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    フィンチ

    @canaria_finch

    🔗🎭を生産したい妄想垢

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    DONEふわっとしたMHパロ、ガノレク🔗×アイノレー🎭の馴れ初め
    仲良くなれるかな? とある村のアイルーキッチンで働き始めたアルバーンには悩みがあった。仕事自体は新入りということもあって覚えることも多く大変ではあるが違り甲斐がある。コック長は厳しくも懐の大きいアイルーであるし、手が足りてないようだと働き口として紹介してれたギルドの職員も何かにつけて気にかけてくれている。それならばいったい何が彼を悩ませているのかというと、その理由は常連客であるハンターの連れているオトモにあった。
    「いらっしゃいニャせ!ご注文おうかがいしますニャ」
    「おっ、今日も元気に注文取りしてるなアルバにゃん」
    「いいからとっとと注文するニャ」
     軽口を叩きながらにっこりと愛想の良い笑みを浮かべてハンターを見上げるアルバーンは、傍らに控えているガルクからの視線にとにかく気付かない振りをする。そう、このガルクはやってくるとずっとアルバーンを見てくるのだ。しかも、目が合っても全く逸らさない。ガルクの言葉など分からないから当然会話も成立しない。初めて気付いた時には驚きつつもにこりと笑いかけてみたのだが何か反応がある訳でもなく、それはそれは気まずい思いをした。だからそれ以来、気付かない振りをして相手の出方を窺っているのだが、今日も変わらずその視線はアルバーンを追っているようだった。
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    DONE現パロ、大学生&oyo兄妹設定
    付き合ってない🔗🎭のメイド服をめぐるひと悶着
    嫌いにならないでね 始まりは妹・四葉からのSOS。バイト先でシフトに入れる人間が足りない日があり、しかもタイミングの悪いことにその日は店を貸し切っての営業日。調整を試みたがなかなか難しく、猫の手も借りたい状況なので臨時で助っ人に入ってくれないかというものだった。アルバーンとしてはその日は自分のバイトのシフトも入っていないし、出掛ける予定も入れていなかったから身体は空いている。ただ、彼女のバイト先がカフェと聞いていたので、助っ人どころか足手まといになるのではというのが懸念点となり即決は出来なかったものの、ドリンクの用意がメインで難しいことはないからと頼み込まれ、それなら問題ないかと頷いてしまったのだ。
     前日に制服の用意があるからと四葉に連れられて向かったバイト先は一見すると西洋風のこじゃれたカフェ。まるで映画のセ ットにでも使われそうな雰囲気だが、その実態はいわゆるコンセプトカフェだった。このあたりでまずいと警鐘が鳴り始める。そしてアルバーンに用意された制服というのは、危惧した通りのアンティーク調のメイド服。さすがに無茶だ。慣れてしまう程度には可愛いと言われてはいるがそれでも列記とした成人男性ではあるし、何よりアルバー ンは小柄ではない。顔立ちから誤解されやすいがそれなりにたっぱだってある。当然声変わりも終えているので、無理に高音を出そうとすれば裏声になってしまうし、ハスキーボイスで通すにも限度があるだろう。店によっては女装の需要もあるかもしれないが、見たところこの店はそういったタイプには見えない。だから力にはなれない、直前で申し訳ないけれど他をあたってくれと帰ろうとしたアルバーンを引き留めたのは、四葉とその友人ふたりだった。
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    DOODLE🔗🎭、🔗が可愛くて仕方ない🎭の話
    ※格好いい🔗も可愛い🎭もいませんが🔗🎭です
    恋人が可愛かったので、 アルバーンは先日、友人であるサニーからの告白を受けて改めて恋人としての交際をスタートした。それ自体に特に驚きはなく、友情以上の好意を持たれていることは前々から気付いていたし、同性を恋愛対象として考えたことはなかったもののサニーならばアリだなという結論も既に出ていたので、特に悩むこともなくまあなるべくしてなった関係といったところ。強いて言うなら、告白の仕方があまりにも可愛かったので少し食い気味に返事をしてしまったくらいか。でも仕方がない。あの時のことを思い出すと、今でも胸がキュンとするくらいなのだから。
