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    9s0z9

    @9s0z9

    ちょそ推し五悠狂い

    ついったしたごゆの壁打ち置き場にしたくて。

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    9s0z9

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    呪専パロ

    我が書くのはいつも両片思いで成就してエンド。
    いいんです。好きだから。

    #五悠
    GoYuu

    いとでんわ「五条先輩」
     小さくて大きな声が左耳を擽る。
    「聞こえてる?」
     左程広くもない部屋の隅と隅。張り詰めた一本の糸で繋がれた俺達の手元には紙コップが握られている。

    『懐かしくない?』
     ノックされたドアを開ければ、両手に糸電話を掲げた悠仁が満面の笑みを浮かべて入って来たのはつい数十分前。

     ずっと口元に紙コップを携えている悠仁の方を見て、俺は仕方なくハンドサインで答えると、琥珀の瞳は一瞬弧を描くも、すぐに緊張の色を含ませた。
    「あのね……」
     糸を伝って声と共に伝染した緊張に生唾を飲み込む。

    『先輩は絶対左耳で聞いてて』

     そう言って熱を持つ瞳で言われたら、お前がこれから何をしようとしてるのかすぐに分かってしまった。
     核心がなくて弱虫な俺がこまねいていたらこれだ。
     このままでいいのか。散々先輩風吹かせてた癖に、後輩に先に言わせるのか。
     そう思った瞬間俺の術式は発動して、両足の間にシンデレラフィットした悠仁がふためき俺を見た。
    「ちょ、な」
    「俺も好き」
     告白は、右脳に作用させる為に左から。
     確率アップの為の順当な手段に無視を決め、ほんのり赤く染まる悠仁の顔を真正面に覗き込む。
    「ず、るくない?」
     尻窄みの声と共に、照れ隠しで逃げた視線の代わりに、ピンクのつむじが見え隠れする。
    「まどろっこしいのは好きじゃねぇ」
     悠仁の手を握りしめ、互いの間に弛まる真っ赤な糸を絡める。
     糸にも勝る色に染めた耳元で悠仁の名前を囁けば、おずおずと交わる視線。
    「すげー考えた作戦だったのに」
    「大成功じゃん」
     額をくっつければ、飴色の瞳に自分が映る。
    「それで、……続きは?」
     悠仁からの“好き”が欲しくて、甘えた声の催促虚しく、代わりに柔い唇が重なった。
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    MAIKINGα五♀×Ω悠♂の五悠:オメガバース時空僕が生きる世界は女と男以外に、もうひとつの性が存在している。アルファ、ベータ、オメガと呼ばれる第二の性。それを掛わせた上でこの世界は成り立っている。どうやら珍しい、珍しくない、なんて言われている性があるらしいけどそんなものは割愛。重要なのは僕、五条悟は女でありアルファだということ。ちなみに番はまだいない。番なんてそんなのいる?と常々思っていたし、親友には「面倒くさいことこの上ないよね~」なんて愚痴ばかりこぼしていた。つい三日前まで。つまり何がいいたいかって言うと。

    「運命の番っているんだねえ」

    ってこと。第二の性において、番という制度が存在している。まあ、結婚と似たりよったりなそれを僕が必要としてきたことは今までない。きっとこれからも僕の人生において必要はないと思っていた。これもつい三日前まで。今?今は僕がアルファで良かったし、番という制度に感謝するし、今まで番を作ってこなかった過去の僕にキスしたい。うそ。今キスしたいのは悠仁だけだ。

    「ねえ、悠仁」
    「僕と番になろうね」
    「それでね、悠仁に発情期がきたら」
    「子作りエッチしようね♡」

    僕の下でぶるぶると震えるオメガ、虎杖悠仁は 4055