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    たらpoipiku

    同性同士も異性同士も恋情も友情も割となんでも食べる。
    あわないものは次からは食べない。
    左右も気にしないタイプ。
    短い会話しか書けない系。
    今はダイ大。勇者と大魔道士のコンビが好き。
    みんな好き。
    先代勇者と先代大魔道士と占い師と姫さんを贔屓にしがち。
    キャプションに明記なければダイ+ポップです。
    ×要素は殆どないはず。

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    たらpoipiku

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    ポプメルって言ったらポプメルの人に怒られそうだし、ダイレオ要素もなくもなく。私はこんなダイ+ポップが好きなので別角度からも怒られそう。あと”竜”という概念も好きだけどこれも怒られそう。
    死にネタっちゃあ死にネタですし。

    魔法力や諸々の力が灼くのは本人だけか、本人だけだとしてもマトリフさん長命だから、色んな影響があるかもね。などと思いながら。

    ##ダイ大本編終了後
    ##ポプメル

    そして旅立ちの朝 静かな静かな時間だった。雪の降る音すら聞こえてきそうな。けれどベッドに横たわる壮年の女性は寒さも苦痛も感じない。そう、苦痛も感じない。まもなく生を終えようとしていることは自覚できる。占いを生業にできるほどに鋭敏な己の感覚ゆえに。彼女が感じているのは己の生命力の減衰だけではなく、まもなく訪れるであろう”迎え”。
    「起きていたのか。いや、起き上がらなくていいから」
     彼女の連れ合いである青年にしか見えない壮年の大魔道士が部屋に入ってくる。彼が彼女に施す術のおかげで彼女は苦痛を感じずにすんでいる。少しずつ眠る時間が長くなっていくのは感じてはいるのだけれど。
     彼女は連れあいの制止を聞かずに上半身を起こす。彼は苦笑を浮かべながら少し助けてやる。きみはやはりなんだかんだで頑固だ、と零しながら。
    「もうすぐですわ」
     彼は少し顔をしかめる。
    「私はもうすぐこの生を終えます。だから、あなたに少しでも」
     彼女は彼の手をとる。彼は空いている手で、彼女の頬をそっと触れる。
    「無理をしないでくれ。きっとよくなるから」
     彼女は軽く瞬き、肯定も否定もしなかった。きっと自分も若くして亡くなったパプニカの女王と同じだから。女王の隣に在った強い魂と力。その魂と力に少しずつ灼かれ、そして。
    「私はずっと幸せでした」
     壮年の大魔道士は首をゆるく振る。彼も気づいているのだ。己の存在が彼女を灼いていることに。離れてしまえばよかったのかもしれない。けれど彼女が望むから傍にいることにした。彼女の望みを叶えてあげたかった。いつでも自分を快く送り出してくれた彼女の望みを。強く在ろうとする時も、弱い本音が出てしまう時も、ずっと彼女はただ傍にいてくれたから。
     だから後悔も自責もない。それらを覚えれば彼女の望みを否定することになる。
     ただ、哀しい。

     大きな羽ばたきが聞こえたような気がした。竜がまもなく訪れる。己と同じ強さの魂を持つ存在を迎えにやってくる。彼が独りになるのを竜は遠くでただ待っていた。竜が独りになってからずっと。いや、違う場所で歩むことを選んでから?


    「もう少し、もう少しだけ」
     彼は祈るように繰り返す。心の底から彼女の生を祈ってくれている。けれど彼女には見えている。心の底にある彼の魂が。
     彼はきっとまた駆け出すだろう。休息を終えた勇気に満ちた彼の魂が、純粋で無垢な魂に呼応して強く輝いている。きっと彼は永い時をあの竜と駆けることになる。それは彼が昔とりこんだ竜の血のせいか、彼の強くなってしまった魂の力のせいかはわからないけども。
     いずれにせよ彼女には喜ばしい。彼女はまた、彼を送り出すことができるのだ。
    「えぇ、もう少しですわ」
     彼女が嬉しそうに零すと、彼は彼女を抱きしめた。彼の強い魂の輝きが彼女の命を包みこむ。そして彼女の魂がまたほんの少し灼かれていく。
     彼は静かに涙を流しつづける。竜のいななきが空に長く響いていた。
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    たらpoipiku

    MOURNINGたまきず時空にて、最終決戦の深層神殿へ行く前夜の会話だけ。
    マトリフ師匠とアバン先生とクロコダインを呑ませたいなと思ってたら、ホントに中身のない会話をしはじめて、まとまらず。呑んだくれているのでテンポもあがらず。
    これ以上、どこにも話が行きそうにないので、とりあえずアップしてみました。

    本当は、師匠が寿命で亡くなってもミラドで逢えるかもって話もしようかと思いましたがそぐわない気がしたのでカット。
    絆の旅路-捏造7章5.6話の別の部屋 呑んだくれな大人たち-マトリフとアバンが割り当てられた部屋にて。
    外で寝るなら床で寝てもいいだろうと誘われたクロコダインがかなりの酒瓶を消費している。



