや、指揮官がこんな思考ではまずい。当然のことではあるが、ドクター自身もだいぶ疲労がたまっているらしい。意識を切り替えるためにコーヒーでももらいに行くかと立ち上がろうとした瞬間、ごつんと右肩にぶつかる硬くて強くて重いものがあった。
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    nbsk_pk

    DOODLE炎さんの怪我の治療のために博が走り回る下らない理由
     簡易宿舎の裏手でのうのうと煙草をふかしている血まみれの姿を見つけたときの私の感想を三十文字以内で答えよ。(配点:十五点)


    「ちゃんと医療班のところに行ってれば、私みたいな素人の簡易手当なんか受けなくて済んだのに」
    「頼んでいない」
     私の天幕に引きずり込んだときには素直に着いてきたくせに、いざ応急手当キットを起動し始めると途端にそっぽを向く。さすがに呆れ果てた私はエンカクの傷口の上にばしゃんと乱暴に消毒液をぶっかけた。だって酷くない? 戦場指揮が一段落して後処理をスタッフにきちんと引き継いでから慌てて駆け込んだ医療班の天幕に、本日一番の大金星を上げた刀術士の姿を見つけられなかったときの焦燥感。もともと彼は自身の体について無頓着なところがあって、通常の健診すらサボろうとするのでしょっちゅうお前が何とかしろと医療部から私が怒られる羽目になっている。言って聞くような男なら私だってこんなに苦労してないんだよ、まったく。私の素人に毛すら生えていない乱暴な手つきの処置に、しかし彼は無感動な眼差しを向けただけで眉ひとつ動かすことはなかった。見てる私のほうが痛いほどの傷はキットの放つほのかなアーツの光に照らされ、端末の表示はぶっちぎりの赤から黄色にまでじわじわと回復していく。効果時間をフルに使い切って停止した装置を下ろしていくつかの項目をチェックしてから、ようやく私は安堵のため息をつくことができたのだった。
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