Recent Search
    Create an account to secretly follow the author.
    Sign Up, Sign In

    9s0z9

    @9s0z9

    ちょそ推し五悠狂い

    ついったしたごゆの壁打ち置き場にしたくて。

    ☆quiet follow Yell with Emoji 🌻 🐯 🍺 ❤
    POIPOI 30

    9s0z9

    ☆quiet follow

    ごじょ、割とよく電話してるから、メールより電話派かなぁなんて思ったところから始まったらこんな感じに落ち着いた。テンデ関係ない。笑
    でもまぁ無自覚期間もいいよね。きっとこのゆじは勝算有で告白するんだけど、「え、先生俺の事好きなんじゃないの⁉」って吃驚して、「え⁉好きだけどそういう意味で…(0.02秒)好きに決まってんじゃん‼」で解決するごゆ。

    #五悠
    GoYuu

     僕は電話派。携帯開いて文字打って。『今』用があるのに、すぐ返事が来るとも限らないメールでのやりとりより、サクッと電話して終わりにしたい。無機質な文字の羅列より、耳元で感じる相手とのやり取りの方が、齟齬がなくて済む。
     それはなにも仕事上の話だけではない。プライベートでも『今』そう思ったから電話をかける。相手が出れないならそれまで。
     でも今の子はそうでもないらしい。今の子なんて白々しく言ったけど、悠仁の事だ。
     悠仁は電話をかける前に、電話をかけていいかメールをくれる。律儀と言うか、それが彼なりの気遣いらしい。『先生は忙しいから』なんて。忙しかったら電話は取れないんだし、一々気にしなくていいのに。
     しかし最近の僕は、そんなメールとやらが好きになってきた。勿論ただのメールじゃない。悠仁からのメール限定で。ああ今はラインって言うんだっけ。
     ポコンとあらわれるスタンプから始まり、たいして中身のない文章が送られる。
    『今日の昼カレーだった』
     とか、
    『見て先生! 玉犬に似てる!』
     なんて。
     別に会った時に話せばよくない? みたいな内容だけど、むしゃくしゃした日にそんなラインが届いていれば、僕の心はすっかり穏やかになるって訳。
     あの子の明るく元気な声が聞こえずとも、この小さな電子機器の箱の中の文字列が悠仁の声で再生されて。
    「悠仁!」
    「あ、先生おかえり!」
     長期出張から帰ってきた僕の視界にピンクの髪が揺れたから、ちょっと遠くても声をかければ、子犬のように駆け寄って来る。勢いあまって止まれぬ急ブレーキ。広げた両手は僕をがっちりとハグで包む。
    「ふはっ、びくともしねぇ。流石先生!」
    「まったく。僕じゃなかったら大事故だからね」
     暖かい体温。向けられるとびきりの笑顔。汗の混ざる悠仁の匂に、高揚した声。
     結局のところ。電話よりもラインよりも。こうして五感で堪能できる悠仁に勝るものはないのだ。
     しかしこの一連の感情の出所を、まさかこの後の恒例お土産密会で、悠仁からの告白を受け自覚する事になろうとは、今はまだ知る由もない——。
    Tap to full screen .Repost is prohibited
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    related works

    recommended works

    reikpic

    MAIKINGセフレネタの五悠続き。二人がセフレになったときの話。エロは今回なし。
    ※未成年飲酒注意
    結構ぶつ切り。支部にあげるときにはちゃんと整理する。
    こんな関係になってしまったはじまりだけはしっかり覚えてる。
    覚えてるっていっても全部ではないんだけど、なんでこうなってしまったかだけは……。



    楽しく食事したりはしゃいだ後に静かな部屋に帰ってくると無性に寂くなることがある。慣れているはずのひとりが、耐え切れない瞬間。
    仙台にいたときのほうが一人に慣れていたはずなのに。
    夕飯前だったら自炊した食事を餌に伏黒や釘崎を呼んだりするときもある。忙しいって断られて一人のときももちろんあるけど。

    その日も、任務終わりにみんなでさんざん先生のおごりで食べた後無性に一人になるのが寂しくて嫌で、もうだいぶ夜も遅いのに先生を部屋に誘った。伏黒や釘崎じゃなくて先生を誘ったのは、こういう時でもなければ誘う勇気がなかったからだけど、今思えば正気か?って自分に言いたい。
    地下室での生活の中で、先生のことを好きだって意識したのは結構早かったと思う。特別ドキドキするような何かをされたとかそういうんじゃないんだけど、ただ隣にいて心地いいなって思ったらずぶずぶと些細なことも意識してしまうようになっていった。俺くらいの年の恋の始まりなんてそんなもんなんじゃない?他を 2744