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    しおん

    @GOMI_shion

    クソほどつまらない小説をメインに載せてます

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    しおん

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    『逢魔時に花と散る。』#01

    ##逢魔時に花と散る。

    同胞暑い。
    冬の夕暮れ時、普通なら寒くなり始める時間帯。それなのに、今日はとても暑い。まだ家から出てそんなに時間も経っていない、歩き疲れたから暑いとか、体力が無いからでは無い。うん、多分、いや絶対この人…棕櫚さんのせいだ。
    「椿姫くん、本当に君は愛らしいねぇ〜女の子みたいだねぇ〜」
    家から出て数十分間、この人はずっとこの調子で僕の周りをウロウロしたり、突然撫でてきたりして鬱陶しい…というか初対面の人に慣れないことをされたり言われたりして恥ずかしい。
    「いつお辞めになるんですか、困ってますよ。」
    涼さんが眉間に皺を寄せて棕櫚さんの首を掴んで引っ張った。見た目によらず力が強い。自分じゃ棕櫚さんをどう扱えば良いか分からないから助かった。
    「困ってるところも愛らしいと思うよ!」
    「そういう事じゃないです。辞めてあげて下さい。見てて鬱陶しい、本当に気持ち悪い、20回くらい死んで欲しい、本当に人間ですか?狩りますよ?」
    「そんなに言わないで良いじゃん?」
    僕と棕櫚さんとの距離が開き、その間にそっと雨月さんと綺月さんが入ってくれた。(※なんか二人共月だね)
    「ごめんね椿姫君、棕櫚様は君の事が気に入っちゃったみたいで…。」
    「あ…大丈夫です…。」
    後ろでは涼さんと棕櫚さんがちょっとした口喧嘩をしているのが聞こえる。自分で言うのもあれだけど…気に入られすぎじゃない?特に何かしたわけじゃないのに何でそんなに気に入られてるんだろ。そんなどうでもいい事を考えていると、綺月さんが立ち止まって片手でみんなの動きを止めた。顔を見ると、初めて会った時と同じ、真剣な顔をしている。
    「遊びは終われ。椿姫は私の後ろにいろ。」
    そう言われて前を見ると、足が4つあり、首が無く、腹部に口のようなものが2つ付いた巨大な物体が遠くに居た。その存在を確認すると場の空気が一気に変わった。
    「見た事無いくらい大きいねぇ」
    棕櫚さんは遠くの物体を眺めながらそっと刀に手を置いた。その顔は殺気に満ちた表情をしている。それに並んで涼さんと雨月さんも戦闘態勢に入った。
    「いつも通りで頼むよ綺月!」
    「解っている」
    2人の言葉を合図にしたかのように、一斉に巨大な物体に向かって走る。置いて行かれないように綺月さんが手を引っ張ってくれたが、突然走り出されて転びそうになった。一気に距離を詰めたかと思うと、綺月さんは片手で僕を抱えながら高く跳んで建物の上に立ち、高所から攻撃を仕掛ける。
    「君は適当に撃っても良いぞ。」
    「え、僕がやると下の3人の誰かに当たっちゃいません?」
    「大丈夫だ。」
    何を根拠に大丈夫って言ってるんだ…。下で戦う3人、特に棕櫚さんは楽しそうにしている。足を斬り落とし、身動きが取れないようにしたようで、腹部の口をパクパクとさせているのが見えた。よく観察してみると、上から撃つ綺月さんの銃弾を、3人は避けながら戦っているのが分かった。…適当に撃っても向こうが避けてくれるから大丈夫って事?てかなんで避けれるの?反射神経どうなってるの?
    「撃たないのか?」
    「ちょっとだいぶ勇気ないです」
    「そうか、じゃあ私より蘭賀家の戦い方を見ていろ。独特で楽しめると思うぞ」
