masasi9991 @masasi9991 妖怪ウォッチとFLOとRMXとSideMなど平和なのと燃えとエロと♡喘ぎとたまにグロとなんかよくわからないもの ☆quiet follow Yell with Emoji Tap the Emoji to send POIPOI 413
ALL 道タケ漣 妖怪ウォッチ 久々綾 デググラ かぶもも レクセル RMX クラテパ ヴァルフェン レオクリ ゼロクス ZXA 創作 ジクイア masasi9991DONEまだ付き合ってないかぶもも※ちゃんとみんな事務所に来たらすぐ手は洗っているしうがいもしています真相を解明するため……「ぴぃちゃん、もう一個。はい、あーん」 「ええと……」 戸惑いながら開けられた口に、細長いフィンガービスケットを一つ差し込んだ。サクッと音を立てて真ん中から半分に割れる。 「あ」 ぴぃちゃんは慌てて口元を手で隠して、口の中のビスケットを咀嚼する。 「すみません、一口で食べればよかったですね」 「いいよ、残り半分もどうぞ。あーん」 「えーっと、そのつまりですね……」 「いいよ、ぴぃちゃんはそのまま仕事してて。僕が隣でエネルギー補給のお手伝いしてあげる。これなら手も汚れなくてちょうどいいよね。忙しいんでしょ?」 「そう言われると理にかなっているような気もしてきますが……やはり少し気恥ずかしいです」 「そう? こういうの、友達同士で普通にやったりするよ」 2476 masasi9991DONE自撮りとかぶもも作戦的セルフィー ずっと、兜くんにお願いしたいことがある。LINKに届いた何でもない話の合間で、どうにか、言い出せないかな。なんて。 昨日公開された話題の動画の話。もうすぐテストだから、目標の範囲まで勉強終わるまで見るの我慢してるって。兜くん、えらいな。前向きだ。僕と違って。 この話の流れでお願いするのは違うか。 ――勉強、家でやってるの? そう送って、カフェのテーブルにスマホを置いた。次の通知待ち。 「百々人先輩、誰とLINKしてるんですか」 「ん、友達。……兜くんだよ」 「確か中学生はテスト前ではないのか。SNSとはいえそう頻繁にメッセージを送っていては邪魔にはならないか?」 「鋭心先輩、真面目ですね。テスト前でもLINKぐらいしますよ。昨日俺も大吾とは新しく配信になったゲームの情報交換しましたし」 2819 masasi9991DONEさらに一つ前のかぶももの続き淡い色のマーキング「今度からそういうことは予告してからにしてくれんか。まだ心臓がドキドキ言っとるけぇ」 「もう唇での練習は二人でする仲なのに?」 「そうじゃが、じゃとしてもじゃ!」 「兜くん、かわいい。まだ中学生だもんねー」 ほっぺに手を当てたまま、むっと頬をふくらませる。手で押さえてるとこがむにっとしてる。ちょうど僕がキスしたとこ。柔らかさを思い出して、胸がフワフワした。 でもこれで、ちゃんと年上らしいところ見せられたな。 「ワシもすぐ大きゅうなる。百々人もうかうかしてられんぞ」 「でもずーっと僕の方が年上だけどね?」 「それは、どうしようもないのぅ」 うーん、とうなって兜くんは両腕を頭の上に伸ばして背伸びをした。そうするとちょっとだけ大きく見える。まだちょっとだけ。 1170 masasi9991DONE一つ前の続きのかぶももしかえし リモート劇は二十分ちょっとぐらい。動画としてはそんなに長くない。でもこのラウンジで、二人並んで見てるには、少し間が気になる長さ。お喋りしてたらすぐだけど、兜くんはかなり見入ってる。 画面の中の僕を、キミは見つめてる。僕はその真剣な横顔に視線が向いてしまう。自分の出てる動画を直視するのはまだ恥ずかしいから――っていうのは言い訳だな。 兜くんって年下なんだよね。小さくてフワフワしてる。その、頬とか。年相応に、そう。丸くて大きな目も、あどけないというものなんだろうけど。だけどその真っ直ぐな目、年下なのにすごく強く見える、かも。老けてるとかじゃなくて、なんて言えばいいんだろう。 初めて話をしたときも、初めて触れられたときも、きっともっとずっと前からそんな目をしてたんだろうなって、思うとなんだか……。 1055 masasi9991DONE演技のお仕事のあとのかぶもも感情のまま 普段と違って首元まできっちり結んだネクタイをやっと緩められた。ちょっと緊張してたかも。作り笑いは得意なんだけど。 今日はぴぃちゃんが「いつもよりも自然な表情ができてますよ」なんて収録の合間に言うものだから、思ったような作り笑いができてなかったのかも。自分がどんな顔でカメラに映っているのか気になって、変な顔してるんじゃないかって……。でもぴぃちゃん、褒めてくれた。だからそれが正解。最後まで自然な表情、正解で居続けられただろうか。意識しちゃうと、作り笑いより難しかった。緊張はそのせいかな。 ネクタイだけ少し緩めて、着替えは楽屋に――楽屋代わりになってる事務所の小さな会議室に、置いてある。今日の収録は315ビルの休憩室を使ったから。最近、配信のお仕事をビルの中で撮ることが結構多い。普段私服で出入りしてる場所を、配信用とはいえ衣装で歩き回るのはちょっと不思議だ。 1380 masasi9991DONE兜大吾×花園百々人かぶももなのか大百なのかまだわからない知らないキス「ふふ、こういうのは……知らない、でしょ?」 唇の前に立てた人差し指が、ほんの少し震えたことに気付かれてなければいいんだけど。 人差し指が兜くんの唇に触れそうで、少し怖い。自分で顔を近づけておきながら、怖気づいている。ううん、最初からフリだけで、本当にするつもりなんかなかったんだ。 僕の囁きだけ、キミの唇に触れてしまった。大きな目を丸く開いたキミの顔がすぐそこにある。薄く開いたその唇で、キミはゆっくり息を呑んだ。僕の人差し指に吐息が触れたような気がする。大きな目がまばたきをする。 炬燵に突っ込んだ足が暑い。汗が滲んでる。ここも、すぐ近くに兜くんが居る。初めて兜くんに触れられた日みたいなシチュエーションで、こういうとこには慣れなくて、誰かの家に呼ばれるとかも、もちろん理由はそれだけじゃなくて――ずっと緊張してた。 1389 1