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    だしまきたまご

    @5sIynUbnKVtrtyX

    どうもはじめまして。だしまきたまごと申します。何でも好きなんでも食べる。最近は文ストに再熱中。ツイッターもやってるので良ければフォローお願いします。
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    だしまきたまご

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    どうもはじめまして。くろすけ+と申します。今回は私の処女作で、文ストの太宰×中也です。
    ※腐ネタ注意です
    ※誤字脱字、日本語がおかしくてもスルーしてください
    ※中也が襲おうとして太宰に襲われてます(どっちが攻めとかもはやない)

    #文スト腐
    literatureLover

    俺のかわいい太宰治私は太宰治。今は、恋人の中原中也とテレビをみている。「おい、見ろよ。この女すげえ美人だぜ」
    そういって中也が指さした女性は、確かにきれいだった。
    「うん、すごいね。でも私の方がかわいいと思うけど?」
    「あ?手前何言ってんだ?俺が愛してるのは手前だけだっつの。他のやつなんかどうでもいいんだよ」
    「もう……そんなこと言われたら照れちゃうじゃん……///」
    「事実だからな。まぁ俺は世界一手前を愛してるし、世界で一番可愛いと思ってるからな!」
    「もう!恥ずかしいなぁ……」
    「はっはっはー!いいじゃねえか別に」
    「むぅ……私も中也のこと世界で1番目に好きだもん……」
    「おうおうそれでいいぞ〜」
    「むぅ〜……」
    「拗ねんなって。ほらこっち向けよ」
    ちゅっ
    「んっ……///」
    「顔真っ赤になってやんの。かわいすぎんだろ……」
    「もう……いきなりしないでよぉ……びっくりするじゃん……//」
    「わりぃわりぃ。可愛かったからついな」
    「うぅ……嬉しいような嬉しくないような……」
    「どっちだよそれ笑」
    「ふへへ……」
    「ったくしょうがない奴め……」
    そう言いながら頭を撫でてくれる中也の手つきはとても優しくて気持ちよくて。ずっとこうしてたいなって思っちゃうくらい幸せだなぁ……。
    なんて思ってたらいつの間にか中也は寝てしまったようで、隣でそっと寄り添って、気がついた時には朝になっていた。
    隣ではまだ中也が眠っていて、とても穏やかな表情をしていた。
    起こさないようにそっとベッドから出て朝の準備をする。
    「中也〜朝だよ〜」
    「…………」
    返事が無い。ただの屍のようだ。
    仕方ないので布団の中に潜り込み、中也の腕を抱き寄せた。そして耳元で囁いた。
    「起きないとキスしちゃうぞ〜♪」
    「っ!?」
    すると突然ガバッと抱き寄せられ、唇を奪われた。しかもディープの方である。
    「ちょっ……まっ……んぅ……ちゅぱっ……んぁ……」
    舌を入れられ口内を犯される。息が出来なくて苦しいけれど、それよりも幸せな気持ちの方が大きい。
    長い時間かけてやっと解放された私は肩で呼吸していた。
    「はぁ……はぁ……ちょっと……がっつき過ぎじゃない……?というかなんでおきてるの?」
    「うるせぇ。あんなことされたら我慢できるわけねぇだろうが」
    「だって昨日は中也が私を置いて先に寝ちゃったんだもん。寂しかったんだよ?それに……最近あんまりシてくれなかったし……」
    「それは悪かった。仕事忙しくてな。だが今日は休みだ。思う存分ヤれるぞ」
    「ひゃあっ……♡」
    耳を甘噛みされ思わず変な声が出てしまう。そのまま首筋へと降りていき、胸元のループタイに手をかけたところで止めに入った。
    「待って……まだ朝だしご飯食べてからにしたいんだけど……」
    「安心しろ。飯なら俺が作っといたからよ」
    「え?」
    「今度こそ起きようと思ったら手前がいなくなってるし、慌てて探して見つけたと思ったら腕枕されて寝てるわで焦ったんだぜ?」
    「ごめんなさい……」
    「別にいいさ。起きた時に目の前にいるのは悪くないしな」
    そう言って私のことを抱きしめてくれた中也。あぁ……やっぱりこの人のことが大好きなんだなって改めて思った。
    それから中也と一緒にご飯を食べたりテレビを見たりしているうちにお昼になったので外に出る準備をした。
    ちなみに今日の服装はオフショルダーの白いワンピースの上に薄手のカーディガンを着ている。靴は白のレースアップシューズにした。
    髪はサイドテールにして、化粧もバッチリ決めている。男にしては薄い体と有名な絵画のような美しさはきっとこの世なによりもうつくしいのだろう。
    そんな私の隣には、黒を基調としたシャツを着てジーンズを履いている中也がいた。
    私よりも身長が低いはずなのに私より背が高く見えるのはなぜだろうか。
    「どうした?ぼーっとして」
    「なんでもないよ」
    「ほんとかよ」
    「うん。それより早く行こ?映画始まっちゃう」
    「そうだな」
    映画館についてチケットを買うとすぐに席に着いた。周りを見ると結構人が多くて、人気作品だったのだとわかる。
    「意外と人がいっぱいいてびっくり」
    「そりゃ休日だからな。つか手繋ぐぞ」
    「はい」
    ぎゅっ……
    恋人繋ぎをして、手を絡ませる。所謂"指絡めつなぎ"である。
