Recent Search
    Sign in to register your favorite tags
    Sign Up, Sign In

    izumik22

    長くなりそうなものをちょこちょこアップする予定。
    お気軽にリアクション頂けると嬉しいです😊

    ☆quiet follow Send AirSkeb request Yell with Emoji 💖 👍 🎉 💙
    POIPOI 12

    izumik22

    ☆quiet follow

    つづき。⚠️モブD×ひめるパート⚠️です。
    前半で出てきていたDとがっつり関わらせてしまった…笑。
    直接的な行為の描写はしていませんが、受が攻以外と絡むのが苦手な方はご注意下さい🙇‍♀️

    ずーっと読み飛ばして頂いて、一番最後の段落だけ目を通して頂くのでも次に話は繋がるので大丈夫だと思います。

    #燐ひめ
    rinhime

    Tap to full screen .Repost is prohibited
    😭❤💙😭😭❤💙😭😭😭❤💙😭😭😭❤💙😭❤💙😭😭😭😭💖😭😭😭❤💙😭😭❤💙
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    izumik22

    SPUR MEつづき。ここから後半です。
    前回の話から少し時間が経ち、燐音不在、クレビの他3人は個人活動をしています。
    要くんが元気です。(会話パートはありませんが、存在してます)
    大きな出来事の無い日常。ここからしばらく燐音くん出てきません🙇‍♀️💦
    ~〝恋人ごっこ〟する燐ひめ ⑦ 仕事に追われる毎日の中で、時間はすり抜けるように過ぎていった。冬を越えて、春を越えて、夏を越えて。それを二周。気付けばあと数か月であれから丸二年、HiMERUは二十五歳になっていた。あくまでも公式プロフィール上である。

    ***

     ガラガラと引き摺るキャリーケースは日本を飛び立った時に比べると随分重くなった。主に仲間たちや大切な家族へのお土産が増えたからだ。菓子箱は嵩張る。
    「蒸し暑い……っ」
     遠慮を知らない太陽はもうとっくに沈んだというのに、夜になってもなお汗ばむこの国の気候は好きになれない。十五時間に及ぶフライトを終えて帰国したHiMERUは、空港ロビーを足早に抜けながら小さく舌打ちをした。

     連日最高気温を更新し続けていた真夏の日本を抜け出したのは一か月と少し前のこと。フィレンツェに活動拠点を置く瀬名泉の指名を受けて、ブランドのイメージモデルとしてヨーロッパでのショーに幾つか参加していた。相変わらずプロ意識の高すぎる瀬名はなんだかんだと口うるさく言いながらも仕事相手としてHiMERUを気に入っているらしく、同じステージに立つ機会も少なくない。HiMERUが個人活動を始めてからは特に。
    4360

    related works

    recommended works