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    UchiyosoLove_

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    POIPOI 21

    UchiyosoLove_

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    運動も勉強も出来ない代わりに芸術に全ての力を持っている末っ子のお話

    最高の調整「彼女は芸術に愛され、芸術を愛した子だよ。」
    何者かが旅人に発した言葉_












    ♢♢♢
    何も出来なかった。
    勉強は人より一回りも二回りも出来ず、運動はそれよりもっと出来なく、走って転ぶのなんてザラだった。
    そんな彼女、リシュラが唯一持っている才能は、「芸術」だった。
    長女のポプリは、踊り_バレエを愛した。
    次女のカロルは、音楽_歌を愛した。
    そんな芸術を好んだ家系の末っ子は、芸術にたっぷりと愛された。
    ポプリが注いだ愛、カロルが注いだ愛。その愛の全てを、三女のリシュラが全て受け取ったかの様に、芸術に愛されていた。芸術の神様がいたら、リシュラをきっと溺愛していると違わないと思う程に。
    絵画、演劇、彫刻、音楽、文芸。彼女は全てを使いこなし、また全てを愛せた。
    「おねえちゃん達よりわたしは劣っている。」と思っている彼女は近い内に彼女達を抜かすかもしれない。いや、それ以上に成長出来る才能がある。
    裁判を1つの演目とするフォンテーヌにおいて、彼女は光輝ける存在になるだろう。歴史に刻まれるかもしれない。
    「彼女の生き様は、とても素敵な物だった。」とね。
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    izayoi601

    DONE思いついたので一人飯するじょしょどのの話。台詞などでも西涼二直の中ではじょしょどのが一番食事好きな方かなと妄想…脳内で色々分析しながら食べてたら良いです…後半は若も。庶岱と超法前提ですがもし宜しければ。ちなみに去年の流星での超法ネップリと同じ店です。
    早朝、一人飯「これは、まずいな……」
     冷蔵庫の中身が、何も無いとは。すでに正月は過ぎたと言うのに、買い出しもしなかった自らが悪いのも解っている。空のビール缶を転がし、どうも働かない頭を抱えつつダウンを着るしかない。朝焼けの陽が差し込む中、木枯らしが吹き付け腕を押さえた。酒だけで腹は膨れないのだから、仕方無い。何か口に入れたい、開いてる店を探そう。
    「……あ」
    良かった、灯りがある。丁度食べたかったところと暖簾を潜れば、二日酔い気味の耳には活気があり過ぎる店員の声で後退りしかけても空腹には代えがたい。味噌か、塩も捨てがたいな。食券機の前で暫く迷いつつ、何とかボタンを押した。この様な時、一人だと少々困る。何時もならと考えてしまう頭を振り、カウンターへと腰掛けた。意外と人が多いな、初めての店だけれど期待出来そうかな。数分後、湯気を掻き分け置かれた丼に視線を奪われた。
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