仁と竜 ■全台詞書き起し前半◆:場面
ー:分岐
():表示される文字以外の補足
※:叫び
◆冒頭
仁:貴市平原に着いた
菅笠衆がこの地におるらしいが…
蒙古の荷車が襲われたのか
菅笠衆の仕業であろう
まずここで襲ったな 他にも骸があるはずだ
◆牢人は豆酘にいる
仁:向こうにも骸が見える
ここまで逃げてきたのか
(背後で蒙古を討つ男)
竜三:仁? 境井仁か?
仁:竜三 その出立はなんだ
竜三:人のこと言えるかよ
(しばし笑い合う)
竜三:俺の菅笠だ
仁:今は牢人なのか
竜三:腕を売ってるのさ
仁:手を貸してくれ 頭と話したい
竜三:小茂田で死んだよ
仁:浜にいたのか…?
竜三:大勢死んじまった
仁:こちらもだ
手を結んで 仇を討とう
まず叔父上を救いたい
竜三:無事なのか
(沈黙後)
みんな怪我を負ってるし 飯も食えてない
そんな連中に命を張れなんて頼めねえよ
仁:もちろん褒美は出るぞ
蒙古を成敗すれば叔父上も報いてくださる
望みのままに
竜三:(はぁ…)じゃあ仲間に聞くだけ聞いてみよう
仁:お前が?
竜三:今の頭はーー 俺だからな
→蒙古との戦闘へ
(背中合わせに刀を構える)
仁:手を打つのか
竜三:考えておこう
仁:引くでないぞ
竜三:当然だ!
戦闘中台詞ーーーーーーーーーーー
竜三:小茂田の恨み晴らしてやる!
仁:一人も残すな!
竜三:こいつら次々と!
仁:囲まれるなよ!
ーーーーーーーーーーーーーーーー
仁:型が上達したな
竜三:そうか?
お前は髭が生えたな
→戦闘後
仁:件の申し出だが…
竜三:叔父御のことなら難しい
生き抜くだけで精いっぱいなんだ
仁:それほどとは…
竜三:飯がない 今日も今日とて食いもん探しだが
またもや空手で戻らなきゃならん
仁:手を貸そう 宿営に行くぞ
よい案が浮かぶやもしれん
竜三:相も変わらず強引だな
→馬で移動
馬に乗らないでいる場合ーーーーーーーーー
竜三:歩くのか(ぁ)?
竜三:馬はどうしたんだ?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
竜三:こっちだ
仁:最後に会ったのはいつだった
竜三:ふた夏前の 長尾家での刀競べ
仁:あの後 お前はどこに消えたのだ
竜三:菅笠衆に 一味に加わるよう誘われてな
二つ返事だ
→仁:なぜ叔父上を訪ねなかった?
竜三:職があったらな
仁:お前が望めば志村家に仕えるよう口利きはできた
竜三:要らぬ世話だ
→仁:小茂田浜にいたのか?
仁:なぜ小茂田で声をかけなかった?
竜三:侍相手に忙しそうにしてたろ
俺も酒盛りしてたしな
仁:一杯くらい付き合ったのだがな
竜三:ああ だろうな
竜三:荷車だ
仁:飯が残っておるやもしれん
竜三:空だ
◆百姓との会話
百姓:お侍…?お侍!
仁:お主のものか?
百姓:その通りです 馬と米を盗みやがって
蒙古どもめ
仁:命があって喜べ
竜三:蒙古はどこへ向かった
百姓:大平砦へ
竜三:畜生
仁:黄金寺へ逃げるのだ 街道を通ってはならぬぞ
百姓:わかりました
竜三:ほら行くぞ 宿営は近い
仁:叔父上の話だが
救出に手を貸すならば 褒美ははずむはずだぞ
竜三:褒美って言われてもなあ
→仁:望みは何だ?
竜三:一生分のタダ酒
仁:それだけか?
竜三:あとは寝床 仲間が入り切るほどのな
仁:真面目に答えろ 牢人で終えるつもりではなかろう
竜三:あれから三年だぞ 昔とは違う
→仁:菅笠衆を武家にしてもらえ
仁:菅笠衆を武家にしてもらっては?
総領はお前だ
竜三:なんだ 蒙古に奪われた島でか?
仁:必ずや取り戻す
お前の名も鎌倉に伝わることになるぞ
竜三:本気で言ってんのか?
仁:戦う甲斐はあるだろう
竜三:寝言は寝て言え
仁:戦の後だというのに よく一味をまとめ上げたな
秘訣はあるのか?
竜三:仲間以外は信じるなと言い含めただけさ
仁:なるほどな
竜三:本心だったが今は迷いが生じてる
仁:一味は何人おるのだ
竜三:半分に減ったが まだまだ大勢残ってるぜ
なぜだ?
仁:蒙古が米を盗んで大平へ逃げたと聞いたろう
竜三:食い物を貯めてると?
