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    めざしねこ

    @yakisoba13pan

    十三機兵にハマって、比治沖に転がりました。

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    めざしねこ

    ☆quiet follow

    前も呟いたんですけど、ジェレミー相手にたまにがっついちゃうグロスタが好きなんですよ……好きなんです!!ジェレミー相手にがっついちゃうグロスタ。
    グロスタ→→→←ジェレミー。
    グロスタはジェレミーのこと好きだけど、向こうは自分のこと好きじゃないって思ってる。ジェレミーはお互いただの処理と思ってるけど、何度もしてるうちに気になってきて(これはただの情)って割り切ろうとしている感じ
    2024.10.20

    #グロジェレ
    #ニコバー

    若さと勢い 部屋にやってくるなりグロスタが覆いかぶさってきたので、俺は慌てて奴の顎を掴んで引き離そうとした。
    「っ! おいグロスタ! がっつくな!!」
    「すいません、今日余裕なくて」
     その言葉通り、ぐぐと力を入れられると、不意打ちされたこともあり、こちらが負けてしまった。俺の手が顎から外れると、そのまま貪られるようなキスを何度も繰り返される。音を立て、舌が絡まり、吸われ、唇を噛まれ……さすがにこちらの息が続かない。
    「ばっ! か!! 息、させろ!!」 
     口が離れた隙を見て言うが、本当にこちらを気にする余裕もないのか、自分本位のキスばかりだ。こいつにしては珍しい、と思う。
     俺たちは身体だけの付き合いだ。そこに愛情はない。
     けれどこいつが俺を抱く時は、女でも抱いてるつもりか、と言いたくなるくらい優しく抱く。だからこそ、今日みたいなこういう行為は珍しい。つーか初めてだ。
     正直、性欲処理だけの関係だから、こういう乱雑な抱き方でも構わない。構わない、が今日の抱き方はいつもと違いすぎて戸惑っちまう。
    「こ、んの……野郎!」
     キスに夢中で俺の腕など気にしていなかったから、繰り出した右フックがグロスタの頭に華麗に決まった。さすがの不意打ちに抵抗なんざ出来るワケもなく、そのまま吹っ飛んでいった。
    「目ェ覚めたかよ」
     口を拭いながら半身を起こして、グロスタを見る。頭を押さえながら「うぅ」と声がして、それからゆっくりと身体を起こした。
    「……すいませんでした」
     しょんぼり、という言葉がぴったりなくらい項垂れたグロスタに少し可哀想な気もしたが、その股間が一切萎えてないことに気づいて俺は引いた。
    「おいおい……若いからってさすがにどうなんだ……」
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    めざしねこ

    MOURNING前も呟いたんですけど、ジェレミー相手にたまにがっついちゃうグロスタが好きなんですよ……好きなんです!!ジェレミー相手にがっついちゃうグロスタ。
    グロスタ→→→←ジェレミー。
    グロスタはジェレミーのこと好きだけど、向こうは自分のこと好きじゃないって思ってる。ジェレミーはお互いただの処理と思ってるけど、何度もしてるうちに気になってきて(これはただの情)って割り切ろうとしている感じ
    2024.10.20
    若さと勢い 部屋にやってくるなりグロスタが覆いかぶさってきたので、俺は慌てて奴の顎を掴んで引き離そうとした。
    「っ! おいグロスタ! がっつくな!!」
    「すいません、今日余裕なくて」
     その言葉通り、ぐぐと力を入れられると、不意打ちされたこともあり、こちらが負けてしまった。俺の手が顎から外れると、そのまま貪られるようなキスを何度も繰り返される。音を立て、舌が絡まり、吸われ、唇を噛まれ……さすがにこちらの息が続かない。
    「ばっ! か!! 息、させろ!!」 
     口が離れた隙を見て言うが、本当にこちらを気にする余裕もないのか、自分本位のキスばかりだ。こいつにしては珍しい、と思う。
     俺たちは身体だけの付き合いだ。そこに愛情はない。
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    めざしねこ

    MOURNING七夕の次の日に書き始めて、書けねぇ……書けねぇよぅ……ってなりながら七月が終わりそうになったので、こちらに供養します。
    あんまりまとまってなくて恐縮です……
    たなばたの話 沖野の部屋の前まで来ると呼び鈴を鳴らして反応を待つ。すぐにロックが解除された音がして、ドアが開いた。部屋の奥まで進むと、沖野は真剣な顔でモニターを見ていた。
    「呼び出してすまなかったね」
     こちらが見ているのに気付いたのか気付いていないのか……その口からは謝罪の言葉が出るものの、こちらを見ずに画面から目を逸らさない。謝罪の態度ではないが比治山は気にならない。
    「構わん、どうせ時間はある」
     そのまま比治山は部屋においてあるソファに座る。作業部屋にソファを置いたのはこうして比治山が作業中の沖野を待つことが多いからだった。今日もいつも通り作業をこなす沖野を後ろから眺める。左のモニターの数値を見ながら、右のモニターへ入力を行っているが、それが一体何なのか比治山は知らない。一度説明してもらったこともあったが、その頃とは違う作業を行っているだろうし、何よりその時も言葉が理解できなかった。適材適所、という言葉を心に刻んだのも良く覚えている。
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