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    toaru_otaku_

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    POIPOI 86

    toaru_otaku_

    เสร็จแล้วこは斑ワンドロワンライ、いつも開催ありがとうございます!
    お題「猫」お借りしました
    顎の下を撫でられるのも好きだぞお、なんて 扉をしっかりと閉めて、靴を脱いで、上着も脱いで、手を消毒して。帰宅時の、そんなルーティンをこなしつつ、こはくは自分の行動に既視感を覚えていた。
     小さなワンルームのキッチンからは焼けた肉と、香ばしいソースの良い香りが漂ってきている。まだ火を使っている斑が、振り向きはせずにおかえりと声をかけてくれたので、こはくも少し声を張ってただいまと返した。
     既視感。そう、これは昼間はじめて訪問した猫カフェの、入店時の動作とよく似ている。存在は知っていたものの、ネットの情報ばかりで実際に行ったことのなかったこはくを、藍良が誘ってくれたのだ。
     屋敷に迷い込んできた野良猫としか接したことのなかったこはくにとって、そこは不思議な空間であった。猫たちは皆、人に慣れていて、どこか気品を感じさせる佇まいであり、それでいて食べ物を持っている人間には自然に寄ってくる。人前に出すのだから当然と言えば当然なのだけれど、個体差はあれど警戒心のあまりない猫達を前に、こはくのほうがたじろいでしまった。
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    toaru_otaku_

    เสร็จแล้วこは斑ワンドロワンライ、いつも開催ありがとうございます!
    お題「幸福」お借りしました
    朝靄に微睡む 自分のことを、不幸だとか、寂しい人間だと思ったことはない。ただ、来た道を振り返ってみたとき、決して平坦な道ではなかったとは思う。
     たらればの話をしても仕方がないが、もしもう一度、任意の場所をスタート地点として生き直せたとしたらどうなるだろう。
     薄い闇の中、まだ目覚めるには早く、眠り直すには物足りない時間に、君の顔を眺めている。当然、君はまだ眠っている。当たり前に、同じ布団で眠っている。
     出会ったばかりの頃は、同じホテルの部屋で、別々のベッドに横になっていても、俺たちは互いの呼吸音に耳を澄ませていた。俺は君を最初からけっこう気に入っていたが、同時に、君のことをただの出会ったばかりの人間としても認識していたから、気を抜くことはなかった。君も、何かあればすぐに動けるように警戒していたんだろう。俺は次の日も仕事だったから早々に君との我慢比べをやめてしまったが、君はあの夜、いつまで起きていたんだろうな。そんな君が、俺と一緒のベッドに寝そべって、いま静かに寝息を立てている。
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