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    いたずら

    tobari_2p

    DONE斑こはゆるワンドロワンライお題『筋トレ』『イタズラ』筋肉シャッフルお疲れさまでした記念(?) 『La Mort』より『舞闘会』のが時系列的には先だったんだよな~っていうのを考えてたら生まれた妄想。初シャッフルで緊張したこはくんが馬場マンションにいる三毛縞になんかしらの助言を求める話。たぶんこの斑こはは成立してる。
    prank communication寒さも本格的になって久しい真冬の夜長。
    都内某所に建つマンションの一室。
    暖房の効いた暖かい部屋の中でソファに凭れながら、桜河こはくは台本を読み耽っていた。
    読んでいるのはつい先日、結成が決まったばかりのシャッフルユニット『La Mort』が出演する映画の台本だ。
    こはくはその選抜オーディションに見事受かり、初めて従来のユニットとは異なるメンバーでシャッフルユニットを組むことになった。
    一通り台本に目を通し終わると、こはくは心の裡で小さく呟いた。
    ──アイドルの仕事っちいうんは、ほんま、いろんな種類があるんやなあ。
    これまでこはくが主に受けてきた仕事はライブや歌番組で歌って踊ったり、バラエティ番組で仲間たちと和気藹々と喋って場を沸かせるといったものばかりで、演技についてはまったくの未経験、ド素人だった。
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    TRAININGお題 15時【お菓子・どこからともなく・油断】
    インド系の入国者の事件を解決した行動課。関係者からもらった紅茶で一息つこうと言う花城から隠れていちゃいちゃする狡宜のお話。実在の団体名が登場しますがフィクションです。狡噛さんがいたずらっ子な感じです。
    15時、チャイの下で「こんな時間だし、そろそろ休憩にしましょうか」
     そう花城が言ったのは、行動課のオフィスにかかった時計の針が十五時をさした時のことだった。
     ここにおいて、こういった休憩は珍しくない。というのも、俺たちはあくまでも実働部隊だったので、事件が起こらない日はくだらないデスクワークにかかりきりになるだけで、はっきり言って暇だったからだ。他の課と折衝をする課長の花城だけがその例外だったが、彼女が休憩したいというのだからここは従っておくのが賢明だろう。
     須郷が立ち、無言でコーヒーサーバーに向かう。しかし花城は彼がカップを手に取ったところで止めて、「今日は紅茶にしない?」と言った。
    「紅茶、ですか?」
     須郷が言う。誰が決めたわけでもないが、このオフィスには泥水のようなどす黒くまずいコーヒーを飲むという習慣があった。そう、誰が決めたわけでもないのに、俺がここに来た時には既にそうなっていたのだ。もしかしたら外務省全ての課がそうなのかもしれない。とはいっても、食堂のコーヒーはもう少しましな味だったのだけれど。
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