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    くいっくすた

    @quickst0000

    置き場です。長いの書か(け)ないしあんまりえちくもないですが…読んでくださった方、ありがとうございます🙏

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    くいっくすた

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    キラウㇱ生誕祭2024
    お誕生日おめでとう🎂✨
    aknk後の誕生日という設定ですが謎時空と思ってください。ブロマンス未満な感じ。
    absrのことを知ろうとするキラウㇱの話です。

    #門キラ

    春暁(しゅんぎょう)に結ぶ 最も寒く最も暗い。それが夜明け前。あと少しで地平のはるか先にほんのわずかな光が指先を掛けて、暗闇の幕に風穴が空く。そうするといちどきに真新しい白光が筋を描いて夜を割ってくる。織り上がった光の帯に空が焼かれて朝が来る。
     今日は早起きして狩りに行く予定でもなかったし、夜が明けきるまで寝ていても良い手はずだったが思いの外早く目が覚めてしまったらしい。冴えきって、震えが来るほどの室内の空気を振り切ってもうひと眠りするには身体の温もりも足らないようだ。布団に縋っていたい気分とは裏腹に身体は起きようとしている。
     もう今夜には諦めをつけた方がよかろうと、もぞもぞ寝返りを打って部屋の中を見渡せば隣の男はまんじりともせず天井を見つめたまま布団に入っていた。
    「門倉、起きてたのか」
    「ちょっとな。夢を……見たんだ」
    「どんな夢だ?」
    「……昔の夢だ」
    「カンシュだった頃の夢か?」
    「ああ。まあ大概いい夢見じゃねえが、いい夢見たいなんてのが都合の良い話だからな。悪夢だろうが仕方がねえのよ」
     ふぅ、と深く息をついた音が聞こえる。まだ暗くてはっきりとは見えないが、吐き出されたそれは凍える空気を漂う白く淡い塊になって上っていったのだろう。悪い夢に起こされ、門倉もきっと気を張ったままだったはずだ。いつから一人でそうしていたのか。
     長きにわたり監獄に囚われていたこと、門倉がそこの看守だったこと、他の面々も囚人だったことは土方ニㇱパが話してくれたし「その頃は私の方が門倉たちに頭を下げている立場だったのだ」と冗談めかしていた。だが門倉自身は以前のことをほとんど話そうとしない。普段はへらへらと笑い、ちょっかい出してふざけあったり与太話もするのにそれはずっと変わらない。たぶん忠義というやつがそうさせているのだろうが、俺に話したところで意味がないと思っているからかもしれない。
     それもそうかと納得するところもある。俺たちは生きてきた場所が違いすぎる。和人の、特にサムライと呼ばれていたような人たちの物の考えは理解が及ばないことばかりだ。時としてサムライは生以上の価値として自ら死を選ぶのだという。今死ぬ気など毛頭ないぞと土方ニㇱパは呵呵と笑ったが、良し悪しではなく俺にはその理屈が分からなかった。
     それでも土方ニㇱパたちから俺や俺たちを嘲ったり蔑んだりするような言動をされたことは一度たりともない。故郷のためと割り切って付き合わざるを得なかった漁場。吹きつける寒風の中枯れた地面を見つめ、番屋との間をただ往復する間に幾度となく向けられてきた灰色の視線とは違うと分かる。同じ高さに立って俺を見ている。だから、そういう和人と話してみたい、彼らをもっと知りたいと思うことが前よりずっと多くなっていったんだ。それは門倉のことも同じで――。
    「そうか。よく眠れなかったなら辛かったろう」
    「……は。まぁな。あとでごめんねしたらヨシヨシしてもらえるガキの悪戯とは違うんだ。だぁいぶひでぇ悪さをしてきた。叱ってくれる母ちゃんもいないんじゃ甘んじて受けるしかねぇのさ」
     こういう全て諦めたような口ぶりがどこからきているのかがずっと気になっている。恐らくはその監獄でのことなのだろうが、訊いてくれるなという空気がはっきり伝わるからあえて触れないようにしていた。それくらいは分かる。でも、それを感じると胸の中に細い糸が絡まってくるような、窮屈でサンペが硬くなっていくような鈍い感覚が俺の中に走る。量りきれなかった距離を指摘されるようでなんとも重苦しいこれは何なのだろう。時を経るにつれそのかさが増していく気がするのをどう逃してやればいいのか。
