masasi9991 @masasi9991 妖怪ウォッチとFLOとRMXとSideMなど平和なのと燃えとエロと♡喘ぎとたまにグロとなんかよくわからないもの ☆quiet follow Yell with Emoji Tap the Emoji to send POIPOI 414
ALL 道タケ漣 妖怪ウォッチ 久々綾 デググラ かぶもも レクセル RMX クラテパ ヴァルフェン レオクリ ゼロクス ZXA 創作 ジクイア masasi9991DONEレオクリアンソロジー「こういうの好きだろ?」(双子月3発行)への寄稿の再録ハピエンがテーマの全年齢向けでした素晴らしいアンソロにご一緒させていただき感謝です! 夢の結末1 朝、一人で起きる。隣ではまだこいつが寝ている。そのはずだ。もういつものことに慣れきって、何も考えずに寝室を出ようとした。まだ目覚めきっていない自分の瞼が重い。ドアノブをひねる直前にあくびが出る。ああ、と何の遠慮もなしに声を出してあくびをした。朝の静けさの中だから、妙に響いた。しまった。そういえば、まだ寝てる奴がベッドの中にいるんだっけ。 あまりにも自然にそのことを受け入れていたから忘れていた。今ので起こしちまったかな、と急に興味が湧いてベッドの方に戻る。なぜか一つしかない寝室と、二つ並べられたベッド……まあ、わざわざ互い違いとかに並べられててもそれはそれで困惑しちまうだろうが、とにかく別にオレたち自身が望んだわけでもなく、神の使いから家を紹介されたときからそう並んでいたベッドの片方をなんの気もなしに覗き込んだ。 5346 masasi9991DONE学院時代レオクリ息を止めた 珍しいものを見た。見なかったことにして場所を変えようと思った頭に反して、足はそっちの方へ向かっていた。 昼休みの学院は、騒がしい。嫌いじゃないが、今日はそんな気分にならない。喧騒から逃れられる場所を探して彷徨く。校舎裏まで来れば、騒がしさは遠く微かに聞こえるだけになった。 そこに一つだけ置かれたベンチが、並木の日陰に入っていた。その涼しげな薄暗さがいかにも丁度いい。見つけた、と思った。それと同時に、珍しいものを見た。 先客だ。せっかく一人になれそうな場所を見つけたのに、そこに先に座ってるやつが居たんじゃしょうがない。それも思いがけないような相手だ。およそこんなところで居眠りしてるような奴だとは知らなかった。いささか驚いて足を止め、見なかったことにして場所を変えようと思った、つもりだったが……気がつくと、足はそっちの方へ向かっていた。 遠くに聞こえる昼休みの喧騒と、時々吹く風の音、そのくらいのものしかここにはなかった。砂利を踏んで近づく自分の足音さえ場違いに騒がしい気がした。その足音だって、ほんの二、三歩分だってのに。 風が吹けば並木が揺れて、木漏れ日がそいつの 1698 1