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    とまと

    @nyotagiyu

    特に日受、🌊受、を今は。
    女の子、NLBLGL女体化好き。
    にょたぎゆは俺が幸せにする。

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    とまと

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    字が書けない不死川君はひらがなくらいは書きたかった。さねぎゆ

    #さねぎゆ

    不死川実弥の好きな子観察日記(報告書)「お館様、不死川様から報告書が届きました」
    「そうかい。では早速読んでくれるかな。こっちは続きが気になってしょうがないんだ」
    「承知しました、では……」

    『はいけいおやかたさま つもりつもったゆきもとけ、あたたかいようこうがくさきをてらし、きぎのえだにはちいさなはなのつぼみがぽつぽつとみられ、はるのおとずれをうんたらかんたら ひがしのやまにしゅつげんしたおにはけっきじゅつをうんたらかんたら とうばつかんりょういたしました』

    「うんうんそれでそれで?」
    「不死川様はひらがながお上手になられました」
    「実弥は頑張りやさんだからね。もう少し休む事も覚えてほしいんだけど…。ところでそれで終わりではないよね。実弥には日常の事も教えてほしいと言ってあるから……」
    「もちろんです。それでは、」

    『せんじつまちでみずばしらをみかけました』
    「キタキター!」
    「お館様、落ち着いて下さい。お体に障ります」
    「あ、ごめんね」

    『ゆきのとけたあとのみずたまりをみつめたままにんぎょうみたいにかたまってたのでしかたなくこえをかけたら、そらにおちそうだ、とかいみふめいなことをいってました』

    「義勇は相変わらずだね」
    「私達も小さい頃言ってました」
    「まだ小さいよ」

    『はらがたったのでせなかをおしてみずたまりにおとしてやりました』

    「実弥はまた義勇をいじめてるのかい、どうしたら素直になれるかな」
    「逆に素直ですね」
    「それな」

    『めずらしくわっとかいっておどろいてました。ほんとうにそらにおちるとかおもってたみたいです。ひさしぶりにおれをみておこってました。とてもきぶんがいいです』

    「私もとても気分が良いよ」
    「ほわほわしますね」

    『みずばしらとめがあったとき、よくみたらかれのめもそらとおなじいろをしていて、まるですいこまれそうだとおもいました。
    みずたまりをみてみずばしらがいったことがなんとなくりかいできてしまいすこしくやしいです。
    こんなどうでもいいことをかんがえてしまうようなきんちょうかんのなさではおにはせんめつできません。こんごもあっきめっさつにしょうじんいたします』
    『きせつのかわりめゆえ、おやかたさまもごじあいください。
    けいぐ しなずがわさねみ』

    「本当毎回きゅんきゅんするね」
    「目が合っただけですごく喜んでました。青春ですね」
    「甘酸っぱいね。いつか実弥の片思いが実ると良いな」
    「この調子では年号を跨ぐかも知れません」
    「ふふ、そうかもね」
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    とまと

    DOODLEしのぎゆ🦋🌊
    前に呟いたのを直してポイへ移動しました。

    うちのしのぶさんがにょぎではない男の義勇さんをどういう目で見ているか、が根底にあります。
    この男女で恋愛が想像できなくて、うちのしのぶさんが同性愛者なので。
    初恋が姉、姉の存在を乗り越えた先でにょぎを愛する子なんです。
    お人形遊びしのぶは時折義勇を「お茶会」に招くことがある。

    蝶屋敷の奥の奥、増築されたそこは洋風な造りになっていて、ドアを開けると桃色を基調とした壁紙や絨毯にテーブルクロスと、極端過ぎる少女趣味の部屋が広がっていた。

    椅子を引いて義勇に座るよう促す。西洋では「れでぃーふぁーすと」なるものがあるそうだ。義勇は何が何だか分からず首を傾げるだけだったが。

    暫くしてしのぶが配膳用の木製の台車を引いて戻ってきた。直ぐに壊れてしまいそうな見た目のティーセットが乗っている。段になったプレートには洋菓子が沢山飾られていた。

    「アフタヌーンティーですよ」

    しのぶは義勇の前にカップを置いて紅茶を注いだ。
    義勇は不思議な味がして放って置くと苦みが増すこのお茶のことをあまり好きでは無かった。洋菓子は様々な食感があり面白くて好ましいと思うのだが。どちらかと言うと菓子で茶を飲み込んでいた。玉露が良い、とは言えない。そのような我儘を気軽に言える間柄でも無かった。
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