器その敵は強く、部隊は苦戦した。
さんっ
空気が浅く切れるような音がして、目の前に素早い苦無が迫る。
豊前はその動きを何とか察知すると、身をひるがえしてよけるがそれでも的確にとらえられていた敵の一撃は、浅く豊前の頬を薙ぐ。
「っっ。いってぇなぁああーー。」
苛立つような豊前の声に、桑名の声が重なる。
「豊前！後ろ！！」
ごぉぁ！
桑名の声と空気を震わすようなうなり声に、振り向いてみれば、目の前には大太刀の刃が迫る。
仲間の脇差がカバーに入るのも間に合わず、その一撃は豊前へと吸い込まれる。
「ぐぅ！！」
重い一撃に、一瞬にして左手が動かなくなる。口の中いっぱいに血の匂いが広がり、ぐわっと体中の血が沸騰するような高揚感に包まれた。

ミュレポ(腐)4th不動峰公演 8/7昼

クラップユアハンズ(アンコール曲)で乾海が肩を組んだ！
真隣にいて単に肩を組んだ、とかそんなチャチなもんじゃあ断じてないんだよね。時系列で書く。
青学パートのラストで青学が一列に並んで「青学！青学！×3回」する時は並びが決まってて、下手から乾、海堂、荒井で並んでる。海堂はほぼ毎公演両隣と何かしてると思われるけど今回は２回目で乾と目を合わせて、３回目で荒井をちょっと気にしてた。クラップユアハンズの乾は海堂に自分から積極的には絡まないけど、海堂が絡んでくるか確かめるように(水を向けてるのかも)よくチラチラ海堂を見てる(見る時は目線だけじゃなく顔ごと向けて見る。半分くらい不発に終わる)。この時も何回か海堂を見てたけど割と不発だった。