凪こは クリスマス だった「はぁ〜!今年のクリスマスは疲れたなぁ...」
ソファに ボスン と音を立てながら
ピンク髪を揺らす
「シャッフルユニットがクリスマステーマだから仕方がないよ」
「せやけど...」
外の風のせいで少し乱れたピンク髪を撫でながら
乱凪砂はそっと赤く染った額にキスを落とす
「ん....にしても、秋から多忙すぎるんや、もう少しスケジュールどうにかして欲しいわぁ...」
「うん、そうだね、でも新人にしてはいいスタートなんじゃないかな」
「そうやったらいいんやけど...」
疲れからなのかソファに小さく丸まりだすこはく
(猫かな)
なんて口に出したら何言われるか分からないので口に出さないようにする
「あ」
思い出したかのようにいそいそと自室に行く凪砂
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