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    kanamisaniwa

    pixivメインに二次創作(刀剣乱舞、ツイステ、グラブル、FGO等)やってます。超雑食でオリキャラ大好き病を患う腐女子です。ポイピクにはかきかけだったりネタだけの文章を投げたいです。

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    kanamisaniwa

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    炎博でエンカクが殺されて静かにガチギレしえげつない復讐するドクターの話

    死因・スナイパーライフルによる狙撃。戦場でドクターを狙ったそれを身を呈して庇い被弾。運悪く心臓を直撃し即死。

    主犯・アレクサンダー
    ロドス所属の狙撃主。ラテラーノ出身で敬虔な神の信徒だったが、レユニオンに家族を殺されたことで信仰が揺らぎ、一人さ迷う中でロドスに保護されオペレーターに志願した。ドクターの戦場指揮でレユニオンがバタバタ死んでいくのを目の当たりにしたことで彼こそが神であるに違いないと勝手にドクターを神格化し信仰するようになる。
    彼にとっての神であるドクターを誑かした(と勝手に思い込んでいる)エンカクを毛嫌いしていたところに、黒幕から言葉巧みにエンカクへの嫌悪(正確にはサルガス嫌悪)を吹き込まれ、思い詰めた末に戦場でエンカクを狙撃(正確にはエンカクが絶対に庇うタイミングでドクターを狙撃)してエンカクを殺した。
    アレクサンダーへのドクターの復讐
    →エンカクとの赤裸々な肉欲まみれの関係を懇切丁寧に説明し、さらにさっそく新しい男を見繕って夜な夜な楽しんでいると吹き込み(友情出演、将軍)アレクサンダーの中の"清廉潔白で全知全能の神たるドクター"を徹底的に破壊し、自身が信仰していたのが"男狂いの売女"だと認識させられ精神崩壊させた末に自殺誘導した。


    「いや、本当に悪かったと思っているよ、将軍。策のためとはいえ、あんな役回りを貴方にさせるのは本当に心が痛んだ。」
    「かまわんさ。それが貴殿の策に必要なことならいくらでも協力しよう、ドクター。だが、一つ尋ねてもいいか?」
    「勿論、なんなりと」
    「なぜ"私"だったのか、その理由を聞きたい」
    「あぁ。それはあの男の心を折るのに必要十分条件を満たしつつもっとも視覚的に"男性"だった、俗に言えば男らしく見えるのが貴方だったからだ」
    「…すまないが、具体的に説明を頼めないか。男性的なオペレーターはロドスにはいくらでもいるだろう」
    「勿論。でも、男性的であることは最後の一要因だ。本当の必要条件は、私がたらしこんで夜な夜な性的な行為をしそうに見えるってところだから」
    「げほっ!!!」
    「そうなるとね?例えば、クーリエやマッターホルンはカランド貿易、もっと言えばシルバーアッシュの部下という"属性"がブレーキになってしまう。別の観点なら、例えばイグゼキュターはラテラーノ人の信仰がそのブレーキ足り得る。逆にファントムは一見ブレーキは無さそうだけど今度はアレクサンダーの方がファントムを知らない可能性がある。ファントムは殆んど私の前にしか姿を表さないから。でもそれだとダメージが減衰してしまう。
    諸々考えた末に、最有力候補にあげたのがシルバーアッシュと貴方だった。ロドス内で有名で際立った能力があり男性的。そして今このタイミングでロドスを訪れたのが貴方だったから頼んだ。以上」





    黒幕・エドワード
    ヴィクトリアの貴族。秘密裏にロドスに出資し感染者を極秘ルートで保護しロドスに送り届ける等している人格者で貴重な協力者。ドクターの能力を高く買っており支援を惜しまず、またドクターと対等に話が出来るほど頭も切れる。だが、一方で"サルガスフォビア"という歪んだ意識の持ち主。サルガスという種族丸ごと嫌悪し、種族ごと根絶やしにすることを心から望んでいる。彼が激烈に嫌悪するサルガスであるエンカクがドクターの秘書(兼恋人)であることを許せず、アレクサンダーに言葉巧みに憎悪を吹き込みエンカクをころさせた。
    エドワードへのドクターの復讐
    →一見なにも出来ないかのように見せかけて、エドワードの家族構成その他を徹底的に洗い、見つけた彼の一人娘に秘密裏に接触。彼女に直接なにかするわけではなく信頼を構築したのちに彼女にとある青年を紹介した仲人になる。二人は穏やかに交際を続け結婚の約束をし、エドワードの元に結婚とおめでたの報告に訪れるように影から操る。
    その青年はサルガスであり、エドワードは一人娘をサルガスに犯された(彼ら自身は愛し合っている)あげく自分の孫がサルガスとの混血という許しがたい存在になったことが許せず青年と娘のお腹の中の孫を衝動的に撃ち殺し、我に返ったあと腹を撃たれて死んだ娘の死体を見て発狂する。