    マトリフ
    「ってぇことは、おめぇが凍ったハドラーをかっぱらった張本人か!」

    アバン
    「マトリフ。『かっぱらった』は無いでしょう。当時のクロコダインの立場からすれば『頼まれて、取り返した』ですよ」

    マトリフ
    「うちの弟子が地面を火炎呪文で掘ったことがある。それはおめぇさんに倣ったってハナシだが。それの大元があの時のハドラー強奪たぁね」

    アバン
    「どこで縁が繋がるかわかりませんね」

    マトリフ
    「オレが使うには気持ちのわりぃ言葉だが、これもピラの言葉を借りると絆が繋がったってやつかね」

    クロコダイン
    2122

    たらpoipiku

    DOODLE絆の旅路7章のネタバレあり。
    ダバの里の後、深層神殿まで。
    ポップとレオナと少しダイ。

    ダバの正体を知った後にこんな会話をしてたら楽しいかもな、という想像です。
    レオナも呼ばれるかもしれないねっていう会話をしています。


    実際のシナリオと整合性がとれてない可能性大ですし何でも許せる人向け。
    絆の旅路-捏造7章5.1話 魔法使いと賢者の密約-レオナ
    「わかったから、単独行動しないから。最低でも誰かと2人、基本は3人でしょ。ゴメちゃんとメルルと一緒にいるようにするわ。あたしに何かあったらゴメちゃんについててもらって、メルルがダイ君たちに連絡をいれるようにするから」

    ダイ
    「ほんとうにわかってる?」


    レオナ
    「わかってるから!出発までの間、バランに稽古をつけてもらうんでしょ。行ってらっしゃい」

    ダイ
    「うん、行ってくる」

    レオナ

    「……」

    ダイ
    「ほんとうに大丈夫かなぁ」

    レオナ
    「いいから!はやく行きなさい!」

    ダイ
    「行ってきまぁす!!」




    ポップ
    「どうしたんだよ」

    レオナ
    「あたしがポップ君のようにゼバロに呼ばれるんじゃないかって心配みたい」

    ポップ
    「魔法使いのおれが元勇者のゼバロに呼ばれたってこたぁ、賢者の姫さんも呼ばれるかもしんねぇもんな」
    1425

    たらpoipiku

    DOODLE魂の絆のラストのネタバレありまくり。

    最終決戦の深層神殿へ行く前夜。
    それぞれがこんな会話をしてたかもな、という想像です。
    まずはダイとポップとレオナ。

    もどった場合の記憶の有無は完全に想像です。ただ、正式な手続きで呼び出されたわけじゃない(世界の秩序を保つロウィに呼び出されていない)キルは記憶を保持し続ける気がします。

    実際のシナリオと整合性がとれてない可能性大ですし何でも許せる人向け
    絆の旅路-捏造7章5.5話 深層地下神殿近くの街の宿屋にて-決戦前夜レオナ
    「あ、ダイ君、丁度いいところに。今晩の部屋割りなんだけど」

    ポップ
    「今晩の?いつものでいいじゃねぇか」


    【いつもの部屋割り】
    ・ダイ、ポップ、ゴメ
    ・マァム、レオナ、メルル、ピラ
    ・アバン、マトリフ
    ・きずゆう、ノヴァ
    ・ヒュンケル、ラーハルト
    ・バラン


     補足/野宿
    ・ベッドにおさまらないクロコダイン(ときどきノヴァときずゆう)
    ・ハドラー、フレイザード、ヒム


    レオナ
    「ポップ君、明日は深層地下神殿へ行くでしょ。そしてゼバロを倒したら元の世界にそのまま戻るかもしれないわ」

    ポップ
    「ピラの言うまんまなら、おれとダイはロモスに向かう船の上へ戻るんだっけか。ってこたあ、それぞれ最初に呼び出された時間にってことだな」
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    たらpoipiku

    DOODLE姫とポップの会話「破邪の秘法を手に入れたいのよ!」のおまけhttps://poipiku.com/3116479/8484548.html

    上を出力したら、今度は脳内でポップと師匠が会話しだしたので出力しました。
    破邪の秘法を手に入れたいのよ!の後のポップとマトリフ「てことで師匠、姫さんたちも一緒に行くことになったんだ。ちょっとでも洞窟の攻略のリスクを下げてえから。師匠んとこになんか資料あったら貸してくんね?ってなんだよ、その顔。師匠がこうなるように仕組んでたのかよ」
    「いや、姫から事前の連絡はあったがな。洞窟に向かうのにおめぇを巻き込むから、おめぇが1人で行こうとしたら足止めしてくれってな」
    「姫さん…手回しはええよ」
    「オレとしては姫の同行は賛成だ。でなきゃ、おめぇは1人で洞窟に行くつもりだったろ」
    「だって、あの洞窟の攻略は魔法が使えるヤツらのが有利だろ。パワーやスピード自慢の連中を連れてくよりはおれ1人の方が小回りがきくって思ったんだよ」
    「アバンを動かせねえ前提なら、姫の提案したパーティが最適解だろうが。旅慣れて軽い怪我なら自分で治せるレーダーに、回復呪文が使える近接戦闘職、おめぇより頭がキレておめぇより腕力のある賢者姫。前も洞窟内で女4人でミナカトールでリレミトしたんだろ?今度もなんかあったらそれで緊急退避できらあ」
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