仁:恐らくな
竜三:策はあるのか
仁:まあ見ておれ
◆宿営に到着
菅笠衆(真三):何奴だ
竜三:真三 俺だ
菅笠衆:お前ら!竜三様だ!
菅笠衆:ようやくか!
菅笠衆:食い物はどうしたんだ?
菅笠衆:あの侍は?
竜三:聞け これは俺の友 境井だ
仁:みな腹が減っておるそうだな 手を貸そう
菅笠衆:食い物はなかったのか?
仁:策がある 砦に押し入り
蒙古が奪った食料を取り返すのだ
菅笠衆:砦に押し入る?殺されるだけだ
竜三:ちょっと待ってくれ
仁 ついてこい
◆竜三の後を追う
竜三:予め策とやらを聞いときゃよかった
仁:みなを喜ばせたくてな
竜三:それは俺の役目だ
仁:すまぬ 他意はなかった
竜三:いいさ
竜三:ここを通れ
◆高台へ
竜三:仲間と一緒に動くなら同じ格好をしろ
お前にも入りそうな袴がある
仁:シラミはおらぬだろうな
竜三:まだあのこと根に持ってんのか
竜三:袴は葛の中だ
竜三:俺ほどの男前とはいかねえが
悪くない
仁:(少し笑う)
砦の守りを調べ 抜け道を探す
竜三:俺の仲間に任せよう
仁:手を打つのだな?
竜三:砦の食いもんを手に入れたら
蒙古から叔父御を取り戻す
仁:恩に着るぞ
竜三:ただし 頭が誰かは二度と忘れるな
仁:お前の役目を奪うつもりはない
竜三:先に発つぞ 墓どころで落ち合おう
仁:承知した
竜三:よし!お前ら行くぞ!
(この後、下へ降りた竜三の様子を見ると
刀を研いでいる)
◆墓どころでの落合い前
仁:竜三は墓におるはず
竜三:どうやって船を浜に泊めたんだ
菅笠衆:あんな船 見たことねえや
竜三:あの兵器 撃ちたくて体が疼くぜ
火の矢で空をいっぱいにしてやる
菅笠衆:俺はいつもの弓で十分だ
竜三:真三が出てどれほどだ?
菅笠衆:出てから随分経った そろそろ戻ってくるはずだ
◆墓どころにて
竜三:おお 来たか
それじゃ飯を分捕りに行くか
仁:これで皆か?
竜三:戦えるやつだけ集めた 他の連中は動けなくてな…
仁:砦を襲うには心許ない
竜三:枯れ木に満開の花を咲かせる方が容易いかもな(ぁ?)
仁:死地に生ありだ
竜三:(食い気味に)死地に陥らぬよう進めたいもんだな
斥候が戻った 来い
菅笠衆(真三?):中に大勢いるぞ 櫓には狼煙筒も
竜三:船の兵に加勢されては一大事だな
挟み撃ちにあう
仁:俺がなんとかする 筒を壊したら討ち入るんだ
竜三:失敗したら?
仁:俺の仇を討って 兵糧を奪えばいい
竜三:そりゃ名案だ
仁:櫓から目を離すな
竜三:(はぁ…)わかったよ
仁:合図してやらねばな 櫓の火が見えるはずだ
頼むぞ 竜三
全員闇討の場合ーーーーーーーーーーーーーーー
仁:今ので最後 まずは狼煙筒を見つけ壊さねば
合図してやらねばな 櫓の火が見えるはずだ
頼むぞ 竜三
竜三:仲間を連れずとも お前一人で片付いたな
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→戦闘中
(セリフは豆酘と同じことを言う)
→戦闘後
仁:これで最後だ
竜三:食いもんを探そう
仁:ほら 食料を運ぶんだろ?
竜三:食いもんがねえ
仁:櫓にもなかった 他にはないか?
竜三:蒙古の骸と 紙の山だけだ
仁;見せろ
竜三:お前読めるのか?
仁:漢書ならば多少はな
竜三:いつの間に
仁:孫子を学んだ折だ
ここは中継所だったようだ
兵糧は今頃 船に
竜三:船は港だ 追いつけやしない
仁:砦は奪った
竜三:まさかお前…
仁:(…)
竜三:話を聞こうか
仁:(頷く)まずは様子を探ろう
◆様子を探る
仁:浜に蒙古の小舟がある
竜三:蒙古の陣は?まさか突っ切るとか言うなよ
仁:堅い防備に弓兵か 正面からでは難しいな
仁:あの火薬に火を放ってはどうだ
竜三:ひと時 気は引けても
浜から目を離すほどじゃねえな
竜三:仲間を敵陣に送り込むのはごめんだぞ
仁:弓兵を崖に置け 注意をひきつけた隙に舟を盗もう
◆浜へ
竜三:砦のことはまだ気づかれてない
奴らは来もしない味方を待つことになる
舟を盗むまで時を稼いでくれ
そのあとは森に逃げ込め
合図を出したら 好きなだけ暴れるんだ
仁:行くぞ 浜に下りよう
菅笠衆:聞こえたな 行くぞ!
