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    ayame_s_h

    @ayame_s_h

    あやめんめん。です。燭へしを書きます。

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    ayame_s_h

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    連続ツイートできなくなってしまったのでまとめてこちらに上げます〜!

    #燭へし
    decorativeCandlestick

    ホストをやりながら趣味の料理をネット配信してる光忠。⑦最低なことをした自覚はある。でも、どうしても抱きたいという衝動には逆らえなかった。彼が欲しい。僕のものにして、一生誰の目にも触れさせないように閉じ込めて、あの紫色の瞳に僕しか映らないようにしたい……それが僕の正直な本音だ。
    「……最悪だ」
    どろりと溢れ出た己の欲に吐き気がする。長谷部くんはそんなことしていい子じゃない。そもそも僕みたいな奴が彼の人生に関わったらいけないんだ。

    『好き……です』

    無理やり襲われたのに、どうしてあんなこと言えるんだよ。僕がどんな目で見てるかなんて知らないくせに。
    寝室へ戻ると、長谷部くんはすでに寝てしまっていた。いや、ショックで倒れてしまったのかもしれない。どちらにしても意識がないほうが今は好都合だった。
    丁寧に身体を拭きながらふと思い立ち、首元に、胸に、腿の内側に吸いつき、赤い痕を残していく。それからナカに注いだ僕のものはあえてそのままにした。夢だったと思われないように、僕に抱かれたんだと分からせるために。
    そうして僕を嫌いになればいい。こんな男だったのかと絶望し、最低だと罵り、僕の前から逃げればいい。

    翌日、長谷部くんは遅い時間にやっと目覚めた。
    「おはよう、ございます」
    「……おはよう」
    クローゼットでネクタイを選んでいると、後ろのベッドから掠れた声が聞こえた。危うく振り返りそうになり、ぐっと堪えてネクタイを首に巻く。
    「すみません遅くまで」
    「べつに。僕はもう行くから。適当に出て、鍵はポストに入れてくれればいいよ」
    「あ、俺も行きま……ッ!えっ」
    起き上がろうとしたらしい長谷部くんの動きが止まり、困惑の声が上がる。おそらく力を入れたせいで僕のが出てきたんだろう。
    「シャワー使っていいから」
    「あの、光忠さん」
    「何?」
    「俺たちって、その……」
    「ただ一度きりの関係。それだけだよ」
    「っ、そう……ですか」
    「じゃ、行くから」
    ベッドに座る長谷部くんを残し僕は家を出た。昨日とは違い、胸の中はひどく冷たかった。
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