     サニーとは気もあったから一緒にバカをすることもあれば、時には特にふざけることもなくただ穏やかに過ごすことも出来て、とにかく時間を共にすることが心地よかった。そして極めつけは時折見せるなんとも言えない可愛さ。アルバーンは綺麗なものが好きで面食いであるからサニーの外見もそれはそれは気に入っていたが、それだけで成人した男を可愛いとは思わない。というか、綺麗と可愛いはそもそもカテゴリが別だ。こう、女の子達や猫に感じるような可愛さとは別種のものをサニーは持っていた。これは彼が弟だからというのも関係しているのかもしれない。妙に甘え上手というか、普段からそうという訳ではないのだけど時折そんな態度を取られるとなんとかしてあげたくなってしまう。アルバーンに可愛さを求めてきたり、兄弟ごっこをしたがるのだってそうだ。最初はやけにウケが良かったから軽い気持ちで応えていたけれど、あまりにもイイ反応ばかりくれるものだから最近では喜ばせたいという気持ちの方が勝ってしまっていた。
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    DONE🔗←🎭前提、とある夜の🐏と🎭(notCP)
    配信者設定、某コラボ配信のDaddyネタのお話
    fraidy catの秘事 月明かりの下をステップでも踏むかのように楽しげに歩いていく影がひとつ。そしてその少し後ろをゆったりとついていく影がもうひとつ。
    「ジュースで酔ったかアルバニャン、足下には気を付けろよ」
     呆れた風な物言いではあるが、どこか気遣うような響きにアルバーンは振り返らずに応える。
    「だいじょーぶ、だいじょーぶ」
     にゃははと笑い混じりの言葉に返ってきたのはやれやれといったふうな溜め息の気配。だがそんなことも気にならないとばかりに、アルバーンはまるでターンでもするかのようにくるりと振り返ってみせた。
    「ちょっと楽しくなっちゃっただけだって!ファルガーだって楽しんでたじゃん」
     今夜は友人達と集まってコラボ配信なんてものをしていたわけだが、面子が面子なだけに少しばかり過激なおふざけで盛り上がってしまった自覚はある。昔からあるカードゲームでよくもまあそこまでと言われればそうなのだが、そこにちょっとした罰ゲームを加えればエンタメとしてはバッチリだ。際どい台詞もなんのその。ノリの良さでどんどんと内容はエスカレートしていき、ファルガーに絡みに絡んだ結果、その仲に妬いてお怒りの浮奇・ヴィオレタなんて存在も盛り上がりの一因になった。
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    DONEバレンタインデーのお話
    Orange roseの恋煩い「どうしよ、これ」
     本日何度目かも分からない溜め息を吐くと、アルバーンはテーブルに置かれたあるものを見てそう呟いた。目線の先には小さな薔薇のブーケと、1輪でラッピングされた薔薇がもうひとつ。それらはいずれも花の部分がチョコレートで作られており、定番の赤やピンクではなくそれぞれオレンジ色と黄色といった見慣れた色をしている。1輪の黄色い薔薇は自分用にと求めたものだからいい。問題はもうひとつのオレンジ色のミニブーケ。この小さく可愛らしい贈り物が目下の悩みの種だ。
     バレンタインデーを間近に控え、何か彼に贈れたらとは思っていた。愛の日であり、感謝の日でもあるのだから、いつもの距離感の近さでプレゼントをしたとしてもおかしくはないと思ってもらえるはずと。だからこそのこの色。わざと「アルバーン・ノックスからの贈り物」なのだと主張するような色で、バレンタインのプレゼントとしてはポピュラーな「薔薇の花」と「チョコレート」という要素を取り入れて。何故そんなことをしたかといえば、ここまでしてしまえば逆に『らしい』のではないかという思惑から。あとはほんの少し、恋のイベントに参加してみたくもあった。
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