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    えまこ練習中

    @mobr10014
    練習中ですモブ霊が好きです
    リアクション下さった方、わざわざありがとうございます🙇‍♀️精進できるよう頑張ります🙇‍♀️

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    今日のお題は【居残り?お疲れ様、これどうぞ】です。
    #お題ガチャ #cp向けお題ガチャ

    パジャマ姿の訪問者夜も更ける頃。
    霊とか相談所の所長 霊幻新隆は来たる年度末に向けて事務処理を必死に進めていた。
    時計をみると針は23時を過ぎていた。
    霊幻は集中して作業していたことで凝り固まった身体を解すために伸びをした……
    結構な時間が経ってしまったな……とふと窓を見ると、大きな影があった。

    「うわ! モ……モブ!」

    そこには白と青のストライプのパジャマ姿の弟子が窓の外で浮いていた。超能力で家から飛んできたんだろう。霊幻は急いで駆け寄り、窓を開けた。

    「お前、なんで来たの?」
    「なんとなく」
    弟子のこの回答では、こんな夜にここへ来た理由は分からなかった。窓から入り込む夜の空気は少しひんやりしていた。
    「……そうか。モブ寒くないか? そんな薄着でこんな所まで飛んで来ちゃったのか? 風邪ひくぞ。こっち来い」
    霊幻は窓を大きく開けて、モブを相談所内に招き入れた。
    モブは、少しドキドキしていた。こんな遅い時間に窓から相談所に入ったのも、パジャマで相談所に入ったのも初めてだった。
    「寒くはないです」
    「まぁ、待ってろって」
    霊幻はモブに背中を向けて、何やらゴソゴソと荷物を漁り、目当ての何やら黒い物を見つけた。それを手に取りモブに近付き、それをふわりとかけた。
    「師匠、ありがとうございます」
    「ん、ちょっと大きいけどな、これ羽織っとけ。ところでお前、ご両親にここに来るって言ってから来たのか?」

    大分大きい黒いカーディガンを羽織ったモブは首を振る。

    「分かった。モブの家まで送ってくからちょっと待っててくれるか? あと少しだけ片付けちゃうから」
    そう言った霊幻は、また部屋の奥に消えた。しばらく経つと、チンと電子レンジの音が聞こえた。手にいつもモブが使っているマグカップを持って、霊幻が戻ってきた。そのマグカップからはゆらゆらと煙が出ていた。それをモブに手渡す。
    「熱いからな。気をつけろよ」
    モブは両手でそれを受け取った。いつも霊幻が入れてくれる甘いホットミルクだった。
    ホットミルクを手渡した霊幻は、また所長用の椅子に座りテキパキと書類をこなしているようだった。

    モブは霊幻の姿を眺めて、手にある包みを確認しながら今日の出来事を思い出していた。
    放課後にモブが相談所に来たとき時、霊幻がボヤく。
    「あぁ〜〜年度末だから今色々やっとかなきゃなんだよな……今日は帰れないだろうな……」
    今日は師匠、遅くまで仕事をするんだな――
    とモブは思った。家に帰ってから母にその話をすると、
    「あら……大変ね。霊幻さん今日は遅いのね。うーーん、疲れたときは甘い物よね。明日、甘い物でも持って行ってあげたらどう?」
    「……甘い物」
    モブはいつも通り布団に入り眠ったが、途中で目が覚めてしまった。
    師匠、今も相談所にいるのかな……甘い物か……
    モブはいてもたってもいられなくなった。こっそり1階のキッチンまで行き、おやつが入っている戸棚から、小さな包みをひとつ取って、自室に戻り、パジャマ姿のまま窓から飛び立って相談所を訪れたのだった。

