受けが悶々するガチャヤバい入る……!
ゆうべはかなり遅くまでしてた。そして今朝は俺だけ目を覚ましている。
夜の間、散々擦られ倒した穴に、行冥さんの朝勃ちしたちんこがグッと押し当てられているからだ。
行冥さんは俺を抱え込んで眠っている。規則正しい静かな寝息が俺のうなじにかかっている。
太い腕が俺のウエストの下から胸にかけてと、腰の上から腹までをがっちりと締め付けている。
逃げらんねぇ。そして行冥さんのアレが的に対して正確な角度で押しあたり、食込み始めている。
……まだ柔らかいそこが亀頭をじわじわ呑み込み始めている。俺に拒否権も何もあったもんじゃねぇ。
押されてまだ中に残っていた昨夜の残りのローションが行冥さんにまとわりつき、少しずつ少しずつ沈んでいく。
こんな眩しい朝の光の中で、眠っている行冥さんのをゆっくりと埋められて、身動きもとれず、もはや諦めが入っている。
昨夜はどんなだったかも途切れ途切れに思い出し始めて、俺は熱い息を吐いた。ダメだもう。欲しくなった。
意識して開く。朝からデケェ行冥さんが、俺を割り拡げて滑り込んでくる。
「……ッ……」
昨夜散々入ってたにしても少し経つときついが、少ししてぬぷん、と亀頭が収まった。
「…………はァ…………っ……」
存在感がすげぇ。そして生殺しだ。行冥さんが起きるまでこのままか。俺は行冥さんのペニスケースか何かか。
しょうもないことを思いながらも、もはや感じるようになってしまった入口付近を圧迫されて、自然とひくひくと行冥さんを絞る。
エラのくびれを締め付けながら、どうにか動けねぇかと考える。
少しなら腰を前後に揺らせそうだ。
もう奥が昨夜の熱で疼いて辛い。何とかひとりで抜いちまおう。
シーツにしがみつきながら腰を揺らして、うなじに当たる行冥さんの寝息をオカズに、亀頭を揉みしゃぶってどうにかイこうとしていると、
不意に行冥さんの腕に力が篭って、ぐっと押し込まれた。
「……あ……ッ…………!」
奥の方はまだ全然敏感だった。潜り込んできた竿が悦過ぎて頭がくらくらする。行冥さんのを半分押し込まれた状態でちょっとイった。
息が上がって俺は汗をかき始めた。ヤバい。もっと。
「おはよう、実弥」
「……お、はよ、じゃね……でしょ……」
「実弥が何かひとりで気持ちよさそうにしていたし、私も気持ちのいい目覚めをさせられたのだが……」
「……あ、んた……の、せい……だっつ、の…………」
「ならば責任をとろう」
「……ひ!」
俺を抱き込んだまま腰を引き寄せて潜り込んでくる行冥さんのそれが、昨夜も俺を泣かせたとこまで侵入しようとしてくる。
「……まっ……」
あ。入る。しかも生で。
朝陽が照らす中、俺は耐えきれずに潮を吹いた。