masasi9991 @masasi9991 妖怪ウォッチとFLOとRMXとSideMなど平和なのと燃えとエロと♡喘ぎとたまにグロとなんかよくわからないもの ☆quiet follow Yell with Emoji Tap the Emoji to send POIPOI 413
ALL 道タケ漣 妖怪ウォッチ 久々綾 デググラ かぶもも レクセル RMX クラテパ ヴァルフェン レオクリ ゼロクス ZXA 創作 ジクイア masasi9991DONEイレハン3人のお昼ごはん ゼロクスお昼どき こうして見ると、ヒト目を引くデザインだ。だけど同時に、すごく自然で、ごくありふれた姿だとも思える。こんなふうに街中にいても、ハンターベースでの打ち合わせ中でも、荒れ果てた戦場に立っていても。 「あれ?」 すぐにこっちに気付いて小さく手を振った。飾り気のない笑顔を浮かべた。手にしたトレーを慎重に水平に保ちながら、店の中のヒトビトに気を遣って避けてかわしながら、少し急足でこっちに来た。 「珍しいね」 なんて言いながらボクたちのテーブルにトレーを置く。それからハッとして、 「ここ、空いてるかな」 と尋ねた。 「大丈夫だよ、エックス」 「よかった。ありがとう」 そのやり取りを、ぼくの前に座っているゼロが視線だけ動かしてチラリと見る。 1497 masasi9991DONEゼロクスまどろみ 必要ないと君は言う。あるいはそれは君なりの気遣いのつもりなのかもしれない。そうなのだとしたら、君が目を閉じる瞬間がオレは少し怖い。 スリープモードから目覚めるとき、オレの脳髄は周囲の状況を素早く把握するために一瞬ビジー状態になる。通常なら光を絞る役目のアイカメラの瞳孔部分が開ききって、そこにある風景だけが詳細に目に映る。眩しい。目が覚める瞬間は、いつも眩しい。 スリープモードに入る以前に見た風景とは違う映像が目覚めた瞬間にだけ見える。身体は動かない。これはヒトの言う「まどろみ」に近いものだろうか、と解答を得ようもないことを時々考える。 そして、それからいつも……眠るとき、いつも、ではない。特定の状況下ではいつも、同じことをする。身体も動かせないまま、脳髄に流れ込むひどく鮮明で眩しい風景の中に、君の目を探す。静止した一瞬の風景のどこかで、その両眼が開いているのを。 622 masasi9991DONE暗めのゼロクスマクベス 土のような沈んだ顔色をしている。人に例えて言うならば、死人のような顔と言うんだろう。レプリロイドにその例えは相応しくない。それに縁起でもない。 「エックス」 残骸を踏んでふらついて歩いているそいつに声をかけた。顔を上げる。自然光が頬を照らす。だが、やはり土気色だった。 顔色が変わる機能ってのは、一体何のためにあるんだろうか。わからないままエックスに駆け寄り、その倒れそうな身体に肩を貸すような形で抱きかかえた。 しかし、その傷ついた腕が拒否するようにおれを押し返そうとする。 「どうした。平気じゃないんだろう」 「ゼロ。……汚れているような、気がする」 「どこが」 聞き返しながら、エックスの身体を見下ろす。傷だらけだ。その上オイルや汚水であちこち汚れている。だが、だから何だと言うんだ。その傷が物語っているのは、エックスがイレギュラーとの激しい戦闘を生き延びたという事実だけだ。 813 masasi9991DONE先輩が助けに来たゼロクス安堵 身体はピクリとも動かない。救難信号を送るための通信機能はもとより、オレのボディの中では原始的で丈夫な作りのはずの発声装置も働かない。瞼すら持ち上げられない。そんな機能が、あったのかどうかすらわからない。雲を掴むような感覚を覚える。まるで最初からオレというCPUにはボディなんてものは与えられていなかったかのような。 だけど思考だけはこうして働いている。ボディの方は、自動修復装置が生きていれば、そのうち動き出すだろう。今、今は死のような静寂だ。 