    さっきから見ては居たけど、3人の動きの観察をする事にした。バラバラな動きをしているように見えて、息は合っているのか偶に同じタイミングで同じ動きをする。刀を使った戦い方はよく知らないけど、ちょっと独特な動きがあるのが分かる。
    「偶に全員同じ動きしますね」
    「あぁ、私もよく知らないが彼らの戦術…?なのだろう。あの3人の動きは他と比べて変わっていてよく分からない。近接武器を扱うというだけでもうちでは珍しいんだ。」
    「え、他に近接の人居ないんですか?」
    「私の知っている中では…今はもうこの3人だけだな。」
    「“今はもう”って事は、昔はもっと居たんですか?」
    「……。」
    綺月さんは黙り込んでしまった。聞かない方が良かったのかな…。少し表情が暗くなった気がする。
    「…私じゃなくて、あの3人を見ていろ」
    「あ、ごめんなさい…」
    暗くなった顔をずっと見てしまっていた。気を取り直し、改めて下を見ると、巨大な化物は弱り果てたかのようにぐったりと地面に倒れている。あれらの妖怪達は命が尽きると遺体が消えるように溶けて、花弁のような物が辺りに散ると綺月さんに昔教えてもらった。だが、目の前のそれは全く消える気配がない。消えるのを待つのが退屈なのだろう、棕櫚さんは巨大な物体を刀の先でツンツンとつついている。
    「もうこれほっといても良い〜?」
    遠くまで聞こえるように大声でこっちに向かって話しかけてきた。
    「駄目だ、死体が消えない。まだ生きているはずだ」
    綺月さんがそこそこ大きい声で下に返した。でもそれを聞かずに棕櫚さんは帰ろうと刀を仕舞った。それを止めるように涼さんと雨月さんが腕を掴んだ。まだ生きていそうな物体に完全に3人が背中を向けた瞬間、倒れ込んだ物体から、さっきまで無かった首と腕がぐちゃぐちゃと音をたてながら生えてきた。隙だらけの3人に向かって、体内なら出てきたばかりのせいでか血に塗れた腕が伸びる。それに気づいた綺月さんは直ぐに腕と頭部を何発か撃った。それがとどめになり、また地面に倒れた。今度はさっきと違って遺体は消えて行き、赤色の花弁が散った。呆れた顔をしながら綺月さんはまた僕を抱えて飛び降りた。
    「さすが僕のスナイパーだ!」
    「君のになった覚えは無いぞ棕櫚。」
    少し怒ったような顔で綺月さんは棕櫚さんを睨んでいる。綺月さんのこんな顔初めて見た…。普段全くと言っていいほど表情の変化が無いのに、意外と感情が顔に出るのかな?5年も一緒に居たのに今更僕はこんなことに気づいたのか。
    「まあまあそんな怒らないでくれ〜?ねぇ椿姫くん、僕の戦い方見てくれた?ねえねえどうだった?」
    「え、あ、えと、独特だなって、思いました…。あれですか?よくあるなんとか流みたいなやつですか?」
    そう質問すると、何故か棕櫚さんはさっきよりも笑顔になった。
    「僕の事気になってくれるんだね!!嬉しいよ椿姫くん!でもごめんね、僕たちの戦術は何故か知らないけど人には教えないように口封じされてるから詳しくは言えないんだ。でもまあ、そうだねぇ…確かに流派ではあるのかなぁ?」
    そう言いながら確認をとるように雨月さんの方を向いた。雨月さんも少し首を傾げてはいるが頷いた。
    「簡単に、蘭賀家に伝わるよく分からない戦い方だって覚えてくれたら結構だよ。」
    棕櫚さんは自分達のことを隠している気がする。自己紹介をしてくれた時も、蘭賀家のことを“よく分からない”で片付けていた。友好的ではあるけど、何か裏がありそうで怖い。
    「そうですか…なんか、棕櫚さん謎が多いですね。」
    「あはっ!そうかなぁ〜!てか今椿姫くん僕の名前呼んでくれた!?え?嬉しい、棕櫚さんだって聞いた?ねぇ雨月と涼聞いた?」
    「はいはい時間なので帰りますよ〜」
    また涼さんに引っ張られて連れていかれている。雨月さんも丁寧に軽く頭を下げてから2人について行った。時間という言葉を聞いてから気が付いた、もう辺りは真っ暗だ。暗い時間に外に居るのは5年ぶりだ。
    「私達も帰るぞ椿姫。」
    「はい!」