     あれから俺たちは二人で一人分の二人組として共に置かれることが増えていた。凍った碧い湖での門倉は短絡的で行き当たりばったり、かと思えば殺人犯を前に堂々と罠を張り騙しをかけて渡り合ったりもする。そして自らの命をなげうつことにやはり全く躊躇がなかった。危ういことばかりで、門倉という男を評するにも一定のかたちを持たないから掴めない煙みたいだと思った。相棒と呼ぶには俺にはまだ門倉が見えていない。だからといって興味本位で無理矢理胸の内にずかずか踏み込みたいのではない。ただ、知りたい。知りたいと思うんだ門倉、お前を。
    「網走監獄ってどんな所だったんだ……?」
    ――答えない。かすかな家鳴りも響き渡るほどしんと静まり返った部屋の空気が急に全身にのしかかるみたいで、重い。やはり訊いてはならなかったのか。ひとつ、ふたつ、みっつめの呼吸を吐いて、よっつめを吸ったところでぼそりと呟く掠れた声が耳に入った。
    「寒い。寒くて……乾いたところだ。乾いてるのに、湿った重い空気がいつも足元に溜まって絡みついてくる。歩きにくいんだ」
    「トー、あ、沼みたいな所なのか?」
    「は、ちげぇよ。それはものの喩えだ。でもな、本当に自分が真っすぐ歩けているのかも分からなくなる、淀んで歪んだところだ。それとな……」
    「それと?」
    「得体の知れない化け物の、でかい臓腑の中にいるみたいだなって思ってた」
     衣擦れの音がして、ぼんやりとだが門倉の両手が布団から出されたのが見える。指の先だけを互い違いに組んで重ね、小屋の骨組みのようなものを顔の前で作ってじっと見ていた。
    「天井のな、梁や金属の筋交いがこう、化け物のあばら骨みたいに見えるんだよ。だからまぁ、肺腑だな。この中に閉じ込められて俺はずっと出られないんだなと、そう思ってた」
    「閉じ込めて、って門倉は囚人じゃない」
    「……どうだかなぁ。房との間に仕切りこそあれ、あそこにいた人間に本当に囚人と看守の別なんかあったのかなぁ。まぁ、一生懸命だった奴はいたか」
    「囚人じゃないから今はこうして外にいるんじゃないか」
    「そうだよ。……どうやって出たか分かるか?……第七師団の焼き討ちに遭ってな、火災用の開房装置動かして囚人七百人を肉の盾にして逃げおおせたのさ。もっとも、化け物の骨は金属だからな。焼かれてそれでも残ってたらしいが」
     空気が見えない弾丸になって飛んできたみたいで、呼吸したつもりが喉に栓をされて塞がった。声が出ない。息が詰まる。頭がくらくらする。鼓動ははやるのに血が一気に下がって指先から冷えていく。何も知らなかった。いや知るべくもなかったが、そんな途方に暮れるようなものを背負わされていたのか。
    「俺を肺腑に閉じ込めて、それでもマシな人間風味でいられるよう匿ってくれてた親腹食い破って出てったんだ。周りみぃんな肉片になっちまったのに永らえてる俺は外に生まれ出たときから数多の殺しの罪を背負ってるってわけ」
    「そんな……だって、門倉一人の勝手でしたことじゃないだろう?そんなの立場がそうさせたんだ、お前のせいなんかじゃ……」
    「どうなるかは当然分かっててやってる。消した命の代償にしちゃ随分とチンケだけどよ、俺も肩撃たれたしあそこで死んだことになってる。本来生きてちゃおかしい人間なんだ」
    「おっ、おかしいなんてことあるか……!生きてるってことは、その間はこの世界での役目があるってことなんだ。ここで果たすべきことがあるからお前は生きてるんだ……!だから、」
     だから?だからどうだと言うんだ。門倉の役目、なんて分かったようなこと言えるはずもない。俺は何も知らない。きっとこの男もサムライと同じ考えをしている。だからサムライが分からない俺に何が分かる、と言われればそれまでなのに。
     それでも、生きてほしい――そうだ、生きていてほしい。俺は門倉に生きていてほしい。そうでなければ、辛い。毒を飲んで死にかけたと聞いたときも、近づけない距離があると思い知らされることも俺は辛かったんだ。もう一緒にいることが自然になっていたからだ。ふざけているしだらしないし、腕っぷしはないけどときどき度胸はあって、土方ニㇱパを敬っていて、そのときは子どもみたいに目が輝く。これからも変わらず小言を言ってみたり面倒を見てやったり、教えてくれたり、教えたり。生きている門倉という男とは同じ高さの視線で共にそう在りたい。