オレたちレプリロイドに死なんてあるのかな。人は死の間際には聴覚だけが残るという話を聞いたことがある。ここは静かだ。死ですらないのかもしれない。それじゃあ、生きていたかどうかもわからない。 859 masasi9991DONEお休みの日のゼロクス気怠い休日「今日の予定は、何も聞いてないぜ」 モゴモゴと、布の奥からくぐもった声。こっちまで眠くなりそうな気怠い響きだ。 「わかってるよ。君は昨晩まで任務で忙しかったし、無理にどこかへ連れ出そうとは思っていない」 「そいつは良かった」 「この間君が言っていた水上チェイサーの試乗、今日までだったのは心残りだけど」 あっ、という声がベッドの中から聞こえた。 さっき訪ねてきたオレを玄関まで迎えに来たゼロは、なんとそれからまた二度寝とばかりにベッドの中に戻っている。こんなゼロの姿はとてもじゃないがイレギュラーハンターとしての彼のファンには見せられない。イレギュラーを前にしては冷静沈着苛烈なあのゼロが、休日はこんな自堕落だなんて。そもそもオレ以外は知りようもないが。 1270 masasi9991DONEハッピーゼロクスのサビ彼の日課 疲れて自室に戻ってきて、そのまま寝てしまいたいのをこらえてどうにかやるべきことをやっつける。 ひとまず自身のボディのクリーニングと、ベースのメンテナンスルームでするほどじゃない細かいパーツの手入れ。オレばっかりスタッフの手を煩わせちゃ、他のハンターたちにも申し訳ないし。それが終わったら明日の出動の準備もある。ついでに緊急出動用の準備もすぐに使えるかどうかチェックして、OKを確認したらやっと一息をついた。 読みかけの本をベッドの上に見つけて手に取る。いつこんなところに放置したっけ? 横になって読んでいたらすぐに電源がオフになりそうだ。それもいいけど、その前に少し夜食でも……なんて思ってしまったのは、今日の勤務が忙しすぎて、最後にエネルギー補給をしたのが昼過ぎだったからだ。 1557 masasi9991DONEごはん食べてるだけのゼロクス味覚について スッと視界に白い手が割り込んできて、そのままランチボックスの中身をつまんだ。 「あ」 「もらうぜ」 いいよ、と答える前にそいつはゼロの口の中に放り込まれた。咀嚼する。食べながら、オレの隣に腰を下ろす。 「……うん、なるほどな。どうした? やけにまじまじと見つめてくるじゃないか。もしかしてもらっちゃ悪かったか」 「いや、君がものを食べているのをあまり……見ないなと思って」 「合理的じゃない」 「そうだね。君はそう言うと思った」 昼時の休憩所の食事スペースはハンターベース職員のヒューマン、レプリロイド、両者で賑わっている。近くに軽食の売店も併設されているが、ここを利用するのはどっちも全体の半分ぐらいだ。ヒューマンには安価で便利な流動栄養食が流通しているし、レプリロイドならエネルギーステーションを利用する方が早い。それでもここで食事を摂っている約半数のオレたちは、要するにそういう娯楽を休憩中に楽しんでいる、と。これは趣味の問題だ。で、そういう趣味のなさそうなゼロ隊長が珍しくここに来ている。なので少し目立っている。 996 masasi9991DONEなんか食べてるだけのゼロクス視線 視線が、気になる。隣に座っているゼロのカメラ・アイ。こっちを見ているような気がする。でもそんな気がしてるってだけで実際のところ、真横というのはオレの死角であって、ゼロのその青いガラス質の奥にあるカメラのレンズが本当にこっちを向いているのかというのは、確証がない。顔がこちらを向いているのは確かだ。でも視線まではわからない。 事実としてはそうなんだけど、それでもやはり視線が気になる。非合理的だが感覚として。こんな感覚はレプリとしては少し変なのかもしれない。 そんなに見つめられると……というのは、自意識過剰だ。 「エックス」 「え?」 「そんなに不味いか、それ」 「これ? いや、不味くは……どうかな。