成星「暑い…」
陽「今日も暑いね。この時期って庭当番になると大変だよね」
成星「…の割にはあんた涼しそうな顔してるけどな」
陽「そんなことないよ?普通に暑い」
成星「それで、あっちの2人は何してるんだ?」
梓白「あつーい」
花依斗「暑そうな声を出すな。余計に暑くなる」
梓白「だって暑いんだもーん。暑いもんは暑い」
花依斗「暑いならさっさと終わらせるぞ。ずっと木陰にいても何も変わらん」
梓白「やだ。俺はここで応援してる」
花依斗「動かないなら担いでやろうか」
梓白「あと3分待って」
花依斗「さっきからそれを何回やってると思っている」
陽「うん、見事にサボっているね」
成星「…もう俺たちだけで終わらせるか?」
陽「それだと僕達だけが大変じゃない?それは嫌だなぁ」
成星「なら引きずってでも連れてくるか?」
陽「花依斗くんはすぐ来てくれそうだし、梓白をどうにかすればいいんだよね?」
成星「まあ、そうだが…」
陽「ふふ、でもたまには花依斗くんのびっくりする顔も見たくない?」
成星「…あんた何するつもりだ?」
陽「簡単なことだよ。見てて?」
梓白花依斗「冷たっ!?!?」
陽「おふたりさん?これでちょっとは涼しくなったかな?」
梓白「びっしょびしょなんだけど」
陽「動いていれば乾くよ」
花依斗「…なぜ俺まで水かけられたんだ…?」
陽「ふふ、花依斗くんのびっくりする顔見たくて。成星くんどうだった?」
成星「ああ、ふふ、見物だったな」
花依斗「お前な…」
梓白「ねぇ花依斗?俺たちだけやられっぱなしなの癪じゃない?」
花依斗「ああ、そうだな?先に仕掛けてきたのはあっちだからな?」
成星「ちょっと待て俺は何もしてな…」
陽「成星くん?君は僕と共犯だよ?」
梓白「みんなで水かけ合えば水やりもできるし」
花依斗「暑さもしのげる」
陽「一石二鳥だね?」
成星「なんかやる気出すところが違うが…まあいいのか」
梓白「とりあえず君たちも水かかっときなよ」
成星「冷たっ!!」
花依斗「七瀬。何避けている」
陽「僕はセット崩れちゃうから」
梓白「今更セットなんて気にすんなよ」
陽「っ…ちょっと魔法はズルくない?」
梓白「君、普通にやったら避けちゃうじゃん」
陽「はぁ…もういいか。よし、こうなったらみんなでずぶ濡れになろうね?」
花依斗「ふん、望むところだ」
成星「…ちゃんと水やりもやってくれよ?」
梓白「はいはい、そんな真面目なことばっか言ってないの」
成星「っ…あんた、俺にばっかり水かけてる」
梓白「君が隙だらけなだけだよ」
陽「君も背中ガラ空きだよ?」
梓白「ふふ、やるねぇ」
?「俺もまーぜーてー!」
梓白陽花依斗成星「冷た!!!!」
梓白「君、今帰ってきたところじゃない?」
京「うん!そうだよ?」
陽「京くんお疲れ様」
京「えへへ、ありがと!みんなが楽しそうに遊んでたから来ちゃった」
成星「俺たちは遊んでるんじゃない」
京「ええ、そうなの?…つめたっ!!」
花依斗「ふん、混ぜろと言ったのはお前だろ?」
京「あ〜!やったな!?」
紺碧「…何してんだあれ?」
花葉「なんかめっちゃ楽しそう」
姫花「うえ〜〜〜〜陽様髪…!てかTシャツすっけすけなんですけどえろ〜〜〜…マジ眼福だわ…」
紺碧「お前だけ見てるとこが違うんだよ」
樹「あ、あの〜…」
紺碧「ん?樹さんどうしたんだ?」
樹「京くん見ませんでした?」
花葉「京ちゃんならあそこで遊んでるけど」
樹「ええ!?京くん元気だなぁ…というか着替えずに遊んじゃってるし。明日も依頼あるのに…」