    霊幻の大きいカーディガンを羽織って、温かいホットミルクをもらって、モブの身体はポカポカだった。そのホットミルクがなくなる頃、霊幻が声をかけてきた。

    「モブ、待たせたな帰ろうか 」
    ほんのホットミルクを飲んでる間くらいしか時間が経ってない気がして、モブは確認をする。
    「もうお仕事終わったんですか?」
    「おう! 終わったぞ!」
    終わったことを確認したモブは、霊幻にお願いをした。
    「師匠、少し屈んでもらっていいですか?」
    「ん? いいよ」
    霊幻は、モブの目線に合わせてしゃがみこんだ。
    「居残り? お疲れ様です。これどうぞ」
    モブの小さな手にはキャンディ型のチョコレートがあった。
    「モブ、ありが……んん?」
    居残りってかわいいな。と霊幻は思いながら、その弟子の気遣いに感動して、それを受け取ろうとした。するとモブはそれを渡してくるわけじゃなく、チョコレートを包みから取り出していた。
    そしてそれをゆっくり霊幻の口元に押し付けた。
    霊幻はゆっくり口を開け、その小さな指から離れたチョコレートを受け取った。口の中で甘さがじわじわと溶けていく。疲れきった身体に染みていく甘さだった。それ自体はすぐに溶けてなくなってしまったが、霊幻の心にはずっと甘さが残っているようだった。
    「モブ、ありがとうな」
    霊幻はモブの頭にポンッと触れながら、さっき言い損ねた感謝の言葉を今度こそ伝えた。

    おわり










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    Replies from the creator

    えまこ練習中

    MEMOこちらは現在の私の気持ちです。内容は自分に直接関わるモ関連のことのみです。一番の被害者は奥様と理解しています。でも作品の名前で顔出ししてプロモーションなどを行っている中で事務所はもちろん、作品関係者、そして自身のファン、作品のファンも被害者と言っていいんじゃないかと思っています
    自分の気持ちは昨日とはまた異なっています。昨日までは受容しきれてなくてレは○井さんしか考えられないって思ってました
    SKRIさんについてR4.10.27

    信頼回復はないよ

    現状のキャラは続投かもしれないけど、どうしたってチラつくし、それは作品に泥を塗ってる

    新しい仕事はないと覚悟した方がいい


    モ見たって好きだけどやっぱり
    どっかで、あーってなっちゃうんだよ
    だって作品のプロモーションしてたし、私にとってレは【○井さん】だった

    多分私、○井さんのことよく知らなすぎて、勝手に人物像作ってたみたい
    思ってた以上に櫻井さんのこと好きだったんだな……って感じてる。
    別に追っかけしてた訳じゃないけど

    他にもうまい声優さんいっぱいいると思う、もしモ側が声優変える(ないと思うけど)っていうなら喜んで受け入れたい
    までこの件について受容してる


    正直言って、スピンオフの映像化、OVAの可能性は限りなく0になったと思う
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    えまこ練習中

    TRAININGシ〇イシティのワンドロライお題6 桜

    あまりにも綺麗なその訳をの前日譚です。

    個人的に盛り上がってしまい、前日譚も作ってしまいました。
    出来は拙いですが、自分の興奮するネタだったようです笑

    本編の方との噛み合いから、本編も修正すると思います。
    前日譚の方もちょこちょこ修正するつもりです。R4.7.20モブside修正
    あまりにも綺麗なその訳を〜前日譚〜霊幻side

    あ〜あ、しくじっちまったな。
    俺はきな臭い案件をやめとけばいいものを一人で立ち回り、完全にしくじっちまった。
    俺はまんまと殺されて、今、俺の存在なんてなかったかのように後処理されてるところだった。どこだか分からない場所に、けして小さくはない俺の身体は運ばれて、大きな木の下に必死に掘られた穴に入れられている。
    お前、素人じゃないだろ……もっと深く埋めてくれよ。そんな深さじゃダメだろ。
    なんて客観的に思ったけど、こんな知らない場所に深く埋められたら、誰も俺を見つけることはできないだろうな……。俺の身体は誰にも見つからずに朽ち果てるのか。それもまた人生……ってか。

    何年か前であれば、いつ死んだっていいって思ってた。でも今こうして成仏できてないことからも分かるように、俺は未練がある。それがなんなのかも分かる。
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