菅笠衆:頭 見ててください!
道を外れた場合ーーーーーーーーーーーーーーー
竜三:戻ってこい(!怒)
竜三:どこへ行く気だ(!怒)
竜三:戻れ(!怒)
竜三:仁 こっちに来い(!怒)
竜三:仁 どこへ行く(!怒)
竜三:用事は済んだのか?
竜三:こっちだ!
竜三:おい(!怒) こっちだ(呆)
竜三:おい 仁(!)
※何度もやってると躾のなってない犬の気分になる…
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
竜三:お前の戦い方 長尾家の刀競べを思い出した
お前は手立てを選ばん
仁:勝負だからな お前も本気だったろ
竜三:さてねぇ
仁:何が言いたい
竜三:別に ただ思い出しただけだ
仁:またいずれ話そう
竜三:死なずに済んだらな
仁:用意ができたようだな 松明を
竜三:頼んだぞ
さすが俺の仲間だ あの火を見ろよ
暴走した場合ーーーーーーーーーーーーーーー
竜三:策を忘れたのかよ!
兵の相手をするな!
蒙古の船に乗り込むんだろ(う?)!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◆船にて
仁:急がねばならぬ 櫂(かい)を持て
先程暴走した場合ーーーーーーーーーーーーーー
竜三:誰も船を狙ってこなかったな
仁:お前の手下が気を引いたのだ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
竜三:ここまでうまくいくとは
仁:火に気を取られるからな 音を立てるなよ
竜三:食いもんを探そう
仁:刀競べは煩わしかったのか
竜三:気づいてくれたか
仁:早く言えばよかったものを
竜三:言いたくても会えなかったからな
まあいいさ 昔の話だ
仁:ない
仁:なにもないな
仁:…ないな
兵糧はあったか?
竜三:いいや 隣の船かもな
聞こえたか?四人…いや五人はいる
仁:逃げ場はないな 戦うぞ
→戦闘へ
竜三:手前ら いい船だな!
仁:さあ急ぐぞ
竜三:弓兵がいるぞ 弓はあるか
仁:お前は?
竜三:仲間に渡した
弓兵を弓で討伐ーーーーーーーーーーーーーーー
竜三:相変わらずいい腕だな
仁:お前も鈍ってはいないようだ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
弓兵に向かっていくーーーーーーーーーーーーー
竜三:正面から突っ込むのかよ!(呆)
仁:新手がきた 殺せ!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
竜三:ここにもなけりゃ 次の船にあるはずだ
仁:俺が行こう ここは任せる
竜三:逸(はや)るなよ
(ここでしばらく止まっていると
食料探しのうろうろする竜三が見れる)
仁:この船にもないか
奪われた兵糧はどこへ…
何かあるはずだが…
これは何だ…?
【兵略図を発見】
仁:蒙古の兵略図か
竜三と話そう
竜三:仁!
仁:竜三!
(大柄の蒙古に首を締め上げられた竜三が
床に叩きつけられるシーン)
※正直興奮する
倒れた竜三の台詞ーーーーーーーーーーーーー
竜三:来いよ!
竜三:負けてたまるか
竜三:まだ負けられん
竜三:この程度 屁でもねえ
→イベント外で助けた場合
竜三:すまねえ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
竜三:助太刀なんてなくても 倒せたぜ
仁:だろうな
竜三:あのデカっ腹見たか?
食いもんは奴の腹ん中だよ
仁:(…っふふ)
竜三:(…へっへ)
◆蒙古の火矢が降ってくる
竜三:畜生!俺たちの食いもんが!
仁:竜三!逃げるぞ!
泳げるか?
竜三:それしかねえんだろ!?
火も回ってる!
仁:行くぞ!
(飛び降りると次のシーンへ)
飛び降りずにいた場合ーーーーーーーーーーーーー
竜三:跳べ!お前が先だ!
※あんまり放っておくと壮絶な断末魔を上げて
【竜三が死んだ】と出る
なんで待っててくれるんだろうね…LOVE
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
竜三:(はあ…はあ…)
仁:見つからぬよう 隠れなければ
竜三:あそこに身を隠せそうだ
竜三:食いもん持って帰るって約束したのに
空手で戻るとはな
仁:別の手を考えよう
竜三:(首をふる)
それまでに全滅しちまうぞ
仁:船でこれを見つけた
敵の兵略図だ
竜三:補給路が載ってるか?
仁:地図も書かれていた 役に立とう
竜三:よこせ
仁:抜け駆けするつもりか
竜三:俺は奴らを養わなきゃならん
お前とは違う
(一歩詰め寄り)
その地図が要るんだ
仁:金田城には来てくれるな?
竜三:約束しよう
仁:(兵略図を渡す)
姿を見られるな
竜三:お前のようにか
◆菅笠衆に助力を請え 終