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    フィンチ

    @canaria_finch

    🔗🎭を生産したい妄想垢

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    フィンチ

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    🔗→🎭、未だ会ったこともない君の為

    #Sonnyban
    sonnyban

    オイシイモクロミ とある配信を見終えたサニーは、すぐさまレシピを検索するためにキーボードをたたき始めた。検索ワードは【Alfredo pasta】。どんなものかくらいは知っているが、あまり馴染みはないものだから作り方までは把握していない。検索結果を見る限り元々はイタリアのシンプルな家庭料理のようだが、おそらく自分の探しているのはクリーム系のソースを用いたものの方だろうとあたりをつける。
     ソースの作り方も調べられはするが、どうやらスーパーで購入できるようだからどちらの材料も揃えてしまってもいいかもしれない。あとは肝心の海老、これを忘れてはいけない。パスタの種類はどうするか。元となっている方はフェットチーネを使用しているが、スパゲティを使用しているレシピも多くあり、そもそもクリームソースならリングイネとの相性も良さそうだ。
    (……いっそのこと全部試してみるか)
     何が正解かも分からないのだから変に絞りこむことはない。まずは自分の中の最適解を出して、そこから答え合わせをしてベストな答えに近付けていけばいい。上手く出来たと画像のひとつもあげてみればきっと彼は何がしかの反応をくれるだろう。それを糸口に好むものへと改良していけばより良いものになるはず。時間はかかるかもしれないが、気に入るものが用意できるのならその為の労力は少しも惜しくなかった。
     ひとまず買ってくるものを控えなければと、サニーは手近な紙の裏にペンを走らせる。パスタは三種類に、パルミジャーノ・レッジャーノと冷蔵庫に入っていそうだが無塩バターも。あとは市販のアルフレッドソースに海老はひとまず冷凍のものを。ついでとばかりにオリーブオイルを書き足し、最後に漏れがないかを指さし確認すると財布と一緒にひっつかんでポケットにねじ込んだ。
     馴染みのスーパーに向かうつもりだが、チーズに関しては少し足を伸ばしてみてもいいかもしれない。それなら他の食材についても普段よりも少し上等なものの目星をつけるのもアリだ。
    (ついでにパスタマシンも見てみるかな)
     上手くいくかはさておいて、彼を喜ばせる為の算段をするのは心が躍る。なんと言ってくれる、どんな表情で、どんな反応を見せてくれる。それらを想像するだけでこんなにも気分が高揚するのだ。なんて素敵な存在だろう。
    (ははっ、アルバーン最高!)
     彼の配信でお馴染みの言葉を内心で唱えると、サニーは鼻歌まじりに部屋を後にしたのだった。
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    フィンチ

    DONEふわっとしたMHパロ、ガノレク🔗×アイノレー🎭の馴れ初め
    仲良くなれるかな? とある村のアイルーキッチンで働き始めたアルバーンには悩みがあった。仕事自体は新入りということもあって覚えることも多く大変ではあるが違り甲斐がある。コック長は厳しくも懐の大きいアイルーであるし、手が足りてないようだと働き口として紹介してれたギルドの職員も何かにつけて気にかけてくれている。それならばいったい何が彼を悩ませているのかというと、その理由は常連客であるハンターの連れているオトモにあった。
    「いらっしゃいニャせ!ご注文おうかがいしますニャ」
    「おっ、今日も元気に注文取りしてるなアルバにゃん」
    「いいからとっとと注文するニャ」
     軽口を叩きながらにっこりと愛想の良い笑みを浮かべてハンターを見上げるアルバーンは、傍らに控えているガルクからの視線にとにかく気付かない振りをする。そう、このガルクはやってくるとずっとアルバーンを見てくるのだ。しかも、目が合っても全く逸らさない。ガルクの言葉など分からないから当然会話も成立しない。初めて気付いた時には驚きつつもにこりと笑いかけてみたのだが何か反応がある訳でもなく、それはそれは気まずい思いをした。だからそれ以来、気付かない振りをして相手の出方を窺っているのだが、今日も変わらずその視線はアルバーンを追っているようだった。
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    Meredith_D

    REHABILI*不是BE,放心服用。
    *OOC歸我,一切勿上升主播

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      你曾坐在火車上,看著朝背後呼嘯而去的窗外景色,思考過也許自己其實沒有移動,而是這世界在遠離你嗎?
      Sonny常有各種天馬行空的疑惑,大多像網站的彈跳式廣告,出現的時候吸引你的注意力一秒,拋出問題、關掉廣告,答案或後續如何也不重要。
      但是當自己如溺水般被無止盡的問題所包圍時,他不知道是現實還夢境囚禁了他的思想與身軀。
    Sonnyban - 清醒夢  VSF這段時間加入了許多新隊員,作為隊長、同時也是隊內最出色的執行者,他在出任務、帶新人和文書工作之中分身乏術。
      好幾次在忙碌的一天後,他累得只能甩掉沾上血跡的外套跟護甲,坐在總部辦公室角落的椅子上,抬腳勾過旁邊的椅子,用盡全身最後的力氣把雙腳交疊在上,厚重的靴子敲擊椅面發出沉重的聲響,而他毫不在意,瞬間沉入睡眠。
      這麼疲累的狀況,按理不應該作夢。
      但是這半年多來,他持續地做著一場幾乎不中斷的清醒夢,到了最近甚至無法辨別自己身處現實還是夢境。


      他夢見自己在某次任務中意外穿越時空,到了一個和現實極為相似、卻屬於歷史的時代,而他加入了新的團體,認識了許多人。
      和他差不多時間加入的幾個人也跟他一樣透過穿越時空到了這個地方,其中就包括了Alban。
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    フィンチ

    DONEふわっとしたMHパロ、ガノレク🔗×アイノレー🎭の馴れ初め
    仲良くなれるかな? とある村のアイルーキッチンで働き始めたアルバーンには悩みがあった。仕事自体は新入りということもあって覚えることも多く大変ではあるが違り甲斐がある。コック長は厳しくも懐の大きいアイルーであるし、手が足りてないようだと働き口として紹介してれたギルドの職員も何かにつけて気にかけてくれている。それならばいったい何が彼を悩ませているのかというと、その理由は常連客であるハンターの連れているオトモにあった。
    「いらっしゃいニャせ!ご注文おうかがいしますニャ」
    「おっ、今日も元気に注文取りしてるなアルバにゃん」
    「いいからとっとと注文するニャ」
     軽口を叩きながらにっこりと愛想の良い笑みを浮かべてハンターを見上げるアルバーンは、傍らに控えているガルクからの視線にとにかく気付かない振りをする。そう、このガルクはやってくるとずっとアルバーンを見てくるのだ。しかも、目が合っても全く逸らさない。ガルクの言葉など分からないから当然会話も成立しない。初めて気付いた時には驚きつつもにこりと笑いかけてみたのだが何か反応がある訳でもなく、それはそれは気まずい思いをした。だからそれ以来、気付かない振りをして相手の出方を窺っているのだが、今日も変わらずその視線はアルバーンを追っているようだった。
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