酔っぱらいの戯れ言嶺二ver.
「ねえ、ぼくランランのこと好きなんだけど、どうしたらいいと思う?」
「おれに聞くな。……なんで本人に聞くんだよ」
「え~だってさぁ、ランランはランランだから、なんか傾向と対策とか教えてくれないかなって」
「この酔っぱらいが。おまえが好きなランランってどこのランランだよ」
「QUARTETNIGHTのメンバーでー、ぼくの相棒でー、いま目の前にいるランラン」
「……好きってどういう好きだよ」
「え~! 傾向と対策考えてくれるの? えっとねー、まぁ端的に言えば、セックスしたい」
「ゲホッ……ヤり目的かよ」
「あ、ちがうちがう、まちがえた。いや、まちがってはないんだけどー、なんていうかー、恋人になってほしい。そんで抱いてほしい」
「(そっちか……)結局したいんじゃねぇか」
「そりゃそうでしょ~恋人とはらぶらぶあまあまえっちしたいじゃん」
「……それをおれに求めるのか」
「ランランとしたいんじゃなくってぇ、恋人になったランランとしたいの! どうしたら恋人になれると思う?」
「……すなおになればいいんじゃねぇの。こうやって茶化すんじゃなくて」
「えっ!」
つづかない
蘭丸ver.
「なあ、すきだ」
「……もう、ランラン、誰と間違えてるの」
「誰ともまちがえてない。れーじ、おまえに言ってる」
「飲みすぎだよ、ランラン。酔ってるでしょ」
「酔ってねぇ」
「酔っぱらいはみんなそう言うよ」
「すきなんだ、どうしたらおまえの恋人になれる?」
「もう寝たほうがいいよ……酔っぱらってるときに言ったって、どうせ明日には忘れちゃうでしょ」
「素面で忘れなきゃいいんだな? 嶺二、好きだ」
「えっ」
つづかない