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    uri

    @amamyum

    五悠と脹虎。時々女体化。

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    uri

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    五悠。五条がクズで浮気してる話。悠仁に酷いことしているので閲覧注意。

    #五悠
    GoYuu

    それでも(五悠) 五条先生が女の人と浮気をした。指折り数えるのも嫌になるほどその行為は何度も繰り返されてきた。だから、どうしてこんなことするの?と必死に塞き止めていた感情を露わにしながら腕に縋り付くと先生は面倒臭そうに俺を突き飛ばした。
     勢いよく床に転がる。口の中を切ったのか、鉄の味が広がって何だか気持ち悪い。ゴホゴホと咳をしてから顔を上げると俺を跨ぐようにして見下ろしていた。
    「ちょっと遊んだだけなのに何で責められないといけないの?」
     遊んだだけ?それだけで片付けられるの?
    「ちゃんと悠仁んとこに帰ってきてるんだからいいじゃん」
     そう言われた瞬間喉の奥から空気が漏れた。ああ、そうか。元々先生は自由奔放な性格で、そんな先生を俺が必死に繋ぎ止めていただけだ。
    「そう、だよな。帰ってきてくれるだけ……、まだいいよな……」
     嫌いになるチャンスなんていくらでもあった。けど、噎せ返るような甘い匂いを纏わせて帰ってきても先生を嫌いにはなれなかった。あの人だけはやめておけ、と同期に止められても好きが加速する一方だった。馬鹿だよなほんと。ちゃんと言うこと聞けばよかったのにさ。
    「悠仁なら分かってくれるって思ってたよ。……あー、でも。心配しないで。僕には悠仁だけだから」
    「……ほんとに? 俺だけ?」
    「うん。心は悠仁だけのもの」
     先生の親指が口の中に捻じ込まれていく。
     そうやって、また、嫌いになれない理由を作るんだから酷い大人だよ。結局都合の良い相手でしかないと分かっていてもその言葉だけで悦びを感じさせてしまうのだから。
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    Replies from the creator

    uri

    DONE「あれは気が滅入るような寒い夜だった。」
    クリスマスイヴに路上ライブしていた虎杖にひと目惚れしてから会いたくてずっと捜している五条のお話。ギャグのつもりで書きました。

    <注意>
    五→←悠/学パロ(高1×中2→高3×高1)
    ◾︎呪いのない平和な世界
    ◾︎口調も見た目も呪専五条
    ◾︎ほんのりモブ♀要素有り(悠仁と出会う前までは後腐れのない女と会っていた…という設定があります。匂わせ程度です)
    ◾︎虎
    ジーアドナイン(五悠/学パロ) 五条せんぱぁい♡と校舎の窓から顔を覗かせた女どもが媚びた声を出して手を振っている。この状況に慣れてしまったせいで、団子みたいに連なってるところを見ると恐怖でしかない。まるで化けモンだ。いや、化けモンか。
     少しでも反応すると騒がしくなるので気にも留めずスマホを弄っていると、煙草の代わりに棒付きキャンディの包み紙をぺりぺり剥がしていた硝子が「妖精さん見つかった?」と聞いてきた。
    「あー、ダメ」
    「駅周辺探しても?」
    「駅周辺も例の商店街も。ほぼ毎日見に行ってんだけどな」
    「うわっ、すご。ほぼ毎日通ってるとかストーカー予備軍じゃん!」
    「は?ちげーし!」
    「違くないよー。街中でたまたますれ違った人のことが気になってその辺うろついちゃうストーカーと大差ないと思うけど?」
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    uri

    DONE幼馴染でお隣さんで両片思いな脹虎。学パロ。高校3年生×高校1年生。
    途中悠仁の母親が出てきますが香織さんをイメージしていただければと思います。

    脹虎には幸せになってほしい。
    恋風(脹虎/学パロ) 掃除用具が入ったロッカーにホウキをしまっていると釘崎に呼ばれた。ぐるりと振り返れば教室の出入り口に向かって親指を差される。
    「あんたの兄貴迎えにきてるわよ」
     このやり取りも何回目になるのかは分からない。不健康そうな顔がぬっと見えて、兄貴じゃなくて幼馴染だよ、と溜息混じりに返した。
    「毎日毎日凄いわねぇ。カレカノかよ」
    「幼馴染な。昔さ、知らないおっさんに拐われそうになったことがあったんだよ」
    「は?あんたが?」
    「あっはは、意外っしょ?あいつの目の前でそんなことがあったもんだから今も心配してんの。もう大丈夫って言ってんだけどな」
     当時、近所で変質者が出るという情報が出回っていたらしく、家で遊ぶように言われていた。でも近所の駄菓子屋に行くくらいなら大丈夫だろうと幼馴染に無理言って連れ出してもらった。渋々ではあったが。しかし帰り道に事件が起こった。袋いっぱいにお菓子を詰めてはしゃいでいた俺を知らないおっさんが前から抱え込むようにして走り出したのだ。幼馴染は驚いていた。大事な物を奪われたみたいな絶望的な顔だった。持っていた袋を手放すと悠仁!!と叫んで追い掛けてきた。
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