<疎遠期>
オーター
・今際の際に見た走馬灯ですら、弟の姿を思い出せなかった。後に割と悔いていると本人は語る
・ワースが弟としての認識はしているが疎遠の兄弟。記憶の中のワースは昔の幼い姿のみ。今のワースを何にも知らない。
・規則、規律を重んじて生きている。自分が行うことは効率的か正しいかが重要。
・ワースと同じ学校のワースより年下の弟子2人をもってる。
・同僚に家族の尊さを語られ、同僚と弟子に弟(妹)の存在の尊さを語られ、「弟との過ごし方」なる本を読み始めて歩み寄り期にいたる。
ワース※オーターの呼び方は「テメェ」
・とりあえず兄が最大のコンプレックスでもあり、憧れる目標とした背中でもある。
・実家では常に兄と比較され、出来損ないの扱い※座学は学年トップ、実技もトップクラス。総合的には一番優秀
・兄は自分のことなんて認識してないものだと思ってる。気持ちとしては血の繋がった赤の他人。
・学校に用事できてるオーターの姿を見つけては苦々しい表情をする。
・弟子2人と一緒にいる姿を見ては胸が苦しくなる。自分にはそんな顔もしないし、話しかけもしないくせにって思ってる
<歩み寄り期>
オーター
・兄弟として過ごせなかった時間を過ごしたい。昔のように一緒に過ごしたいと思ってる。
・酷い親に育てられたと思っていたし、ワースもだと思ってはいたが自分のせいでワースには自分以上に辛い思いをさせていたと知る。辛いときに傍にいれなかったこと、助けてやれなかったことを悔いている。幸せにしてやりたい
・あまりにもワースが自分の話を聞かずに逃げようとばかりするからイライラした口調でワースの名前を呼んだ時にワースに怯えた表情で見られて、軽いパニック症状を起こさせてしまったことがトラウマ。結構気をつけている
・大雑把なところとか素の部分がワースの前で出てくるようになったし、怒られることが増えた。でもそれがちょっと嬉しい
・あまり距離を近づけすぎると警戒されることを学んだため、徐々に距離を詰めて行っている
・家に来てもらえるようになったり、連絡してくれるようになったり、たまにだけど甘えてくれることがあって、不器用だなと思いつつもワースを可愛いと思ってみている。
・ワースのことを知れば知るほど、自分にはない努力家だし専門的な知識量だけでは言えばワースのほうが自分より遙かに上だと思って認めている。
ワース※呼び方「テメェ、兄さん」
・急に話しかけてきて距離を詰めようとしてきた兄に何を今更、としか思えなかった。
・淡々とした声で自分の名前を呼ぶ兄を父と重ねてしまって怖いと思ってしまったし、その時軽くパニックになってしまったのも忘れたい思い出ではある。でも、気を付けてくれているのが最近分かってきてあの時は申し訳なかったとは思う。
・兄が想像以上に自分のことを大切に思おうとしてくれているのに何とか答えたいと思った結果の兄さん呼びに変化。初めて兄さん呼びしたときのオーターの嬉しそうに笑った顔が忘れられない。
・ワースからもう少し兄弟らしくと少しずつだけど甘えたりお願いをするようになった。兄からしたら控え目なお願いだけどワースはかなり頑張ってる。何か言おうとしてやめることが多い、それを咎めるオーターもいればワースが言うまで待っていてくれるオーターもいる
・想像よりも大雑把で乱雑な兄に、マジか・・・と衝撃を受けた。もっと人間らしい生活しろ、今までどんな生活してたんだよと怒ること度々。
・日に日に物言いに遠慮がなくなっていく
・兄に褒められて認められたことが生きてきた中で一番嬉しいと思えた出来事になった。
<和解後>
オーター
・とりあえずワースの卒業に合わせて同棲を提案したし、ワースがマドル家から除籍されかけたのをしれっと自分の籍に移した。※後々相談ぐらいしろと怒られたけど、じゃあお前も除籍されそうになってるのを私になぜ言わなかったと怒って一蹴。
・ワースの実力は認めているし自分の補佐にしたいと魔法局に入るようにも提案した、でも結局ワースにはやりたいことをさせたいとも思ったため好きにさせた。
・毎日家に帰ってワースがいるのが嬉しい
・ちゃんと過保護すぎるブラコンに育ってはいる
・寝室を一緒にしたいが嫌がられている
ワース※呼び方「兄さん、(テメェ)」
・卒業したら除籍されるし、もう兄も兄じゃなくなっちまうなぁ、もう会えないなぁ、なんて考えてたのにマドル家から除籍されたはずなのにオーターマドルの籍に入ってワースマドルになってた。※勝手に全部されててキレたら怒られた。兄に言えば何とでもなるの分かってたけどこんな相談はできなかった
・除籍のこともあるし、在学中の諸々で魔法局に就職は無理だしやりたかった旅でもするかと思ったら住む家も働き先もオーターに提案された。最初は断ったけど、でも兄と一緒に居たい思いはあったから頷いてその手をとった。でも、折角なら研究部署か文書管理のところで働きたかったからオーターの補佐は却下。家でも職場でも面倒見たくない。でも結局オーターに何かあるとすぐに呼び出される。
・帰る家が出来て嬉しい
・寝室が一緒は嫌。一人の時間が欲しい。でも二人でゆっくりリビングで本を読む時間は好き
・自己肯定感が上がったため、今更兄は自分なしだと生活できないんじゃと思ってる。同棲してから家事のほとんどは時間的に余裕があるワースがやることが多い。
<その他>
・身長、体重はワースのほうが少し上
・好きな食べ物:オーター(お酒)、ワース(フルーツポンチ)
・オーターは一応必要最低限のことはできるが本当に最低限すぎてワースからしたらありえないってレベルのものもある。料理は簡単なもののみ出来る。焼くだけ、煮るだけとか。ワースは人並みには家事全般できる、出来なくても調べたり何回かやれば出来るようになる。