    帰り道の途中、雪が降り始めた。暗い住宅街の道に降る雪は、両親の最期を思い出させてくる。…そういえば次の曲がり角を左に行くと、昔家族で住んでた家がある。その少し手前の通路で父さんと母さんは………
    「椿姫、大丈夫か?」
    「…え、大丈夫です、少し疲れちゃっただけです。」
    「…そうか。疲れているところ悪いが少し歩くのを速くして欲しい、この時間が危険なのはお前も知ってるだろ」
    「すみません…。」
    この時間が危険ならもっと見回った方が良いのでは?と思いつつ早足で綺月さんの家まで帰る。元々住んでた家が見える道を通り過ぎるとき、母さんと父さんがそこにいた気がした。


    家に着くと、妹の咲三華が出迎えてくれた。
    「2人ともおかえり!怪我してない?大丈夫だった?綺月お姉ちゃんのお友達どんな人だった?」
    「ただいま咲三華、椿姫は今疲れてるんだ。質問攻めするのは明日にしてやれ。」
    「明日されるのか〜…」
    靴を脱いでとりあえず二階の部屋に向かう。特に自分は今日何もしてないのに、階段を登るのさえ辛い。なんでだろう…運動不足だったのかな?久々に長い距離歩いたり走ったりしたから体がびっくりしちゃったのかな。部屋についてベッドに寝転がる。あー、お腹空いた。ご飯食べてお風呂にも入りたい。だけどもうこのまま寝ちゃいそう…。電気もつけっぱなしだし、このまま寝たら明日怒られちゃうな。そう思いながらも、睡魔に負けて僕は翌日の昼までぐっすり寝た。

