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    uri

    @amamyum

    五悠と脹虎。時々女体化。

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    uri

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    五悠。五条がクズ。とにかくクズ。ただのメモです。

    #五悠
    GoYuu
    #メモ書き
    memoPad
    #R18
    18+

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    uri

    DONE「あれは気が滅入るような寒い夜だった。」
    クリスマスイヴに路上ライブしていた虎杖にひと目惚れしてから会いたくてずっと捜している五条のお話。ギャグのつもりで書きました。

    <注意>
    五→←悠/学パロ(高1×中2→高3×高1)
    ◾︎呪いのない平和な世界
    ◾︎口調も見た目も呪専五条
    ◾︎ほんのりモブ♀要素有り(悠仁と出会う前までは後腐れのない女と会っていた…という設定があります。匂わせ程度です)
    ◾︎虎
    ジーアドナイン(五悠/学パロ) 五条せんぱぁい♡と校舎の窓から顔を覗かせた女どもが媚びた声を出して手を振っている。この状況に慣れてしまったせいで、団子みたいに連なってるところを見ると恐怖でしかない。まるで化けモンだ。いや、化けモンか。
     少しでも反応すると騒がしくなるので気にも留めずスマホを弄っていると、煙草の代わりに棒付きキャンディの包み紙をぺりぺり剥がしていた硝子が「妖精さん見つかった?」と聞いてきた。
    「あー、ダメ」
    「駅周辺探しても?」
    「駅周辺も例の商店街も。ほぼ毎日見に行ってんだけどな」
    「うわっ、すご。ほぼ毎日通ってるとかストーカー予備軍じゃん!」
    「は?ちげーし!」
    「違くないよー。街中でたまたますれ違った人のことが気になってその辺うろついちゃうストーカーと大差ないと思うけど?」
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    uri

    DONE幼馴染でお隣さんで両片思いな脹虎。学パロ。高校3年生×高校1年生。
    途中悠仁の母親が出てきますが香織さんをイメージしていただければと思います。

    脹虎には幸せになってほしい。
    恋風(脹虎/学パロ) 掃除用具が入ったロッカーにホウキをしまっていると釘崎に呼ばれた。ぐるりと振り返れば教室の出入り口に向かって親指を差される。
    「あんたの兄貴迎えにきてるわよ」
     このやり取りも何回目になるのかは分からない。不健康そうな顔がぬっと見えて、兄貴じゃなくて幼馴染だよ、と溜息混じりに返した。
    「毎日毎日凄いわねぇ。カレカノかよ」
    「幼馴染な。昔さ、知らないおっさんに拐われそうになったことがあったんだよ」
    「は?あんたが?」
    「あっはは、意外っしょ?あいつの目の前でそんなことがあったもんだから今も心配してんの。もう大丈夫って言ってんだけどな」
     当時、近所で変質者が出るという情報が出回っていたらしく、家で遊ぶように言われていた。でも近所の駄菓子屋に行くくらいなら大丈夫だろうと幼馴染に無理言って連れ出してもらった。渋々ではあったが。しかし帰り道に事件が起こった。袋いっぱいにお菓子を詰めてはしゃいでいた俺を知らないおっさんが前から抱え込むようにして走り出したのだ。幼馴染は驚いていた。大事な物を奪われたみたいな絶望的な顔だった。持っていた袋を手放すと悠仁!!と叫んで追い掛けてきた。
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    TRAINING16巻の衝撃にうなされるようにしてひとつ。ショートショート。目が覚めたら、まだ真夜中だった。隣で眠っていたはずの傑がいない。悪夢の続きかと思うと、鼓動が不規則に激しくなり、呼吸が乱れる。
    とりあえずひとつ深呼吸して、周りを見渡す。薄いカーテンの向こうのベランダで、ホタルのように明滅する小さな光を見つけ、慌ててベッドから降りると、引き寄せられるようにその広い背中に縋り付いた。
    「悟?どうした?目、覚めちゃた?」
    肩口に頭を乗せて、うなじから傑の香りを確かめる。くすぐったいよ、と頭を優しく撫でられると、少し落ち着いた。
    「まだ早いよ。どうしたの。」
    「…ヤな夢を見た。」
    「どんなの?」
    「言いたくないくらい、ヤなやつ。」
    5月の月のない夜は、虫の声もせず、ひどく静かでなんだか仄暗い。
    「そっか。でも、夢でよかったよ。」
    そう、傑はポツリと言う。
    「なんで?」
    「夢は『夢』だからさ。良い夢見たときは、いい夢見られてよかった。悪い夢の時は、夢でよかった。現実じゃなくてよかった、ってこと。」
    煙草を消して、携帯灰皿をポケットに仕舞うと、正面から抱きしめられる。Tシャツ越しに伝わる傑の体温が自分より少し低いのに気付いて、なんだか切なくなる。
    「身体、冷えて 573