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    Umi1115Tkso

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    #深夜の魔師弟お絵描き字書き60分一本勝負

    ワンドロ【一緒/未来】

    いいP飯の日も!!これで!!おなしゃす!!
    いつまでも阿吽の呼吸、以心伝心ニコイチでいて……

    #DB
    #魔師弟
    magicMaster
    #ワンドロ

    師の心、弟子知らず【ピッコロ視点】未来

    『ピッコロさんと一緒なら大丈夫だよ、ね?』

    弱気ながらも確信と覚悟を持って振り返る幼子の時も。

    『ピッコロさん!へへ、今のどうでした?』

    片鱗を見せる強すぎる力を制御して見せる自慢気な笑顔も。

    『ピッコロさん。僕に任せてください』

    大きくなった背中越しに見る勇ましい顔つきも。

    悟飯は俺を師だと仰いでは、なんの疑いもなく信頼を向けた。

    それは幾つになっても、悟飯がどれだけ強くなって、俺を追い抜いて行ったとしても、変わらない。

    ピッコロさん、と呼ぶその声が俺を何度でも奮い立たせ、俺を悟飯の師たらしめる。

    「ピッコロさん?」

    瞑想のフリで干渉に浸る俺を覗き込んだ顔は大人になった今も、あのあどけないあほづらだ。
    ふっと笑った俺に気を良くして、何ですか?何がおかしいんですか?と嬉しそうにちょろつくのも、いつまで経っても変わらない。

    「教えてやるもんか」
    「えぇ?!もう、今日は気になって寝られないんですけど」

    思ってもない不満を垂れる男の鼻を摘んで立ち上がった。

    「お前は変わらんな」
    「え?……そう、ですかね?」
    「あぁ」

    きっとこれから先、ずっと先の未来でもそうして俺を見て笑うんだろう。
    そんなことを思って満たされる俺の心も知らずに。

    頭をかき撫でてから歩き出す俺の後ろを追う気に満足して、また、はっ、と笑った。

    -師の心、弟子知らず-


    --------------------
    【悟飯視点】一緒

    『悟飯!気を抜くな!!』

    期待を裏っ返したような叱責も。

    『悟飯……よくやったな…』

    自分事のように誇らしげなその顔も。

    『悟飯!!!』

    僕の力に期待して送られる合図も。

    ピッコロさんは、全ても投げ打って僕に投資する。

    どれだけ僕が不甲斐なく、その期待を裏切ったとしても、そんなことはなかったかのように、信頼して僕に預けてくれる。

    ピッコロさんは、悟飯、と僕の名前を呼んで、大事な何かを僕に任せて頼ってくれた。
    それが僕にとって、どれだけ嬉しい事かなんて、きっと考えたこともないだろう。

    「ピッコロさん」

    僕の先をいく機嫌の良さそうな背中を追ってふっと笑った。
    貴方と一緒なら、何処へだって、どんなことだって出来そうな気がする。

    そんなことを言えばきっと嬉しそうに笑いながら、思ってもない悪態をつくんだろう。

    素直じゃないその笑顔を一番近くで守れる事を喜びながら、いつまでもその背中を追っていた。


    -弟子心、師知らず-
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    Replies from the creator

    Umi1115Tkso

    DOODLE現パロ?(30歳/45歳)の2人で誕生日祝い文です!!めちゃくちゃ遅刻!!

    個人的に足さんが室さんとおんなじ量の酒を飲んでるのに、しれっとしてたら激癖なんですよね……室さんも強いけど、情緒の起伏は激しかったら可愛いなぁ……
    あと、15歳差って何?だんだん歳の差が誤差になっていくのすごい熱いな……という話です。
    途中の足さんのセリフはご自由に補填してください!
    誕生日感薄いけど、誕生日文章です!!
    きっと最期のその日までオレの腕の中に抱えられた、生まれて一年ばかりしか経ってない生命は、春の日和よりも幾分も温かかった。その小さすぎる手を握った感触を生涯忘れることはないだろう。

    「あんなちぃさかった足摺がもう三十かぁ。オレも歳を取るわけだわなぁ」
    「よく毎年毎年、飽きもせず同じ感慨に浸れますね」

    全く、と呆れたように酒を煽る。その悪態が照れ隠しなのも承知だった。
    耳まで真っ赤にして小さくなって俯いてた子供の頃も、うるさい、恥ずかしい事を言うなと邪険にしてきた十代の頃も、火照る顔を酒のせいにして、もういいでしょうと狼狽えていた二十代の頃も。
    そうやって思い出していく全てがまた感慨となる。くぅーっと強い酒を煽ってその胸の熱さに呆けた。
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    ムーンストーン

    DONEメガンテを巡るポップとダイの攻防戦。(ダイは籠城戦です。外から友軍が来ないと敗ける…)R-18は念の為。
    ほぼ会話オンリーです。ダイが弱々で、アニメ58話冒頭の戦意喪失ダイにキュンとなって衝動的に(略)
    別の話になる予定だったので後で統合するかもしれません。
    魔法契約設定も含めて捏造だらけですが、ダイ大の「メガンテは魔法が使える人ならだれでも使用可能」設定だと契約なしで使えるかも?と妄想しました。
    The Point of No Return 回帰不能点〜ダイ酒場兼宿屋は夜になってもざわめきが消えない。
    人里離れたデルムリン島育ちのダイが人の気配の濃厚さに気疲れしているのを悟ったポップはダイに先に風呂へ入れと促した。
    カラスの行水ですぐ部屋に戻ったダイと入れ替わりにポップが一階の風呂に行くと、ダイは寝る前の準備として二人の荷物をすぐ持ち出せるようにそれぞれのベット上の足元に置いた。
    それは二人がデルムリン島から冒険の旅にでたときからの習慣だった。

    不思議なことに魔王軍に夜襲をかけられたことはほとんどないが、野生動物や凶暴化したモンスターに襲われたことは何度もある。

    ダイが相手を剣で切り払えば返り血で服や荷物が汚れるし、ポップがうっかり最近出力が上がり続けているメラを放とうものなら山火事になりかねない。
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