    しばらくすると館内の照明が落ちてきて予告が始まった。
    「おお〜すごいね!」
    「ああ」
    映画の本編が始まると2人ともスクリーンに集中していた。そしてエンドロールが流れ始めると周りの観客から拍手が起こった。
    どうやら好評の映画だったみたいだ。
    「面白かったな」
    「うん!でもあの女優さん綺麗だったよね〜」
    「確かにな。手前の方が可愛いけどな」
    「もう……またそんなこと言って……」
    「本当のことだからな」
    「ふふっ……」
    「何笑ってんだよ」
    「なんでもないよ。それより帰ろ?」
    「おう」
    中也の手を引いて立ち上がると出口に向かって歩き始めた。
    帰り道の途中にある本屋に寄って欲しいと言われたので寄り道をすることにした。
    「何買うの?」
    「小説の新刊が出たからな。それ買いに行くんだよ」
    「へぇーそうなんだ」
    「おう。太宰は何かいるか?」
    「うーん……特にないかなぁ……」
    「そうか。じゃあ俺だけ見て回るからゆっくり見ていてくれ」
    「わかった」
    2人で店内に入ると、中也は一直線に新刊コーナーへと向かった。
    私はとりあえず雑誌を見てみることにしたのだが、あまり興味を引くものがなかった。
    (う〜ん……やっぱり中也と一緒じゃないと見たいものも見つからないかも)
    そう思いながら中也の方へ行くと中也は既に会計を終えており、私が近づくとにこっと笑ってくれた。
    「ねえ中也。私ちょっと行きたいとこあるんだけどいい?」
    「どこだよ」
    「文具店」
    「なんでだ?」
    「ノートが切れちゃったの。新しいのを買いたくて」
    「なるほどな。俺も丁度ペンが欲しかったところだ。一緒に行くぞ」
    「ありがとう」
    中也と一緒に雑貨屋に行き、それぞれ目当てのものを買った。私は手帳用のシンプルなデザインのものとボールペン、中也はいつも使っている万年筆を買っていた。
    「なんか中也らしいチョイスだね」
    「どういう意味だ」
    「そのまんまだよ」
    「まあいいか……。よし、そろそろ帰るぞ」
    「うん」
    「あ、ちょっと待って。最後にひとつ寄りたい場所があるんだ」
    「どこだ?」
    「ついてきて」
    中也を連れて行った場所は小さなアクセサリーショップだった。
    ここは私のお気に入りのお店で、よく来るのだ。
    「ここか?」
    「うん。中也もこういうの好きでしょ?」
    「まあな」
    「だから連れてきたんだ」
    「ありがとよ」
    中也は早速ネックレスを見ていた。
    「これいいな……」
    「どれ?あぁ……確かにいいね」
    中也が手に取ったものはシルバーの細いチェーンに青く光る石がついているものだった。シンプルだけどどこか気品のある感じがする。
    「これにするか」
    中也はさっさとレジに行ってしまったので私もそれについていった。
    お店を後にして、家に帰ると玄関の前に大きなダンボールが置かれていた。
    「え?何あれ」
    「あぁ……多分俺宛だろうな」
    「どうするの?」
    「開けるか」
    中也は段ボールを持ち上げると家の中に入っていき、リビングに置いてあったカッターを持って出てきた。
    そしてガムテープを切って中身を取り出すとそこには大量の本が詰まっていた。
    「うわっ……すごい量……」
    「こんなに貰っても読みきれねぇよな……」
    「そうだね……」
    「まあ一応全部読むけどな」
    「それが一番大変だと思う」
    「まあな。でも俺の楽しみでもあるしな」
    そう言って中也は本を積み上げて部屋へと持っていってしまった。
    「そろそろご飯作ろうっか」
    「そうだな」
    夕食を作り終え、食べ終わると中也は自室に戻って本を読み始めた。
    私はというと、食器洗いを終えてソファーに座ってテレビを見ている。
    「暇だな〜」
    「なら一緒に寝ようぜ」
    いつのまに背後に立たれていた
    「いや、それはだめ」
    「そんなこと言ってると襲っちゃうぞ?」
    「別にいいけど…ばかぁ」
    「手前の方が馬鹿だ」
    「むぅ……」
    「ほら、来いよ」
    手を広げられて仕方なく隣に座った。するとすぐに腕の中に引き込まれてしまった。
    「ちょっ……いきなりやめてよ!」
    「うるせぇよ」
    「もう……」
    ぎゅっ……
    結局そのまま2人で眠りについた。
    ***朝起きると既に中也はいなかった。
    「今日は仕事なのかな?」
    スマホを確認するとメッセージが届いていた。
    『起きたか?』
    「おはようって送ればいいのかな?」
    少し悩んでから、メッセージを送信した。
    『起きてるよ』
    それから1時間くらいしてから返信が来た。
    『昨日買ってきた本の整理頼むな。それと今日は遅くなりそうな気がするから飯はいらない。じゃあな』
    どうやら中也はまだあまり読んでいないようだ。
    「うーん……何しようかなぁ」
    とりあえず中也の部屋に向かうことにした。
    中也の部屋に入ると、中也の匂いがしてなんだかドキドキしてしまう。
    「中也のベッド……ふかふか」
    思わず横になってみると、とても心地が良かった。
    「これは癖になるかも」
    そうして太宰は寝てしまうのであった。

