Recent Search
    You can send more Emoji when you create an account.
    Sign Up, Sign In

    ましろ

    諸事情で、定期的にあげてる小説はあまり更新できない状態です。
    もし楽しみにしてくださってる方がいらっしゃいましたら、申し訳ございません。
    完結はさせます。

    ☆quiet follow Yell with Emoji 💖 👍 🎉 🍵
    POIPOI 5

    ましろ

    ☆quiet follow

    鍾タル(🔸💧)でテーマ「結婚」その④
    1~2日に1回千字程度更新予定(願望)。

    ▼注意
    ・せんせがモブと結婚してます。
    ・推敲とかしてない。とにかく完成させるのが目標。
    ・後からどんな設定が飛び出しても許せる方
    向け。
    完結させられたらどっかで纏めたい。

    #鍾タル
    zhongchi
    #gnsn腐
    #gnsnBL

    Tap to full screen .Repost is prohibited
    😍😍
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    related works

    recommended works

    のくたの諸々倉庫

    DONE転生学パロ鍾タル。なんでも許せる方向け。「タルタリヤ、少しいいか」
    「……なあに、先生」
     呼び止められて嫌々振り向く、素行の悪い生徒と生真面目な教師。おそらくそれが、俺たちが周囲から得ている認識だろう。
    「ていうかいつも言ってるけどさ、俺の名前はアヤックスだって。いつまで学園祭のノリ引きずってるわけ?」
    「む、いけなかっただろうか。ならば公子殿、と呼んだ方がいいか?」
    「だからそれは役の名前でしょ、俺の名前忘れたの?」
     窓の外から差し込む光は、とうに夕暮れの色に染まり。帰宅部の俺をいつも引き留め、いつも何かしらの理由で長話に付き合わせてくる彼──鍾離先生の姿を鮮やかに照らす。
    「……忘れたように、見えるか?」
    「な、んで悲しそうなのさ。ごめんごめん、地雷踏んだなら謝るって。
     ……だからその、俺今日は早く帰りたいなーとか……」
    「駄目だ。お前はテストで点を取るくせに、課題の提出状況も授業態度も悪すぎるからな……その分の補習だ、それが嫌なら真面目に授業を受けることだな」
     そうして首根っこを掴まれ、ずるずる引きずられていく俺を、「またやってるよ」と周りは笑いながら見ている。まったく、俺の気も知らないで。
     ──実のところ、 2455