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    hikagenko

    @hikagenko

    HN:
    ひかげ

    サークル名:
    Hello,world!

    ジャンル:
    ド!、ズモなど

    イベント参加予定:
    25/05/04 超5次ドリ2025

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    hikagenko

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    ・ド!
    ・圭勇(にその後なるふたり)
    ・なんやかんやで人が猫や犬になる世界線で、黒石くんが猫になる話。を書こうかと思ったけどもお猫様の生態に詳しくないため無理っしょ…になったやつ。
    ・ネタメモ。雰囲気で読んでください。

    #ド!
    do!
    #圭勇

    なんやかんやで人が猫や犬になる世界世界で人間が犬や猫になる現象が流行中。DFプロダクション内でも、常時3人は動物になっている状態。
    フネがふたりでダンスレッスンをしている時に、突然黒石が黒猫になる。
    「勇人!?」
    大きな声に対して威嚇する黒石。
    「ご、ごめん勇人」
    しゃがみ込んで謝ると、黒石は風間にすり寄った。それから膝に乗り、目を閉じた。
    「…おい、勇人? 嘘だろ…」
    スマホで慎に電話する。
    「助けてくれ、勇人が猫に…!」
    『社長に連絡は?』
    「あ、まだ…」
    『分かった。俺から連絡しておく。いつきも事務所にいるはずだから、向かわせる。逃げないように気を付けていてくれ』
    「助かる」

    数分後、いつき、千弦、社長がやって来る。いつきは猫用のトイレ、千弦は猫用のご飯などを持っている。
    「わー、ゆーくんかっわい~!」
    「あらあら、寝てるの? 黒石」
    「はい…」
    「ふふ、可愛いですね」
    「黒石、次の仕事いつだっけ?」
    「今日はもうなくて、明日が雑誌の取材が2本あります」
    「分かった。リスケできるか確認しておくよ。とりあえずこの辺のやつは使っていいけど…使ってくれるかな」
    「どうでしょうね…」
    事務所で犬や猫になってしまう人間は多くいるため、事務所に備えてある。が、相手は犬猫のため、気に入らなくて使ってくれない子もいた。
    「仕事の方は確認しておくから、悪いけど黒石の家に連絡しといてくれるかい?」
    「はい、分かりました」
    「じゃ、また後で連絡するから」
    社長が出ていく。
    「ゆーくん、けーちゃんのお膝がいいの? 僕のお膝じゃダメかなー?」
    「ちょっとトイレ行ってくるから、変わってくれ」
    風間が膝の上で寝ている黒石を持ち上げようとするが、体が伸びて持ち上がらない。
    「なあコレ大丈夫か?! 体長くないか?!」
    「けーちゃん、猫ちゃんは液体!なんだよ!」
    いつきが手を添えて、千弦の膝に移す。
    「ありがとう。あと、勇人の家にも電話してくるからちょっとの間頼んでいいか?」
    「えぇ、いってらっしゃい」
    風間が離れると、黒石が起きる。風間を追いかける黒石。
    「あ、ゆーくん、けーちゃん追いかけてる!」
    「あっ、駄目だ勇人。この部屋にいるんだ…ついてくるなって!」
    「黒石さん、おもちゃもありますよ」
    いつきがおもちゃを振ると、気になったのか視線が風間から外れる。
    そのすきに出ていく風間。
    いつき・千弦と遊ぶ黒石。
    帰ってきた風間にパンチを繰り出す黒石。
    「えっ、何で叩くんだよ」
    「おいて行かれたのが嫌だったみたいですね。でもちゃんと爪、しまってますよ」
    「ゆーくん、けーちゃんのこと大好きだね!」
    「好きなのに叩くのか?」


    とりあえず風間の家に連れて行く。
    「おやすみ、勇人」
    寝る時に黒石が風間に鼻ちゅーする。


    次の日も戻らない黒石。寝る時にまた鼻ちゅー。


    人間に戻る。
    寝ようとする黒石が風間に鼻ちゅーする。
    眠る黒石。「…あれ」とひとりで赤面する風間。
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    MENU▶︎web再録加筆修正+書き下ろし約40頁 (夭折した速水ヒ□の幽霊が、神浜コージの息子13歳のもとに現れる話)
    ▶︎B6/66頁/600円 予定
    ▶︎再録は 下記3つ
    酔うたびいつもするはなし(pixiv)/鱈のヴァプール(ポイピク)/せめてこの4分間は(ポイピク)
    【禁プリ17】コウヒロ新刊サンプル「鱈のヴァプール」書き下ろし掌編「ヤングアダルト」部分サンプルです。(夭折した速水ヒロの幽霊が、神浜コージの息子13歳のもとに現れる話)
    ※推敲中のため文章は変更になる可能性があります

     トイレのドアを開けると、速水ヒロがまっぷたつになっていた。45階のマンションの廊下には、何物にも遮られなかった九月の日差しが、リビングを通してまっすぐに降り注いでいる。その廊下に立った青年の後ろ姿の上半身と下半身が、ちょうどヘソのあたりで、50cmほど横にずれていたのだ。不思議と血は出ていないし、断面も見えない。雑誌のグラビアから「速水ヒロ」の全身を切り抜いて、ウェストのあたりで2つに切り、少し横にずらしてスクラップブックに貼りつけたら、ちょうどこんな感じになるだろう。下半身は奥を向いたまま、上半身だけがぐるりと回転してこちらを振り返り、さわやかに微笑む。
    1931