女装で角を隠さなかった訳茨木童子は女装する時に角を隠さなかった事を思考してみた。
────────────────────
最初は角を隠して隙をうかがって取り返そうと思ったが下見で「あれ?あいつ(鬼切)は鬼じゃないか。なんで人間に服従してんだ!」と鬼として怒りが増していった。
鬼の特徴である角をそのままにして女装して鬼切の前に現した。鬼切は美女に目を奪われたが一瞬の事で、すぐに斬った。
茨木童子はわざと呪いのある右腕を斬らせた。
(貴様は鬼だろう。だが鬼のに人間に服従されているのは鬼じゃない。
鬼として目覚めろ。目覚めたら人間どもを皆殺しにしろ。
人間に服従された屈辱と同類の鬼を殺した苦しみを味わうがいい!!)
と、右腕の毒気で鬼切を解放させた。
斬られた痛みなど無く残りの腕で酒呑童子の箱を抱え鳴り響く鈴ともに真っ白な風景へ雪で掻き消える。
茨木童子の狙い通りになった。(けど酒呑童子が記憶無しでそれどころじゃなかった)