告白深幸×賢汰 【告白】
とある晴れた日、深幸は賢汰をカフェに誘った。断られるか、と考えてはいたが行動しなければ何も始まらないと開き直っていた。
「賢汰せんせーさ、今日暇だったりする?」
「自主練をしようとしてたが、どうした深幸」
「新しくカフェできたところに行きたいんだけどさ、一緒にどうよ?」
「俺でよければ行こうか」
内心嬉しさがあったが喜びを抑えながら感謝していた。どうしても伝えたいことがあった、好きと伝えたいと思ったが上手く言えるのだろうか。誘っておいたものの、決まってから不安が押し寄せる。
外装もおしゃれでモノトーンで落ち着いた内装のカフェだ。席に着いてから何を頼むか悩むくらい種類がある。
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