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    Sasame

    @promenade2019

    RK推奨の字書き

    妄想を書き綴っております。
    原作者様、出版社様とは一切関係ございません。


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    Sasame

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    朝の呟きを書いてみました(日付変わっとるw)
    恋人以上の獠香ちゃん?

    #冴羽獠
    saeha
    #槇村香
    makiMurakami
    ##CH

    リビングの出窓の縁に座り、獠は空を見上げていた。
     風と共に過ぎ行く雲を眺めていると最愛のパートナーが声を掛けてきた。
    「獠? 何かあるの?」
     座ったまま動かぬ獠の横に立ち香か言葉を落としても反応は薄い。
    「あれ」
     獠の指先が空を指す。何かあるのだろうかと香は少し膝を折り窓の外を覗いて見ても何もない。
    「もぅ、何があるのよ」
     何かを見つけた本人に問おうと獠の方へと顔を向けると同時に唇が重なった。
    「……………」
    「さてと、デートにでも行こうかなっ」
    「……は?」
     今、香は獠にキスをされた。なのに今からデートだと言ってドアへと向かう獠にミニハンマーを投げるべきかと考えていると、獠が香の方へと振り向き「何やってんだ、行くぞ」と言う。
    「……えっ?」
    「えっ? じゃねぇよ。俺とデートするの嫌なのかよ」
     獠の手が香へと伸ばされる。
    「え……嫌、じゃない……」
    「だったら、ほれ。行くぞ」
     獠は動かない香の傍に立ち、細い肩を抱いて共に歩く。
    「もう、あの時とは違うからな」
    「あの時……?」
     あの時、日付が変わるまでデートした女性。今、捉える姿は同じ瞳の色に同じ唇。
     触れたくても触れられなかった。
     時計の針が進むように獠と香の関係も変わり進む。今は望むままに言葉を――温もりを感じる事ができる。
    「さて、何処に行きたい?」
     赤銅色の瞳を見つめ問いた返事に獠は微笑み唇を重ねた。

     了
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