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    プトオク短文。スイートシナジースキンの話

    sweetnightクリプトがまた試作で贈られてきたスキンを着ている。いつ見ても新鮮だ。私服やプライベートの時とはかけ離れた派手な色合いやデザインは俺の目を楽しませる。どうやらデザイナーはアイツの見せ方と魅力の出し方を分かってるようだ。

    スポンサーが絡んでる以上、必要以上に文句を言わずに渋い顔で派手なスキンを着て俺の前に出る時は毎回笑ってやる。
    「やはりおかしいか」
    「いや全然?オレは好きだぜ」
    「それなら良いが」
    オレに笑われてまた眉間にシワを寄せる、そして落ち着きがなく右へ左へと上着のポッケに手を突っ込んだまま見直すのだから、尚のこと面白い。

    コイツは自分で思う程何か似合うか、なんて分かってねぇんだろうな。

    まあでも

    「オレはどんなアンタのカッコでも好きだし?」

    そう頬杖付きながらクリプトを見上げて一声。同時にぱちっと目が大きく開かれた彼の目と目が合う。
    「…それはどうも」
    小っ恥ずかしいのか直ぐにオレと視線を外して背を向ける彼は尚のこと可愛くて仕方ない。もう少し自分に自信もちゃ良いのによ、この俺様が夢中になってる唯一人間なんだから。
    「なあスイートシナジー、帰ったらオレにその甘さを教えてくれよ」
    「…無事にチャンピオン取れたらな」
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    _BeHa_

    DONE雇プト×オク
    報酬に釣られボディーガードの面接に行った雇われがオクにテーブルマナーを教わる(教わらない)話。微エロ。
    裏はテロリスト組織のシルバ製薬。悪いオクタビオのアースです。


    ※軽いですが流血モブ死体表現があります
    俺はボディーガードの面接に来たはずだった。

    「頑張れよアミーゴ。あと一人だ、アンタならやれる」

     有名な製薬会社の御曹司。シルバ製薬が裏で何をやっているかも把握していたが、破格の報酬に釣られ気が付けば履歴書がわりに命を差し出すはめになっている。

    「くっ……」

     あくまで表向きはクリーンな有名企業だと完全に油断していた。
     勿論、表立って出された求人では無い。現にシルバ製薬とは違うダミー会社から出されていたこの求人は『簡単な試験と面接』のみだと説明を受けていたが、実際のところ詐欺も甚だしい。
     会場が高級レストランというのもきな臭かったが、面接官の姿を目にして嫌な予感は的中した。
     『オクタン』と名乗り危険なスタントに身を投じるアドレナリン中毒者。シルバ製薬の次期CEOである彼の過激な配信は有名だが、この放蕩息子のイカれ具合も俺の予想を遥かに上回っていた。

    「何してんだ、早く立て!死にたくねえだろ?」

     貸し切られた高級レストランの特等席で、静かに、優雅に、それはそれは上品な仕草で食事する面接官。それを尻目に俺は床を這いつくばり、皺ひとつない白いテーブルクロスを乱さないよう細 3585