    …………………………

    「雨月、怒ってるね。」
    「突然なんですか…」
    「隠さなくてもいいよ。僕は君の事は何でも知ってるんだから」
    確かに私は少しだけ怒っていた、というか椿姫くんの事で嫉妬していた。出来るだけ誰にも心を読まれないように常に表情を作ったり、丁寧に喋ったりしてたけど、やっぱり兄さんには気付かれるんだな。
    「棕櫚様には敵いませんね。でもあなたのせいですよ。」
    「まあ妬いてもらいたくてわざとやってたんだけどね!!…あと今別にその変な呼び方しなくて良くない?」
    「今日はこの呼び方しかしません〜」
    「仕返しのつもり?」
    「知りません〜」
    ねぇねぇと頬をツンツンとしてくるのを無視しながらお茶を飲む。今回は上手にいれられたのかいつもよりは美味しい。
    「雨月〜無視〜?」
    「しつこいですよ兄さん…あ」
    「はい僕の勝ち〜!」
    あまりのしつこさについ“兄さん”と呼んでしまい、なんの勝負もした覚えは無いけど負けた気になった。
    「ねぇ僕が勝ったんだからさぁ、なんか1個聞いてよ」
    「勝負した覚えないんですけど…」
    「えーいいじゃん1個くらい!」
    「はぁ、内容によりますけど良いですよ。その代わり私の頼みも1つ聞いてください。」
    「もちろん!」
    そう言うと兄さんは嬉しそうに表情をぱっと明るくして隣の椅子に座った。勝手に人の飲みかけのお茶を一口飲んで口を開いた。
    「じゃ、まず僕の頼みを聞いてもらおうかな。何も面白いことでもなんでもないんだけど…僕と刀を交換してほしいんだ」
    「え、まあ良いですけど何故ですか?」
    「秘密。さあさあ、雨月は僕に何して欲しいの?」
    まあ考え無しで刀の交換はしないだろう。そのうち理由が分かるかもしれないから追求するのは諦めよう。
    「そうですね…もう今日みたいなことはしないでください。わざと妬かせるとか。」
    「おや、それだけかい?一応理由聞いてもいい?」
    自分は理由教えてくれなかったくせに…と少し思ったが、理由もちゃんと知って欲しい。
    「人を嫌いになりたくないんです。兄さんが愛情に近い好意を向ける人の事を、身勝手ながら、相手と兄さんは何も悪くないのに嫌ってしまいそうになり…いっそ殺してしまいたくなる事が実はよくあります。だから出来るだけ…私の前だけでもあのような行為はしないで欲しいのです…無理なら構いませんが…。」
    「ふむ、君メンヘラだね。」
    「めんへら」
    よく分からないことを言われたが、理解は多分してくれたようだ。私と兄さんは、主従関係であり血の繋がった兄弟。それでいてお互いいつの間にかそれ以上の好意を抱いていた。周りに知られたら嫌われるかもしれないと思って、涼にすらこの事を言っていない。多分気づいてはいるだろうけど。
    「あ、それと雨月、君もうひとつ隠してる事あるよね。」
    眠りにつこうと布団に体を半分入れた兄さんが思い出したようにこちらを向いて手招いてくる。近付くと手首を軽く掴まれた。
    「え…と、何でしょう…」
    「僕のこと抱きたいとか思ったことあるでしょ」
    「は?」
    めちゃくちゃ真剣な顔して言ってるところ申し訳ないけど1回も思ったことない。
    「え、ありえないほど無いです。」
    「ないの!?え?今からとか無いの?!」
    「無いです。明日も朝から忙しいんですから変なこと言ってないで寝てください」
    無理矢理布団に寝かせて部屋から出ようとするが、また止められる。何を思ってこの人はこんなこと言ったのか…。
    「ええええ、こういう話した後違う意味で寝るみたいなのってbl漫画とかでよくあるじゃん〜!」
    「あるかもしれないですけど私たちには無いんですよ、書いてる人に文章でそういう表現をする力ないから。」
    「メタ発言やめない?」
    それから色々説得して、なんとか寝かしつけることができ、自分も就寝の準備をする為に自室に戻った。着替えてベッドに寝転がるが、やっぱりまた眠れない。いつものように机に向かい、適当に出来そうな作業を探す。こうしていないと眠ることが出来ないから困ったものだ。眠るまでどれくらい時間がかかるか分からないが、適当な文章でも書くことにした。多分これで、そのうち眠れるだろう…。

