プロヒ爆尾💥🐒 期間限定同居突然の爆豪からの電話。
こちらもTUの会議が終わって帰ったとこ。明日からよろしくと挨拶を交わすだけだと思ったら、爆豪からしばらく泊まるから家の番地どこだ教えろと一方的に情報が増えて混乱する。
以前の同窓会で住んでる街の話をしたことを覚えてたのかと思いつつ、もう遅い時間だしと半信半疑で住所を送る。
短く「ん」とだけ返事がきてしばらく、コンビニで下着と歯ブラシだけ買った袋をぶら下げて爆豪がやって来た。
爆豪は、学生寮の尾白の部屋を思い出しながら、変わらない雰囲気と、突然でもあたたかく迎え入れてくれる尾白に居心地のよさを感じる。
本当にやってきた爆豪は、数日だけだと決め込んで、バックパックに事務所のロッカーから数枚の服を詰めただけで。
洗濯するならどっちのでも一緒だと尾白が服を貸す。
見覚えのある猿Tも身体の厚みの差から生まれるラフ感で、ズボンも普段の腰パンで履けるものを借りた。
初日から数日は終わらない現場の緊張感と、遅い帰宅でなだれ込むように2人で過ごして、会話もTUの動きや仕事のことばかり。
ところが、進まない現場に、一旦索敵や偵察が得意なヒーローに最前線を任せ、次の動きに備えて休むよう通達される。
尾白は爆豪に自宅に帰らないのかと聞くも、爆豪はすぐに現場に向かえる方が良いと理由をつけて、思わぬ長丁場に着慣れてきた猿Tのサイズ感を手放せないでいる。
緊張感はそのままに、懐かしい寮生活の雰囲気を思い出しながら、ゆったりと日常会話が弾むふたり。