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    Hokkai_sudako

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    Hokkai_sudako

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    北海ちゃんの悪夢色んな√見ちゃった北海ちゃん、目が覚めてまず自分の状況確認から入るから、慌てて洗面所行って自分の状況確認します。ノーマル√だと分かると安堵で崩れ落ちる。そのまま「こんなのもうやだ……嫌だよぉ…。」と泣き始め、リスカに走ります。手首血塗れでカミソリ持つ北海ちゃんを見つけた南森くん、慌てて止めに入りますが北海ちゃんは「嫌だ!来ないで!触らないで!!」と半狂乱で暴れるのでどうしようもない南森くん。そのまま泣き疲れて眠ってしまった北海ちゃんを寝室に寝かせて、手当をして、「今までこんな事無かったのにどうして……」と悩む南森くん。そりゃそうだね。ごめんね。
    翌朝、北海ちゃんを心配した南森くんが北海ちゃんのとこに行きます。
    「…体調大丈夫?」
    「……はい。」
    「朝ごはん、食べれそう?」
    「……食欲、無いので…」
    「ヨーグルトだけとかでも無理?」
    「…じゃあ、食べます。」
    「ん。分かった。持ってくんね。」

    南森くんが明らかにホッとした顔をするから北海ちゃんは死にたくなります。南森さんが私に優しい。それだけで涙が溢れて止まりません。
    戻ってきた南森くんはボロボロ泣いてる北海ちゃんに慌てて駆け寄ってくれます。北海ちゃんは南森くんに抱き着きながら縋り付きながら「何処にも行かないで。ずっと一緒にいて。私だけを見て。お願いします。ずっと側にいて」と泣きつきます。南森くんは「分かったよ。約束する。」と答えます。それを聞いて北海ちゃんは思います。嘘つき。と。
    静くんの方が好きな癖に。朔ちゃんの方が好きな癖に!私はただの代わりの癖に!!!
    南森くんは病院に行こう。山田先生に見て貰おうと言うけれど、北海ちゃんは泣いて嫌がります。先生に会ったらまた変わってしまうかも知れない。静くんに会ってしまうかも知れない。誰にも会いたくない。怖い。
    私はただ、愛されたかっただけなのに。
    そんなある日、クローゼットを見ていて気が付きます。そうだ。"代わり"になれば良いんだ。と。
    南森くんが家に帰ると北海ちゃんが見当たりません。南森くんが探すと北海ちゃんは洗面所にいました。
    北海ちゃんを見た瞬間、南森くんは絶句します。
    そこにいたのは綺麗な黒髪をひとつに結った、着物姿の北海ちゃんでした。
    南森くんはボロボロ泣いて、なんで、どうして、とうわ言の様に繰り返しています。
    そんな南森くんを抱き締めて北海ちゃんは笑います。
    「お帰りなさい…南森さん…いえ、"きのこ"」と。
    北海ちゃんだけは知ってます。なんで南森くんが朔ちゃんに、静くんに執着するのか。何故自分が代わりになったのか。だからある意味これは正解ですね。
    何処にも行かず、一生2人でここで生きていく。誰にも邪魔させないと睨まれてしまいました。ごめんね。マジで。
    北海ちゃん、マジで南森くん好きだったんだって。確かに誰でも良かったのかも知れないけど、やっぱり南森くんは特別なんだって。そういう風にしたのは貴女でしょうって泣かれちゃったよ。本当にごめん。
    これ、悪夢と言わずになんて言うんだよ。
    すげぇメンタルにきてる。何???
    √増やし過ぎた歪みって感じ。ちょっと反省した。すまん。

     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
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