    …………………………………

    「お兄ちゃん!雪!お外いっぱい雪だよ!!」
    「ぅぅ…まだ眠いよ咲三華……」
    もう午後に差しかかる時間、やっと椿姫は起きた。相変わらず元気な咲三華が椿姫が眠るベッドに飛び乗った。私は廊下から兄妹を見ていた。
    「咲三華、雪で遊ぶならその格好は寒いぞ。もう少し着込みなさい。」
    「はーい!ねえ綺月お姉ちゃん!お兄ちゃんが全然おきてくれないの!」
    咲三華がバシバシと椿姫の肩を叩いている。
    「…ぉきてるよぉ〜〜……」
    か細い声で椿姫は起きていることをアピールしているが、咲三華には聞こえていないようだ。
    「咲三華…もう辞めてやれ、声は小さいが一応起きている。」
    聞き分け良くベッドから咲三華が降りると、ゆっくりと椿姫が起き上がった。寝起きの悪さが一流だな。放っておいたらまた寝るだろう。それにしても昨日は本当に疲れていたようで、出かけた時のままの格好をしている。
    「おはよう椿姫、まず風呂に入ってこい。」
    「…おふろ……」
    ふらふらと今にも倒れそうな歩き方をしている。階段を降りる時に転ぶんじゃないかと心配になり、手を貸して一段一段ゆっくりと降りていく。
    「ありがと……かあさん…」
    まだ寝ぼけている…。まあ少し顔を洗えば目も覚めるだろう。
    「早く準備してやれ、咲三華が朝からお前と遊びたいと待ってるんだ。」
    そう言うと小さく頷いて風呂場へ向かった。
    ……かあさん、か。10歳で親を失ったからな、まだ甘えたかったんだろうな。今は寝ぼけて私のことを母親と思い込んでいたが、偶に間違えて私のことを“母さん”と呼んでくる時がある。その時はいつも気づかないフリをしているが、心が苦しくなる。本当に私がお前たちの母親になれたら…なんてな。
    「綺月お姉ちゃーん、お兄ちゃんまだー?」
    「今風呂に入ったばかりだよ。終わったら直ぐに来てくれるだろうから、それまで私が遊んでやろう」
    「わあ!良いの?」
    母親になんてなれなくていい。ただ私はこの子達に与えられるはずだった愛情を、この子達の両親の代わりに与えてやりたい。この子達は、私と姉と“同じ”だから。
    「まずは何がしたいんだ?」
    「お庭におっきな雪だるまを作りたい!」
    「よし任せろ。すぐに作ってやる」
    咲三華に着込めと言いながら自分こそ着込んだ方が良い格好をしているが、着替えるのは面倒なのでそのまま外に出ようとすると、起きたばかりの姉と廊下をすれ違った。
    「咲三華ちゃんと綺月どっか行くん〜?」
    「綺月お姉ちゃんとお外でおっきい雪だるま作るの!」
    「ほぉ〜お外雪積もっとんのかぁ。綺月その格好寒いで着替え〜。」
    咲三華くらいになら何も言われないだろうと思ってたらまさかの姉に服装を指摘された…。
    「わ、わかってる。ただ少し面倒だっただけだ」
    「面倒くさがっちゃあかんよ〜?綺月が風邪ひいたら姉ちゃん悲しいからね?」
    子供扱いされてるような気分になって少し不快だが、悲しませたくは無い。私は姉の言う通り着替えることにした。服くらい何でもいいと思い、適当に選ぼうと思ったが自分の服に暖かそうなものが見当たらなくて選ぶのに時間がかかってしまった。着替え終わった頃には、風呂に入っていた椿姫も出てきており、外で遊ぶ準備は万端だ。
    「待たせてすまない、2人とも行こうか…姉さんは行かないよね?」
    「寒いの苦手やからなぁ〜窓から見とくわ!」
    寒がりな姉に見送られて外に出ると、思っていた以上に雪が積もっていた。今日仕事がある隊は大変そうだな…と思いながら雪の中を走り回る咲三華を歩いて追いかける。
    「咲三華、椿姫、転ばないようにしろよ」
    「大丈夫だよ!」
    元気にニコニコとしながら椿姫を振り回している。適当に雪を集めて少し大きめの雪玉を作り、咲三華の要望である“おっきな雪だるま”を作り始めることにした。意外と綺麗な丸を作るのは難しいな…そういえばこんな遊び、椿姫と咲三華がうちに来るまで1度もしたことなかった。
    「綺月お姉ちゃんもこっちであそぼー!」
    突然の呼び掛けに少し驚きながら、2人のところまで向かった。それから空が少し暗くなる前まで3人で遊び続けた。この2人と一緒にいると、家族の温もりを感じる。血の繋がりは無いし、たった5年の付き合いだが、私はこの子達のことを本物の家族だと思っている。これからも、椿姫と咲三華、そして姉の為にも強くなりたい。今日1日を通して、改めてそんな気持ちが芽生えた。
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