    「……俺がそのでかい化け物だったらよかった。そうしたらお前を護ってやって、きちんと外に産み出して……やったのに……」
     奥底から湧いてきた言葉がそのままするりと口から出たと同時に向こうでふはっと息をつく声がした。かさかさぱさぱさ。軽い衣擦れがして身体が揺れているのは……門倉が笑っているらしい。少し外が明るくなり始めたのか、さっきまでより隣の様子がよく見えている。目を凝らすとこちらを向いたままほつれかけの寝間着の袖を口元に押し当てて小さく震え、笑いを堪えている。くくっ、とか、んぐっ、とかこみ上げるものに抗っているようだった。
     なんて野郎だ。こっちはこんなにも必死の想いで絞り出すように話したというのに。確かにおかしなことを言った自覚はある。何で俺が門倉を産むんだ。でもずっといた場所を壊して、人死にが沢山出た罪を背負おうとするなんて、そんな過酷な記憶が門倉のサンペを石みたいに硬くしてしまったというなら。俺がもう一度同じことをやり直して上書きしてやれたら良いのにと、そう思ったんだ。
     途端、さっきまで冷えていた顔に指先に、急に血が戻ってきて巡りだすのを感じた。恥ずかしさと腹立ちまぎれの気持ちが体内隅々までかっかと駆けてゆく。いきなり汗が出そうなほど熱くなって布団を半身まで剥いでしまい、唸り声のごとき不満の声が思わずこぼれた。
    「ひどいぞ門倉お前、笑うなんて。俺は見ての通り男だからそりゃもちろん産んだりとかできないし、そもそも俺よりジジイなのにどうやって産むんだとは……思うけどッ」
    「んぐふっ……いや、すまんキラウㇱ。全くどうなってんだ、っひひ、産むってのか俺を。んっふふふ、馬鹿にしてる、わけじゃないんだ。……悪ぃな、お前さん根っから世話焼きだねほんとに。それにちょっとばかり優しすぎるかもしんねぇな。いいんだぜこんなのほっといたって」
     奥歯で笑いを噛み殺しながら、ところどころで吹き出しながら門倉は少しずつ答える。肩まで揺らしながらまだ笑っている姿にはいらだちも覚えるが、さっきまでの重たくて潰されてしまいそうな空気よりはずっとましだ。
    「ほっといたら門倉一人でどこか行ってしまいそうだし、そうしたら探しに行くのは一人分のもう半分の俺だ。そんなことになるくらいなら初めからずっと見張って一人になんかさせないようにする」
    「はー、世話かけますね。俺は凶運の星の下に産まれてるからね。これからだってどんなひでぇ目に遭うか分かんねぇし、近くになんかいたらきっと巻き込んじまうぞ」
    「いや、門倉は大事なところで運に護られてる。だから今ここにいるんだと思う。でもちゃんと見てないとそれまでにどうなるか分からないから俺はこれからもお前の世話を焼くしお前を見てる」
    「はは、そりゃ心強いこと。あーあ、すっかり目も覚めたわ。そろそろ外も全体明るくなるかね……今日は暦幾日だ?昨日節分だったよな。てことは今日が立春、春……か。ああ、そういや土方さんが言ってたぞ、お前さん今日が生まれの日らしいじゃない」
    「土方ニㇱパ覚えててくれたのか……。冬と春との境目を越えて、春の初めになる日に生まれたんだって父母から聞かされてたから。和人の暦だとそう呼ぶらしいな」
    「へえ。立春大吉、春を呼ぶ男か。なんかぴったりじゃない。めでたいね。ああほら、大事な鉢巻がずれかかってるぞ。さっきまで部屋暗くて分かんなかったわ」
    「あ……」
     節くれ立って乾いた短い爪の指が故郷の祈りを込めてもらったマタンプㇱにそっと差し入れられた。一瞬目の前が門倉の手で暗くなって、冷たい指にずり上げられるとまた視界が開ける。ちょうど部屋の襖の僅かな隙間から低く差し込んだ冬の朝日が照らし、はっきり見えた向こう側にあったのは無精髭の門倉が柔らかく笑いかける顔だった。ああ、同じ位置で視線がかみ合う。……俺は、この視界がいい。
    「あーしかし寒いったらねぇな。早いとこ炭おこして火鉢に当たろうぜ」
    「俺は皆の朝餉の支度しないといけないから。炭はおこしてきてやるから待ってろ。ただその……」
    「お?なによ」
    「あと少し……少しだけでいいから。まだこのままお前と話していたい。駄目か?」
    「はは。今日生まれの主役のご要望とあれば無下に断るわけにもいかねぇなぁ。さてどんな話がお望みですかなご主人様?」
    「フフフ。そうだな、まずは――」