    中也side
    一息ついてソファに座り、本を読む。
    するとガチャッとドアが開く音が聞こえたので振り返るとそこには愛しい人が立っていた。
    「…腹減った」
    「わかったよ。今すぐ作るね」
    「おう」
    そして太宰の作った夕食を食べ、風呂に入り、就寝するはずだった。
    「おい、まだ寝ないのかよ」
    「だって中也が一緒に寝ようって言ったじゃん」
    「まあそうだけどよ……」
    「まってたんだよ?早く来て」
    「はいはい……ったく」
    「えへへ〜中也あったかい」
    「そりゃあ生きてるからな」
    「そういう意味じゃないんだけど……まあいっか」
    「なんか言いたいことあるならはっきり言えよ」
    「別になんでもないよ」
    「そう言われると気になるんだよな」
    「もぉ……しつこい男は嫌われちゃうぞ」
    「はいはい」
    「むぅ……ばかぁ」
    「それしか言えないのか?」
    「ばかばかばか!」
    「はいはい」
    「もう知らないっ!」そう言って太宰は俺に背を向けた
    「あっそ」
    ............少しばかり沈黙の時間が流れた
    「……好き」
    「俺も好きだぜ」
    「……知ってる」
    「なら言うんじゃねぇよ」
    「だって……」
    「ったく……ほらこっち向け」
    「うん……」
    ちゅっ……
    軽いキスをして抱きしめた。
    「これでいいか?」
    「全然足りないよ……」
    「わがままなやつだな……」
    もう一度軽く唇を重ねた。
    「満足したか?」
    「もっと……」
    「ったく……仕方ねえな」
    何度も角度を変えて口付けをする。
    次第にお互い舌を入れ始める。
    「んっ……ふぅ……ちゅうやぁ」
    「っ……はぁ……だざぃ……」
    「すき……だいしゅきだよ」
    「おれも……らいしゅき」
    だんだん深くなっていく口づけ。
    お互いに理性が飛びそうになるのを抑えて、ようやく離れた。
    「はぁ……はぁ……」
    「はぁ……やべえなこれ」
    「もう……だめぇ……」
    「ああ……わかってる。だから我慢しろよ?」
    「うん……中也の好きにしていいよ?」
    「優しくしたいんだ。今日はゆっくり休め」
    「ありがとう……中也愛してるよ」
    「おう、ありがとよ。俺も愛してるぜ」
    「私の方が愛してるもん」
    「いや、俺のが愛してる」
    「私の方だし!」
    「手前の方こそ!」
    「中也のばかぁ!!」
    「手前の阿呆が!!!」
    「うるさい!中也なんて大嫌いだもんね!!ふんっ!」
    「はいはい、そうですか。じゃあお休みなさい」
    「ちょっと待って!?そこは引き止めてよ!」
    「俺は眠いんだが?」
    「中也が先に誘ってきたんだし。それに拒否権はないよ」
    「はいはい、わかりました。どうせ逆らえませんよ」
    「えへへ〜」
    こうして今日もまた夜が更けていく。
    「中也、おはよう」
    「おう、太宰。お早う」
    「昨日はよく眠れた?」
    「まあまあだったな」
    「嘘つき。あんなに激しく求めてきたくせに」
    「それは手前も同じだろうが。人の事言えんのか?」
    「だって中也が可愛すぎるんだもの」
    「可愛いとかいうな」
    「えー?ほんとのことなのに」
    「……恥ずかしいだろ」ボソッ
    「やっぱり照れてる中也が一番好きかも」
    「うっせぇ、黙れ」
    「酷いなぁ……」
    「そんなこと言うとまた襲っちまうぞ」
    「いいよ」
    「っ……もう知らねぇからな」
    「ふふっ、期待してるよ」
    「後で後悔してもしらねえからな」
    「望むところだよ」
    ちゅっ……
    そして2人は今日も幸せに暮らすのであった。
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