味のこと考えてなかった」 645 masasi9991DONEエックスとアクセルがなんか喋ってるゼロクス花のこと 朝、誰よりも早い時間にエックスがハンターベースに出勤してるのは特に珍しくもないことだけど、今日はその手にちょっと珍しいものを持っていた。 多分それに必要なのは水と太陽の光と酸素と電池……あとは、伝統的には花瓶かな? でもそんな骨董品がこんなところにあるわけないから、エックスはしばらくオペレーター室のあちこちを探し回ったあと、結局特にいいものが見つからなかったらしく自分がいつも使ってるガラス製のコップに水と電源を突っ込んでいた。「そのコップ、割れちゃったりしないかな?」「大丈夫じゃないか。何度か床に落としたりしてるけど、意外に丈夫だ」「へー、エックスもそんなそそっかしいことあるんだ」「緊急で出撃要請が出たりすると、時々な」 エックスは少し照れくさそうにそう言った。でもボクがハンターベースに来てからは、そこまでそそっかしいエックスの姿は見たことがない。結構昔の話なんだろうか、と昔っぽいデザインのガラスを見て想像する。 それにしてもシステムの電源からコードを拝借して水の中に直接ケーブルを突っ込んでるから、なんだか見た目にはやっぱり危なっかしい。わざわざ有線で電力 1582 masasi9991MAIKINGなんかそういう割と平和な時代のゼロクス続くかも<性行為同意書アプリ>の続き(前日譚)みたいな感じhttps://poipiku.com/955041/4131800.html初めての同意書□1 腕時計型のウェアラブル端末に、数日前に支給されたアプリを立ち上げた。白いバックグラウンドに飾り気もなく日付と時間が表示され、アプリタイトルが右下に小さく浮き上がる。少し待つと、青いライトで空中に入力欄が照射されるようになっている。この時間差が考え直させるために重要らしい。ということまでは把握している。だけどそれも待たずに端末の表示を落とした。 ため息、あるいは深呼吸。ドアの前で暫く突っ立っていた。踏ん切りがつかない。 もういちど端末を胸の前に持ち上げて、表示を開く。突然青白い光で空中にウィンドウが表示され、慌ててアプリを閉じた。 ついさっき、アプリを終了させずに端末を閉じたことも忘れていた。なんだかいっぱいいっぱいだ。誰かに見られちゃいないだろうか、遅れて不安になってあたりを見回したが、ひとまずマンションの廊下には誰も居なかった。平日の昼間だし、そんな心配はいらないか。イレギュラーハンターの休日が不定期で、こんなときには逆に助かる。 それにしてもこいつをどうすりゃいいんだろう。政府に戸籍登録している一定年齢以上の全レプリに支給されたこのアプリだ。支給 1988 masasi9991DONE寝起きのゼロクスちょっとシリアス夢を見ない「ゼロ! いくら休日だからってこんな時間まで寝てるんじゃない!」 レプリロイドも寝言を言う。特に、ゼロのようなスリープモードからの移行に時間がかかるタイプだと顕著だ。 任務中の一時休止からの起動は早いのに、休日ともなるといつもこれだ。この柔軟性の高さも、性能の高さの一つでもあるんだろうけど。「まだ……朝じゃ、ない」「そうだね、もうお昼だ」 さっきからこの調子で、オレはずっとゼロの寝言と会話している。 休日だからどこかへ出かけよう。休みの間に買い出しに行かなきゃいけないものもある。なによりそれが、日々の忙しさの息抜きになる。 だというのにゼロは起きない。一度起きればテキパキと動くんだけど……というより割と短気で大雑把だから、行動はかなり早い方なのに。休日の朝だけはどうしても起きない。「何かいい夢でも見てるのかな」「……ああ」 やっぱり半覚醒状態のまま頷いた。 目を閉じて、ベッドの中に沈んでいる。柔らかなクッションのマットレスに横たわり、物理的に外気と光を遮断する薄手のブランケットに包まれている。これはメンテ用のポッド・ベッドじゃない。