     最も寒く最も暗い。それが夜明け前。一年で一番寒いとされる日々が終わり、夜明けに抜けていった冬の踵。それからやってくる次の季節。やってくるのは春のつま先だ。長い人生の冬と夜とに沈んでいた男にもこの足音は聞こえるだろうか。
     凍っている土に今はまだ響かなくとも、これから隣でいくらでも俺がその音を聞かせ続けてやればいい。ずっとこの足音で歩いてゆけばきっといつかは凍て解けを迎えるだろう。何たって俺たちは二人で一人分。互いを合わせたら元々の一つになる。それが片割れなのだから。
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    😭😭👏💘🙏👏👏👏☺☺😭😭
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    くいっくすた

    DONE法務部✳️と工務部🦌のとこにいる✳️推しモブ子による観察記録。
    先日上げたバレンタインの話(問答無用の大遅刻)の日のモブ子視点。以前からたまにモブ子を書いていたので、ちょっとじっくり✳️🦌というか✳️部長の纏う「ニオイ」を探ってもらいました。
    途中途中の細かいとこの補完はできれば前の話を読んで欲しい…っ!
    🦌は影くらいしか出てこないです…。
    定点観測第X次中間報告―それでもモブ子は推したい― 総務、法務、品質、人事、我が経理。リモート業務がすっかり定着した当社にあっても、実は内勤部隊の出社機会は他部署に比べまだ多い。
     御用聞き的なところもあるし、現代的労働環境の申し子であるはずのITチームだって機器が社内にある以上全く出社しないわけにはいかない。
     内部の人間と関わるのが業務の大半を占める私たちは、皆の様子を気にかけておくのも仕事の一部だ。単に私がちょっとお節介焼きなせいもあるけど、職業病に近い。そしてこのところの私の気にかけ職人魂を断然揺さぶり続けているのが法務の門倉部長。
     総務との兼任部長というなかなかの重責ポストでありながら、そんな素振りをちっとも見せない。偉ぶるところはないし上下も部署間も関係なく誰にでも対応が柔らかい。というか柔らかすぎてもはやユルい。
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    くいっくすた

    DONEきょうはなんの日?【耳の日】
    ついったに不定期で載せてるきょうはなんの日シリーズ。ほとんどが140字なんですが、少しだけ長めのSSで。
    例によって3月3日の当日には全然間に合わずの大遅刻。
    竹で作るバージョンが百年以上前の科学本に載ってたそうです。北の大地に竹は自生しないので謎ルートで入手した謎の高級品仕上げに…。
    伝う 長い冬の鎖からようやく解放されつつあるらしい。開く花々に満ちるのはまだ先だろうが、雪解けの土の下には真新しい緑色の気配が顔を出し始めている。
     弥生初めの午後などまださほど温もりはしないものの長閑で、縁側には柔らかく陽が差し込む。座卓にガラクタ様の材料をがらがらいわせながら並べてみたら、早速好奇心の強い男が寄ってきた。
     皆出払って今日は夜まで暇だから気まぐれに思い立って、ちょっとしたツテで調達してきたものだ。いやまぁ大体暇なんだけど。今日はそれなりのやる気と創意が天から降ってくる方の暇な日だったのだ。
    「門倉何だこれ?わざわざゴミ拾ってきたのか?ジジイ見分けつかなかったか?何する気なんだ?」
    「ちょっとちょっとそう矢継ぎ早に訊くんじゃないよ。ひとっつずつ順に訊きなさいっての」
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    くいっくすた

    DONEクリスマス前から6日間の現パロ門キラです。ハロウィンに続き引くほど遅刻して載せます。
    イベント事のまとまったお話がほんとに間に合わせられません…。
    ※年齢操作しています。自分の思う原作軸門キラより10歳くらい若いイメージです。門さん40手前くらい、きらし20代後半~30手前くらい。
    ※オチウもヌンヌンもないよ!ちょっとだけもにょもにょはあるかも!
    シックスデイズワンダー(あるいはホーリーチキンレッグスの威光)――クリスマスに欲しいのは沢山のものじゃないの。
     そうだな、そう思う。休みだよな。またはこのシフトを分かち合って半分、いやせめて二日くらい出てくれる人。今日、二十日からクリスマスの二十五日までフルで六連勤だ。六連勤自体はさほど辛いことじゃない。勤め人なら普通にあり得ることだろうし、世の中もっともっと長い日数の連勤をこなしている人がいることくらい知ってる。でもこの六連勤は普通のそれとは段違いに削られるんだ。心が。疲弊する。萎れてしまう。不幸だとは思わないまでも、流れに受け入れられず川の取水口で引っ絡まっていつまでもくるくる廻ってる枯れ枝を見てるみたいな、なんとも言えない侘しい気持ちになるんだ。
     赤い三角帽子に申し訳程度のムートンもどきなモコモコがついた真っ赤な上着とズボン。どっちも割とペラくて、見た目だけは世のお祭り騒ぎに自分たちもきちんと則っていますよということしか示せない、低すぎる防寒性能。結局ベンチコート着るんだからこんなの仕込んでおく必要あるのか? この装備でこれから寒風に晒され声を枯らし、ひたすら虚空に向かって叫ばなければならない。
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