Recent Search
    You can send more Emoji when you create an account.
    Sign Up, Sign In

    水無瀬 瑞穂

    @mizuho_m_create

    主にR18系の話と、pixivやBOOTHにあげる話の進捗をポイする場所。作品は全てログイン限定公開
    文字書きなので、投稿は全て文章です
    ※画像投稿には小説タグ付けてます
    エアスケブの受付は、今のところ考えていません
    (エアスケブ開始の依頼が来ていたので一応)
    メインの活動場所はpixiv
    https://www.pixiv.net/users/77794155
    pixivやポイピクのまとめPDF配布中のBOOTH
    https://blue-grotto.booth.pm
    匿名でメッセージを送りたい方はマシュマロにどうぞ
    https://marshmallow-qa.com/mizuho_m

    ☆quiet follow Send AirSkeb request Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 31

    related works

    recommended works

    2Lamb_77

    MOURNING※死ネタるつ※
    従者or錬金術師×王様みたいなかんじ
    謎時空

    俺の語彙力で伝わるとは思えないので補足をさせていただくと、
    「王様つかは不治の病に侵され危篤状態。呼吸マスクを付けなんとかつないでいる状態での、恋人の類と最後の逢瀬であった。
    もう満足に呼吸器が働かない体で呼吸マスクを外すということは死を意味する。そんな中でつかはるいに終わらせてもらうことを選ぶ」
    みたいな話
    「本当に、よろしいのですか?」
     いつになく深刻な声色で重々しくオレに尋ねる類。類の両手に収められたオレの手が強く包み込まれる。
    「もちろん、だ……。おまえ、に、なら」
    「ふふっ、恋人冥利に尽きます……」
     耳元で響く声は笑っている。霞み揺れる視界では、類の顔を詳細に捉えることができないが、長い間聞き続けてきた声だ。類の心の機微に気づけないオレではない。
    「僕がこんなことしたとばれたら、冬弥くんたちに怒られてしまうかもしれませんね」
     口調はいつも通りなのに、心なしか指が震えているような感触がする。酷なお願いであることは重々承知していた。でもやはり、このままいつ目覚めるかわからない状態で眠り続けるより、ほかの誰でもない、類の手で眠りたかった。
    975