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    かほる(輝海)

    @kahoru1010

    テキストは個人的に作られた非公式のものです。
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    (えろメインの)字書きです。
    絵はアイコンレベル。
    小説画像メイン。
    時々趣味のアイロンビーズやハンクラ作品を投稿。
    18歳未満はフォロー非推奨。

    シティーハンター(獠香)
    逆転裁判(ナルマヨ)

    いつもリアクションありがとうございます(*´ω`*) 
    単純な人間なので、反応があると嬉しくて、また次の作品を書く励みになります。

    ここの使い方→https://poipiku.com/76184/1140783.html
    まとめとか→https://www.pixiv.net/member.php?id=24705905
    ここでは投稿できない長さの話→https://galleria.emotionflow.com/79737/
    通頒とか→https://zr-7blue.booth.pm/

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    かほる(輝海)

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    シティーハンター
    冴羽獠×槇村香
    原作以上の関係

    あなたは居酒屋かほる部屋の獠香で
    【ごちそうさま / 隙間から手を】
    をお題にして140字SSを書いてください。
    #shindanmaker
    https://shindanmaker.com/780366

    そんなこと言ってると、あとでとんでもない目に遭うよ〜😂

    #シティーハンター
    cityHunter
    #cityhunter
    #冴羽獠
    saeha
    #槇村香
    makiMurakami
    #小説
    novel
    #掌編
    conte
    ##CH

    「ごっそーさん」
     そう言い終わるや否や、獠は白木のテーブルの下へ潜り込んだ。テーブルの下の隙間から手を伸ばし、獠はまだ夕飯を食べているあたしの太腿を撫で回す。
    「こら」
    「ボキちゃん、デザートが欲しいのぉ。とびっきりの、濃くて甘いやつ」
     獠は甘える猫のように、あたしの太腿へ頬を擦り寄せてきた。夜になって少し伸びてきた髭がチクチクして、かなりくすぐったい。あたしはお箸をテーブルへ置いて、獠の頭を押しのけた。
     ここ数日、獠は依頼を頑張ってくれた。今夜はちょっとぐらい、獠にご褒美を上げてもいいかなーなんて思ってたけど、これじゃあ雰囲気もへったくれもあったもんじゃない。
    「おとなしくしてないと、オアズケよ」
    「あ? これ以上我慢できるかっての」
     獠はわずかに身体をずらして、テーブルの下をすり抜け、あたしの横へ座った。このでかい図体が、狭いテーブルと椅子の隙間をしなやかに通り抜ける様は、何度見ても驚く。
    「あと十分だけ待ってやる」
     そんなことを言いながら、獠はあたしの太腿へ手を置いた。獠は指だけであたしのミニスカートの裾をたくし上げ、露わになった素肌へ指を滑らせて遊び始めてしまう。あたしはテーブルへ置いていたお箸を手に取りながら、獠をにらみつけてやった。獠は気にする様子もなく、唇だけに薄い笑みを浮かべていた。……もっこりだけは元気に、そそり勃たせて。
    「わかったわよ……」
     全てを悟ったあたしは、残っていた夕飯を黙々と掻きこんだ。

     その気になれば、獠はあたしを無理やり部屋へ連れ込むこともできた。でも、獠はそうしなかった。これでも獠は、暴れそうになっている欲望を、目一杯抑え込んでくれているのよ。そんなことまでわかってしまうようになった自分に、少し嫌悪感も感じるけれど、これも大切な「パートナーのお務め」だから。次の依頼も快く引き受けてもらうため、今夜は獠の好きにさせてあげるわ。

       了
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    🍌😍🍌🍌🍌🍌🍌🍌🍌🍌💘😍🍌🍌🍌🍌🍌🍌🍌🍌😍😍🍌🍌🍌🍌🍌🍌🍌🍌🍌🍌🍌🍌😍🍌🍌💴💴💴💴💴🍌🍌🍌🍌🍌🍌🍌🍌🍌🍌🍌🍌🍌🍌🍌🍌🍌
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    「もっこりヒップのお姉さぁん! ボキちゃんとデートしよぉ!」
    「えっ? 獠っ⁉」
     女が振り向いた瞬間、俺の顔が引き攣った。もっこりヒップの持ち主は、香だった。
    「げっ……!」
     俺が空中で身体を反転させるよりも早く、香が使い慣れた相棒を召喚した。
    「ついに見境がなくなったか! このもっこり変態がぁぁ!」
     振り下ろされたハンマーは、きれいに俺の後頭部を捉え、俺は轟音とともに地面へめり込まされた。うーん。香の尻に飛びつくなんて……。俺、もう我慢の限界かも……。

       了 474