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    namae_ha_niwa

    @namae_ha_niwa

    ⚠️真面目な投稿とカス性癖投稿が混在しているので、作品一覧は開かない方がいいです‼️

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    namae_ha_niwa

    MOURNING「転生記憶ナシJK黒雲グレゴール」とかいう、性癖捻転概念の話をずっとしてましてね。その話です。

    ここで言っていた世界線↓
    https://x.com/namae_ha_niwa/status/1820077223166235085?s=46&t=pjq9vq1vkdSD8PY5a7KiuA

    ところで関係ないんですが、『渚にまつわるエトセトラ』って良いタイトルですよね。
    家に纏ろうなにやかや※転生学パロ頭副ムルグレ♀
    ※黒雲グがJK(記憶ナシ)、剣ムはDK(記憶アリ)
    ※他は記憶あったりなかったりのみんな





    「つまり、きみの家柄目当てで、ムルソーくんはきみと付き合っているって話だよ」
     その言葉を聞いた瞬間、グレゴールは世界から色が抜け落ちるような感覚に陥った。

     話は休み時間の始まりに遡る。今日、グレゴールは一人で昼食を摂っていた。交際相手のムルソーには委員会の仕事があり、仲の良い友人たちも軒並み用事があって急いで食事を済ませる必要があったからだ。グレゴールは、いつも恋人や友人たちと食事を摂っている屋上で、一人のんびりと空を見上げながら、持って来た弁当を味わっていた。
     そこに、一人の男子生徒が現れた。顔に見覚えはあるものの大して印象に残っていないその男子生徒は、わざとらしく偶然を装い(屋上には普段、グレゴールたち以外の人間が来ることはない)、本当に言いたいことを隠しているかのようにもじもじとしながら、グレゴールの隣に座った。グレゴールは「なんだコイツ」と思いつつも、今は弁当箱に詰まったユーリ(グレゴールの世話役、屋敷にいる)特製のおにぎりの方が大切だったので、その男子生徒を放置していた。
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    namae_ha_niwa

    MOURNINGN社のG(NGムルグレ)第四弾です。虫化と浄化に対する捏造の回です。
    Twitterで呟いていたら反応いただけたものなどをどんどん盛り込んでいったら、過去イチ長くなりました。
    Gグが世界に愛されすぎて幸せになりすぎているので、グレおじは曇らせてなんぼという方はご注意を。
    ネタバレは……N社勢の人格ストーリーについてがあるかな?
    あと『走れメロス』のオマージュがあります。
    幸せなら手を繋ごう「この触角には感覚があると言ったな」
     “釘と金鎚”の拠点、大鎚であるムルソーの居室にて、グレゴールは顎の右側から生えた虫の触角を、鎧を脱いだムルソーの指先で弄ばれていた。
    「んっ……その、そこは、その、そうです。そこのは特に敏感で……」
     顔の皮膚に少し劣る程度には感じます……と小声で絞り出すグレゴール。眉はハの字に下がり、目はぎゅっと閉じられている。ムルソーの指から与えられる甘い感覚に耐えているのだろう。困ったような表情とは裏腹に、ムルソーの指を捕まえようと積極的に絡んでくる触角に対し、ムルソーは愛おしさを感じながら、さらに質問を続ける。
    「ならば、他の部位から生えてくるものはどうだ。脇腹や背中からも生えてくることがあるだろう」
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    namae_ha_niwa

    MOURNING煙戦争後、G社から放逐された代理グレゴールが、身ひとつでN社大槌ムルソーを尋ねて三千里をし、そのままN社所属になるシリーズ(2作目)です。
    書いちゃったから存在シリーズになっちゃったよ。

    前の「信仰の最後尾」より時系列は早いです。
    NGムルグレなんですけど、ムルソーほぼ出てきません。グレゴールと握シンが喋っているだけ。
    世界からグレゴールに対する好感度が高めです。
    正解は怠惰の色 それは、偶然に偶然が重なった結果起きた出会いだった。彼らはどちらも、そんなところに一人でいるような人物ではなかったからだ。片方は、握らんとする者・シンクレア。“釘と金槌”の名目上のナンバーツーであり、実質的にはこの組織のトップであるファウストに握られている幼い釘だ。そしてもう一方は、旧G社からこちらに移ってきたグレゴール。彼は、“釘と金槌”の幹部の一人である大槌・ムルソーの恋人であり、所有物だ。
     大槌の所有物とはいえ、加入したばかりの木端構成員であるグレゴールが、握る者の期待と執着を一身に受けるシンクレアと個人的に会話するなど、通常では考えられないことである。ただ、その日はたまたま、夜間の浄化行軍に備えて休んでいるはずの昼間に目が覚めてしまったシンクレアが、“釘と金槌”宿舎の敷地内で一人になれる場所を探していたところ、暖かな陽だまりを求めて同様に敷地内を徘徊し、屋外の植え込みのところでうとうととしていたグレゴールを発見したのであった。
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