    「酷いか?惨いか?だがそれの何がいけない?彼らは私の唯一を奪った。だから私も同じだけ彼らから奪った、ただそれだけのことじゃないか。一歩外に出れば私がしたことなど生温いような理不尽で惨たらしく救いがない出来事がいくらでも転がっているだろう?」
    「復讐はなにも生まない。まさに真理だ。医者として他人には何度も説いたよ。だが、自分のこととなるともう駄目だった。ふふっ、こういうのも医者の不養生にはいるのかな?どう思う?」
    「シルバーアッシュ、かつての私の盟友よ。」
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    kanamisaniwa

    MAIKING
    三ヶ月後。
    アズール先輩からの提案で参加を申請したアジーム家雇用希望者の選抜試験当日、私はジャミル先輩、エリムさん、そして面白がってついてきたフロイド先輩(本当は諸々ド素人の私を心配してついてきてくれたのをちゃんと知ってる)と一緒に熱砂の国にあるアジーム家所有の別荘の隣に設置された試験会場控えにいた。
    エリムさん曰く、アジーム家所有の不動産の中では中規模ながら市街から遠くて使い勝手が悪く最低限の手入れしかしていなかった別荘で、確かに選抜試験をするには丁度良い物件だとか。なんなら爆発させても大丈夫ですよ、と言ったエリムさんの顔はわりとまじだった。
    そしてその別荘の隣に建てられた仮設の集合場所兼待機場所で簡単な説明を受けた。といっても事前にアズール先輩が収集してくれていた情報と内容はほぼ同じで、あえて追記するなら試験会場である別荘のあちこちにライブカメラもとい監視カメラが設置されていて、その映像はリアルタイム公開されるので別荘内の様子はもとより他の参加者の様子を逐次確認できること、そして本当に魔法でもなんでも使用可、建物への損害も免責するから全力で目標を破壊してみろ、という言葉が説明担当からあったことくらい。
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    kanamisaniwa

    DONEデアアイ600年後√(子孫と再構築)、友情出演ヤチマ月の侵攻は、600年前よりも苛烈だった。
    月側は600年前のディアスポラ撃破をインシデントとし、少数精鋭での各島毎の殲滅に舵を切った。
    そのため、月の侵攻を空の民が認識したと同時に小さいが島が一つ落ち、翌日にはそのとなりの中規模の島に先行部隊のω3が侵攻。あっという間に空の民達を駆逐していった。
    だが、月側にもトラブルがないわけではなかった。

    (侵攻は計画より47%遅延。不確定要素を計算にいれても遅れすぎている。先代ω3ヤチマの離反だけでは理由として不十分だ)

    ω3の中でも戦闘に特化した最強の戦士であるデアンは、そんなことを思考しながら目の前に躍り出てきた空の民を一なぎにする。
    骨が砕ける音、悲鳴、逃げ惑う声、破壊音。
    そのどれもがデアンの興味をひくものではない。ただアドレナリン消費の足しになるだけだ。
    やがてあらかた砕きつくし周囲が静まり返ったときだった。
    かたり、とわずかに聞こえた物音、ω3のなかでも戦闘特化であるがゆえに拾えた音をデアンはたどった。
    慌てていたのか乱雑に隠された地下室への扉を蹴り破る。短い階段を降りたさきにいたのは、ひょろりと細い男だった。

    「まだ居たか」
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    nicola731

    DOODLE「罪深き墓前まで」
    思いつきの時代物パロ晴道。多分この後二人で共謀して旦那を始末します。
     晴明の兄が妻を娶ったのは彼が十五の時だった。付き合いのある旧家の長子で、美しいことで評判だった。まだ十八になったばかりだった。晴明の幼馴染だった。
     晴明は義姉になる前まで兄の結婚相手を「道満」と呼んでいた。義姉になるまで兄の結婚相手を抱いていた。去年の盆に宴会があり、その裏で二人は体を繋げた。お互い初めての相手だった。晴明にとっては初恋だった。
     道満は自分の妻になるものだと信じ切っていた彼は、夏の盛りを過ぎた頃に兄から婚姻のことを聞かされて、がらがらと全てが崩れていくような心地になった。美しい上に賢い道満は詩経さえ誦じてみせる。対して夫となる晴明の兄は凡庸で家柄ばかりが取り柄の役人だった。幼少のみぎりから才覚を発揮していた晴明とは大違いだった。
     晴明は兄が何処か勝ち誇ったような顔をして自分を見ていることに気付いた。兄が自分を打ち負かしたいがためだけに、道満を妻に迎えたのだとすぐに理解した。殺してやろうかと思った。
     道満は家庭に入ると頗る良妻で、よく躾けられた奥様になった。夫の父母に気に入られ、夫の床屋政談にも美しい笑みを浮かべたまま付き合った。晴明が「義姉さん」と呼んでも笑み 1027