もちろんゼロの自 2565 masasi9991DONEレクセルとゼロクス アホしかいないR18ですがシーンの描写はなしX7後、レッドが復活してる時空 5355 masasi9991DONEゼロクスの平和な日曜日と小さな事件日曜日とマーケットと小規模な事件 全速力で走っても普段の半分の速度も出せやしない。この軽量スニーカー風のフットパーツでもダッシュ用に多少のジェット噴射はできるけど、そんなことしたらそこら中の人にぶつかってしまう。 日曜日の晴れた青空と綿毛の花びらが舞う平和な並木道。こんなに焦ってるのは、オレひとりだ。「どいて、……あ! すみません! どいてください!」 どうにか大声で謝りながら、道を開けてもらって、時には失礼にならないように押しのけながら、走っている。 これほど人が集まってるなんて予想外だった。公園の入り口あたりじゃ、まだそこまでの人出じゃなかった。だから急がなきゃと思った通りに走り出してしまった。ところが二つ目のゲートを越えて広場に続く並木の道に差し掛かると、だんだんと人混みが激しくなってきた。混雑のあまり前がろくに見えないほど。それはオレの背が低いせいもあるんだけど。 何しろ今日の予定は買い物だけだったから、ほとんど武装をしていない。そう、いつものフットパーツも置いてきた。なおさら目線が低くなる。フットパーツの高さなんて数センチ? その程度でも、オレの身長じゃ大問題 3033 masasi9991DONEX6のOP前のゼロクス晴天の廃墟 通信にノイズが混ざり始めた。高強度の電磁放射障害が残っている地域だからなのだろう。それを裏付けるように、割れたアスファルトの上に残った無数の人とレプリロイドの遺体はほとんど全てが無傷のままで、ただカラカラに干からびている。「き……える? エッ……ス、……なし、周囲に……反応、なし。安……確保……した……から、すぐに戻……」「大丈夫だよ、エイリア。誰も居ない」「ええ、だ……今すぐ……」 ブチン、と一際大きなノイズが鳴って、以降通信が完全に途絶えてしまった。 少し戻って、また通信を繋ごうか。どの辺りまで調査するつもりなのか、ちゃんと計算して伝えておく。その方がエイリアにも、ベースで待っている皆んなにも、心配をかけずに済む。 ほんの一瞬だけそんな風に悩んだが、やっぱり振り返るのは止めにした。今は一分一秒が惜しかった。 周囲にエネルギー反応はない。十日も前にはこんな筈ではなかった商店街は、天井にかかったアーケードの屋根が全て吹き飛んでしまって、金属製の何本もの柱だけが数百メートルの向こう側まで規則正しく並んでいる。道の両側のビルの多くは崩壊。ここは、廃墟だ。もち 1149 masasi9991DONE何かと戦っているエックスとゼロ先輩TRAGEDY 首が飛んでった。一つじゃない。いくつもだ。首だけじゃない。腕も足も胴も。一人じゃない。被害状況は? 考える暇はなく、情報も足りない。それはもはや俺の仕事じゃない。 肉塊から吹き出した飛沫は混ざり合って一塊に路面に飛び散った。跳ね回る雫はどうせ全てひび割れたアスファルトの上へ落ち、やはり皆んな混ざって流れていく。 薄暗い曇り空のビル街の隙間の時折雲間からちらつく昼間の光の反射する血液の表面の脂質様の虹色の光沢が未だ熱を持ち湯気を上げる、冬の市街に白い湯気を一種幻想じみた白さを、人血による霧が浮かび足元はぬかるむ、走れば血と肉が跳ね上がる、人混みを掻き分けながら、まだ生きている人々の群れを掻き分けながら、瞬時奪われていく命をセンサーに感じながら、命、悲鳴、首、体温、血液、呼気、言語、臓物、皮膚、眼球、衣服、排泄物、頭髪、飛んでく。両眼のカメラ・アイが曇る。「十三地区へ! 十三地区方面へ逃げてください!」 カメラ・アイの曇ったレンズは瞬き一つでクリアになる。 オペーレーターからの通信でリアルタイムに届く避難経路をそのまま口に出して叫ぶ。誰にも聞こえていない。上 2379 1