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    ぱせり

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    ぱせり

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    TwitterのRTしてもらったら書くやつでした!ありがとうございました。

    #ドラマイ
    drabai

    攻めの部屋で自慰をする受け「マイキー、お待たせ」
    「ケンチン、お疲れー」
     今日はケンチン店の手伝いって言ってたのに、どうしても我慢できなくてケンチンの部屋で待たせてもらった。
    「シャワー浴びてくる」
    「いってらっしゃーい」
     香水の匂いがフワッと香って、スーツ姿のケンチンをさっさとシャワー室に追いやった。またオンナにくっつかれたんじゃねぇだろうなと思うと、隅から隅まで綺麗に洗って欲しい。
     オレはというと、ケンチンが真面目に働いている間に先にシャワーを浴びておいた。それはもう隅から隅まで念入りに洗っちゃったりして。
    「ふー」
    「ケンチンちゃんと洗った!?」
    「洗ったわ」
     シャワー室から出てきたケンチンは冗談だと思って笑ってるけど、オレは暑くて上半身裸のケンチンの体にじとっと目を向ける。
     汗だか水滴だかがつうと胸板を流れるのを、なんとも邪な目で見た。ケンチンって、自分がえっちな目で見られてないと思ってるとこあるよな。
     水を飲んでドライヤーして、いよいよケンチンがオレのいるベッドに上がる。
    「はー、疲れた」
    「よしよし」
     部屋着のタンクトップを着たケンチンを、慰めるみたいに抱き締めてやる。まぁケンチンデカいから、しがみ付いてるようにしか見えねぇんだけど。それでもケンチンからも抱き込まれて、つむじにふぅと一息ついた吐息が当たった。
    「寝るか」
    「んー」
     香水が綺麗さっぱり洗い流された後の、ケンチン自身の匂いをすんと吸い込む。安心するのと同時に、腰の辺りがむずむずする。タンクトップから覗いた肩に、齧りついちゃおうかな、なんて。
     ねぇ、ケンチン。オレ、今日自分で後ろ準備してきたんだよ。
     オレを抱き枕にして寝転がったお疲れのケンチンに、オレはその一言が言えずにいた。

     頭の上から、すうすうとケンチンの寝息が聞こえる。
    「ケンチン?」
    「んー……」
     呼びかけても、全く起きる様子がない。力の抜けたケンチンの腕から抜け出して、その寝顔をちらりと見上げた。いつものキリッとした顔より、ちょっとあどけない。起こしたら悪りぃよなぁ。
     またケンチンの胸に顔を埋めて、すんすんと鼻を鳴らす。だってさぁ、身も蓋もねぇ話をすると、オレはケンチンに抱かれるために今日ケンチンのベッドで待ってたんだぞ。このムラムラをどうすりゃいいんだ。
    「……くそ」
     どうせこのままじゃ眠れねぇ。くるりとケンチンに背を向けて、こっそり手をパンツの中に忍ばせた。
    「ん……」
     ケンチンの匂いだけで半勃ちになったチンコを握り込んで、ゆるゆると上下に扱く。
    「はっ……」
     最近ケンチンにしてもらってばっかだったから、勝手に手がいつものケンチンの真似をする。
    「んんっ」
     先っぽの尿道口を親指でくりくりと撫でて、先走りが出て滑りがよくなったらカリのところで小刻みに動かす。くちゅくちゅと音がし始めて、ケンチンに聞こえちゃわねぇかドキドキした。
    「ぁっ……」
     いつもケンチンが一緒に触るから、触ってもない乳首がつんて勃っちゃった。乳首の先っぽがTシャツに擦れて、じんじんと快感が広がっていく。ひくりと体が跳ねて、漏れそうになる声に慌てて指の腹を食む。
    「ん、ぅ……」
     Tシャツに擦れる乳首に、勝手に腰がくねくねと揺れた。しょうがねぇから、そう、これは仕方なく。口を離して少し唾液で湿った指を、そっとTシャツの中に潜り込ませた。
    「ぁ……んっ……」
     右手でチンコを扱きながら、左手で乳首をくりくり摘む。どうしよう、止まんねぇ。
    「すー……」
    「……っ」
     ケンチンが身じろいで、さっきまでよりもオレの体に覆い被さられる。耳裏にケンチンの唇が当たって、吹き込まれる寝息にさえ感じてしまう。
    「ふっ……んぅ……」
     足もケンチンの足で押さえられて、情けなく腰だけがカクカク跳ねた。ケツにケンチンのチンコが擦れるのを感じて、本能的に抱かれたいと思ってしまう。
    「ぁ、あっ……」
     空っぽの中を埋めて欲しくて、穴の内がひくひくと蠢く。奥の粘膜が、きゅうと空洞を締め付けようとする。ぶるりと腰が震えて、またぴしゃりと先走りが溢れた。
     イきたいのに、物足りねぇ。
     いつものケンチンの愛撫をなぞるように、必死に乳首とチンコを弄り回して。そうしている間に、すっかり音を立てるのを控えることを忘れていた。
    「マイキー、何してんの」
    「ひっ……」
     後ろからぎゅうと抱き締められて、ケンチンが目を覚ましたことに気付いた。
    「オナってたん?」
    「あっ……」
     起こしてごめん?シーツ汚しちゃったかも?言わなきゃなんねぇことは、色々とあったはずなのに。
    「……ケンチン、いれて」
     気付けばそう、ねだっていた。
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    fukuske5050

    MOURNINGワンライに参加したくて書いていたものです…
    243話の感想みたいなつもりで書きました 
    本誌更新前にUPが目標だったのでいろいろ荒目です
    ドラマイ/マイドラ
    お題「早朝」
    あさ  見上げた夜はもう自分の知るそれとは異なって見えた。見知ったはずの風景も、ほんの少し足が遠のいた間にここはもうお前の街ではないのだと様変わりする。確かにもうこの街には用はない。アイツがこの街から消えたと同時にこの場所の意味は、もう消え去った。

     深夜であればこの街の空には上へ上へと向かう細長いビルが蛍光色のネオンを競う。赤、ピンク、橙、青、緑、紫、白。並ぶネオンの中でひとつだけ、なんどもなんども足を運び、過ごした日々が頭の隅でもやりと霞む。追いやるように目を細めれば、最後の抵抗なのだと瞼のなかまで残像が追いかけてくる。

     空が暗夜から薄あかりへと変わり始めるころにはあれほどに競いあったネオンもひとつふたつと灯りを消して、あたりは飾り気のない姿を現していく。ひとの気配が薄れるこの時間になると男の店も賑やかさが一掃されて静かなものだ。そのタイミングに合わせて男は決まってビルの裏階段から外に出る。目覚まし代わりの一服と朝食代わりの缶コーヒーを買うためだ。咥えタバコで非常階段にもたれるその姿に、その習慣は相変わらずなのだと、男が今も変わらず暮らしているのだと、思う。男が変わらずにいることに、消えることのないアイツのくぐもりが和らげばいい。
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