鈴いくら挑戦しても勝てない。余裕な顔で親友だと言って酒を呑み交わそうと強引に座らされ呑まされた。
悔しがる俺にまた相手してやると鈴をくれた。こんな鈴なくても気配で分かるのに。
それでもどこか嬉しい俺がいてますます不愉快になった。
だが人間に負けて首を取られた。信じられなかった。いなくなったら勝てないじゃないか!取り返して、今度こそ勝つんだ!!
だが取り返すのに腕一本を失った。それでも取り返したのだから軽いものだ。
やっと生き返らせた。
さあ、また戦おうぞ!!いつものように鬼の頂点にかけて滾る戦いを!!!
しかし第一声は冷たく誰だと言われた。これだけで今までにない痛みが走った。この痛みは何だ?傷が無いのに血が出ていないのに、どこかでズタボロされて血を流している。
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